ガレージハウスで愛車と気ままな日々‼️ 目指せSETAGAYA base🚘的生活‼️

34歳の一般人です。クルマが好きすぎてガレージハウスを建てました。ローン地獄ですが頑張って返済中です。。。建設までの経緯やその後、愛車について少しずつ書いていきたいと思います。

マイホーム契約に向けての準備 窓で外観をデザインする!編

今回も窓についてです

窓といっても外観としての窓についてまとめてみます

 

窓を選択するときの視点

皆さんは窓を選択するときにどのような視点で考えるでしょうか?

多くの場合は家の中からの視点で考えるのではないかと思います

つまり、採光性であったり解放感であったり、通気性であったり。

もう一歩進んで考えている方などは、家具の配置などもイメージしつつ窓のサイズや開く方向、高さなどを決めていくと思います

もちろんこれは大事なことで、特に家具までイメージできていると、入居後の後悔が少なくなると思います

 

外観から見た窓って?

外から窓を見る時の視点

窓を選択、設計していく中で見落とされがちなのが外からの見た目です

つまり、外観から見た窓です

これはなかなか気が回りにくいポイントで、実際に自分の家を建ててから周りの家を見ると、すごく整っていてかっこいい家もあれば、そんなことお構いなしに建てたんだろうなという家もあってちょっと面白いです

家の外観は外壁と窓、屋根がメインです

構成するパーツが少なければ少ないほど、そのバランスは難しくなってきます

余白はモノを言うと修二の世界ではよく言われ、半紙に4文字書く方が、"十"の一文字をバランスよく書くよりも簡単なのはこのためです

家の外観も、外壁に窓をバランスよく配置できればかっこよくなります

一方で、外壁が必要以上にカラフル過ぎたり、窓や屋根がごちゃごちゃとしているのもうるさく感じてしまいます

つまり、あれもこれもとごちゃごちゃするのもかっこ悪いですし、極端に窓がないのもまた間抜けな感じがしてしまいます

外観から窓をデザインするということ

我が家の事例です

f:id:omsin:20190822180117j:plain
f:id:omsin:20190822180114j:plain
f:id:omsin:20190822180110j:plain
f:id:omsin:20190822180106j:plain

この4枚の写真で違っているのは2階手前の白壁の部屋の窓の種類と配置です

左から大きなFIX窓、センターに引き違い窓、角寄りにアシンメトリーな引き窓、スリット窓

となっています

この4枚を比べるだけでもわかるように、窓1つでこんなにも建物の印象が変わってきます

我が家が採用したのは3番目の角寄りのアシンメトリーな引き窓です

理由としては

①隣の黒壁部分の3連窓とサイズ、ラインを合わせられること

②建物自体がツートンなので、その全体のイメージと合わせられること

③サイドに寄せることで、玄関アプローチとの縦のラインも合わせることができること

です

非常にセンスもよく、経験豊富な設計士に当たったことで、このような小さな部分にも目を向けることができました

センター寄せか再度寄せかは好みのわかれるところかと思いますが、我が家はラインを揃えるということを重要視しました

その結果、少し遊び心が出た気もします

外観からの窓を意識した配置

外観を意識して窓を配置しようと考えたときに注意すべき点は以下の点だと思います

①サイズを合わせる

サイズを合わせるのは簡単そうで意外と大変です

部屋によって腰窓がいい部屋と掃き出し窓がいい部屋が必ずあるからです

とはいえ、大小さまざまな窓が散在するのは非常にうるさく感じてしまうので、同じ種類の窓はサイズを合わせるように意識した方がいいと思います

縦スリット窓の横に横長の窓が来るとバランスが悪く見えたりします

それぞれの面ごとに意識して窓のサイズを決めると、自然と家の採光面と通気面も分かれてくるので、それに合わせた家具配置や部屋配置も検討してください

②縦、横のラインを合わせる

これは外壁をすっきり見せるために必要です

とはいえ、部屋ごとに備え付け建具や置きたい家具の高さがあるので、完全にそろえることは難しくなります

そんな時は縦、横のラインを意識してください

並んでいても高さが異なる窓の場合は、上縁を合わせてサイズを変えるよりも、サイズを合わせて隣同士の上縁と下縁を合わせた方がすっきりします

縦並びなら左右の縁のラインを合わせた方が、センターを合わせるよりもすっきりします

③ごちゃごちゃ数が増えすぎるなら大きな窓に統一を

これはある意味好みの問題もありますが、あまりにも細かい窓だらけなのはちょっとうるさい感じがしてしまいます

そんな時は大きめの窓1つに集約した方がすっきりしますしバランスもとりやすくなります

④窓の種類も要注意!

これは意外と盲点です

住んでみて気づく部分もあります

窓の開きかた(引き違い、横開き、縦開き、FIX)によって、窓枠が全く異なります

そのため、サイズを合わせたはずなのに、窓が大きく見えたり小さく見えたりしてしまいます

また、サッシの色も関係してきます

外壁材とサッシの色が完全に一致することはないので、その色の差が窓のサイズ感に影響を与えます

最後に、窓自体の種類です

透明なガラスなのか曇りガラスなのか、ワイヤー入りなのか、網戸がついているのかということです

これだけでも窓の印象は大きく変わります

僕の感じでは、曇りガラスや網戸など、色がつくものは目立つので大きく見えがちです

また、透明ガラスは部屋の中が丸見えになるので、取り付ける場所に注意が必要です

我が家の立面図

f:id:omsin:20190822180122j:plain

これが最終版の一つ前の版です(最終版はデータがありませんでした😢)

基本的に窓は上縁合わせにしています

窓が多すぎず、少なすぎずとなるように設計士が窓のサイズや配置を調整してくれました

法律上、居住空間には最低1つ以上は窓を付けなければならないので、部屋数が増えるほど窓は多くなってしまいますので、その辺は内装図面との調整も必要です

まとめ

窓の配置について、外観からの視点での注意点をまとめてみました

窓に関しての打ち合わせは、設計の最後の方にやってきます

そろそろ工事が始まりそうなタイミングでソワソワしていたり、土地契約を済ませて気分がウキウキしていたりすると疎かになりがちです

完成後にこんなはずじゃなかったと後悔しないためにも、常に見える外観部分からの視点でしっかりと計画していってください