マイホーム、さらには毎ガレージを持った際の楽しみの一つはD.I.Yではないでしょうか
もともとメーカーの使用にないものを、自分の生活に合わせて取り付けたり、改変したるすることで自分仕様のオリジナルに変更していけます
そして、より住みやすくなった自宅をほめてもらうのがD.I.Yの醍醐味ではないでしょうか
僕も学生時代に車のD.I.Yにはまりました
これはあくまでも高額な整備費用を払えなかったために始めたのですが、徐々にハマっていき、たくさんの工具を揃えるに至りました
今ではクルマに関してはエンジンやミッションを下すようなこと以外はほぼできるようになっており、その経験を活かして家のDIYも行っています
今回はガレージにDIYでスピーカーを取り付けました
これだけでは大したことはないのですが、配線を隠すために少し工夫をしたので記事にしたいと思います
そもそも、ガレージにコンポって必要?
これはいろいろと意見のある事かと思いますが、僕はあったほうがいいと思います
ちょっとした整備や洗車の際だけでなく、ガレージでBBQをしたりまったりするときにも音楽があるとテンションが上がります!
どんなスピーカーがいいの?
ガレージはいわゆる外の空間と同じなので、できれば屋外対応のスピーカーがいいかと思いますが、お高いです
少し安くしようと思うと、車用のスピーカーをボードに固定するのがいいかと思います
ここにスピーカーボックスを付けようと思うと、これもまた一苦労です
そこで、僕は一般的な室内用のスピーカーを選択しました
ONKYOのX-U6というものです
書斎にも使用しているもので、bluetooth、USB、CD、AUX、ラジオに対応しており、必要十分は機能がそろっています
音質も個人的にはバスがそこそこ効いていて好みです
そして、何よりお安いです‼
寿命に心配はありますが、ひとまずスピーカーをということで取り付けました
用意するもの
今回は配線延長を行い、スピーカーは壁付けにする予定としました
①ONKYO X-U6
これは本体ですので必須です
②スピーカー用ケーブル
車のスピーカー配線用のものです
家電量販店などでは長さごとの切り売りでややハードル高めですが、これは長さがちょうどよいのと、カー用品店やホームセンターで手軽に買えるので重宝しています
性能も問題ありません(というよりは、ケーブル抵抗での音質低下を聞き分けられるほどの耳ではありません)
③L字アングル
ホームセンターで売っている一般的なものです
サイズにもよりますが、1本200円から400円程度です
取り付けようのネジまで付属しているのがありがたいです
今回はスピーカー固定用と、本体を置くための棚固定用に計6本購入しました
④棚板
これもホームセンターで売っているものです
アイリスオーヤマのカラーボードです
厚さ、サイズ、色のバリエーションがあり、DIYの強い味方です
⑤塩ビ管(13mm*2m 2本、20mm:1m 1本、13mmLアダプター 1個)、固定用サドルバンド、ネジ
ホームセンターで売っている水道用の塩ビ管です
1本数百円です
細工をしてコードーカバーとして取り付けるので、黒にしました
ガス管(金属製)は1本1500円は下らないので、なかなか手は出せませんが、これならお手軽です
⑥アイアンペイント、刷毛
塩ビ管の塗装用です
これは近くのホームセンターにはなかったので、ネット注文しました
1管1000円ほどです
色も何色かありますが、ブラックとシルバーにしました
水性塗料と書かれていますが、乾くと耐水性を持つようです
ラメが入っており、キラキラ光って金属のような光沢を生んでくれます
試しにいくつかの素材に塗ってみました
感じとしては、車の補修用のカラーペイントのような色合いで、表面がざらざらしたバージョンと思っていただければと思います
⑦工具(電工ペンチ、塩ビ管用ノコ、電動ドリル、紐)
これだけあれば十分です
電工ペンチはなかなか持っていない人も多いかと思いますが、コードの被覆を剥くだけなので、その機能付きのニッパーでも大丈夫です
電動ドリルは2000円程度のもので十分です
DIYで取り付けよう!
①
まずはスピーカーの加工からです
今回はスピーカーを直接壁付けにするので、スピーカーにL字アングルを取り付けます
スピーカーケーブルを逃がせるように、壁からスピーカー背面までに1cm程度隙間が空くように気を付けて取り付けます
ちょっと怖いですが、遠慮なく直接ネジ打ちしました
②
続いてスピーカーの固定です
今回は音の広がりを意識して天井近くに固定することにしました
脚立に乗って、落ちないように、落とさないように注意しながらネジ打ちしていきます
下穴を2か所(左右の脚のスピーカーに近い部分)開けて、先に2か所で固定しておきます
壁にさえくっついてしまえば、あとは落ち着いて残り4か所に下穴をあけてネジ打ちして完了です
ちなみに、固定してしまうとスピーカーは外せないので、スピーカーケーブルは先に取り付けておきましょう!
③
本体用の棚の固定です
さすがに本体には直接ネジ打ちはできないので棚を付けます
スピーカー同様、棚板にL字アングルを固定して壁に取り付けていきます
④
ここまで来たらすべてが正常に動くかどうか仮配線してみます
コード類はだらんとしてかっこ悪いですが、音は最高でした!
ここからはどこまでこだわるかの問題かと思います
一番簡単にするなら市販のコードクリップできれいに誘導するかコードカバーに通すかです
今回はもうひと手間かけてみることにしました
⑤
今回は塩ビ管をアイアンペイントで塗ってガス管風にしたうえで、コードを隠していこうと思います
まずは塩ビ管の表面を鑢で削って色の乗りをよくしておきます
そこにアイアンペイントを乗せていきます
今回はブラックとシルバーを適当な配分(一応ブラック多め)で混ぜて使いました
塗り方は説明書通り、ポンポンと置くように塗っていった方がきれいに仕上がります
後は1時間乾かして完了です
見ての通り、ただの塩ビ管がまるで金属管のような質感に大変化しました‼
⑥
サドルバンドを使って塩ビ管を壁に固定をします
固定すると壁にピタッとくっついてしまうので、先にL字コネクターなどをつないで形にしておく必要があります
ここで、最後にスピーカーケーブルを通すために中にひもを通しておくのがポイントです
長いパイプには紐の先にナットなどの重りを付けると簡単に通せます!
壁に固定した後にその紐にスピーカーケーブルを貼り付けて、パイプの中を通していきます
これを各スピーカーごとに行い、最後に本体まで誘導したら完成です
最終的にこのような感じに仕上がりました
コンクリート柄の壁紙によく合っています♪
スピーカー取付だけでなく、コードもひと手間かけて配線することで、よりこだわりのある雰囲気を作ることができました‼
まとめ
いろんなサイトで、塩ビ管のアイアンペイントが載っており、前から気になっていました
結構ハードルが高いのかと思っていましたが、やってみると意外と簡単でした!
コツとしては
- 厚塗りをしすぎないこと
- 横塗りして半乾きの状態で乗せるようにポンポンと塗っていくこと
- しっかり乾かすこと
かと思います!
乾燥時間は2時間ほど置いたので、全体で4時間ほどの作業時間でした
DIYを考えている方は、ぜひtryしてみてください‼