今回は季節柄冬タイヤの記事です
家は全く関係ありません(笑
そして、今回のレビューは使っている車種が異なることと、あくまでも主観であることを理解して読んでください
- はじめに
- MICHELIN X-ice
- BRIDGESTONE ブリザックREVO Gz
- YOKOHAMA iceGuade 3
- DUNLOP WINTTER MAX
- NANGKANG SONER PF-2
- まとめ
はじめに
さて、僕はこれまでにも何度か書いてきているようにクルマ好きです
走ることもいじることも好きです
そんな僕がこれまで愛車にしてきたのはマーチ、ステージア、フェアレディZ、デュアリスです
詳細はこの記事になります
それぞれで夏タイヤも冬タイヤもいろいろなものを試して、現在に至ります
そこで、使った車種は異なりますが、実際に運転してみて感じたそれぞれの特性をまとめてみたいと思います
ちなみに、購入はここからできます
近くのスタンドが提携施設であれば、そこで交換してくれるので、重たいタイヤを積んでいかなくても済みます
僕も現在の夏タイヤを購入した際に初めて利用しましたが、便利でした
MICHELIN X-ice
さて、いきなり本命のお出ましです
これは北陸でいろいろな冬タイヤを試してたどり着いた僕なりの答えです!
恐らく、北陸で使うならこれが一番だと思います
今の愛車のフェアレディZとミニクロスオーバーで使っています
簡単に性能を評価してみます
★3個で日常使いに全く問題がないと考えてください
5個なら文句なしというか、限界性能まで使いきれません‼️
2個なら普段使いで不安あり、1個ならちょっと怖くて使えません
乾いた路面 (VS 夏タイヤ)
加速 ★★★★☆
ブレーキ ★★★★☆
旋回 ★★★★☆
ぬれた路面 (VS 夏タイヤ)
加速 ★★★☆☆
ブレーキ ★★★★☆
旋回 ★★★★☆
雪の積もった路面
加速 ★★★☆☆
ブレーキ ★★★★☆
旋回 ★★★★☆
凍った路面
加速 ★★★☆☆
ブレーキ ★★★☆☆
旋回 ★★★☆☆
こんな感じです
あくまでも主観ですが、非常にバランスがとれているため扱いやすいのと、“北陸で”と推している理由は、雪の積もっていない乾いた路面や雨でぬれただけの路面でも、夏タイヤとあまり遜色なく使えるのです
スタッドレスタイヤ特有のフニャフニャした感じがなく、高速も安心して走れます
その分、後述の国産タイヤと比較して雪道や凍った路面でのグリップはやや劣ります
とはいえ、普通に使っていて問題があるレベルではありません
スポーツカーとSUVに使っていますが、どちらでも問題なく使えています
BRIDGESTONE ブリザックREVO Gz
これはマーチ、ステージアで履いていたタイヤになります
言わずと知れた国産メーカーの冬タイヤです
性能はこんな感じでした
乾いた路面 (VS 夏タイヤ)
加速 ★★★☆☆
ブレーキ ★★★☆☆
旋回 ★★★☆☆
ぬれた路面 (VS 夏タイヤ)
加速 ★★★☆☆
ブレーキ ★★★☆☆
旋回 ★★★☆☆
雪の積もった路面
加速 ★★★★★
ブレーキ ★★★★★
旋回 ★★★★★
凍った路面
加速 ★★★☆☆
ブレーキ ★★★☆☆
旋回 ★★★☆☆
ブリザックの特徴は何といっても白く雪の積もった路面での強さです
路面に雪があれば抜群の安定性と安心感です
一方、凍った路面にはやや弱く、路肩のブラックバーンなどを踏むと空転することがあります
雪道での性能が高い分コンパウンドが柔らかく、乾いた路面やぬれただけの路面ではそのフニャフニャした感じが目立ってしまいます
高速は少しペースダウンして走ったほうが安心という感じです
これは好みがあるとは思いますが、冬場は雪の積もっていることの多い地域におススメかと思います
YOKOHAMA iceGuade 3
これはマーチで履いていました
こちらも国産メーカーの主力ブランドです
性能はこんな感じでした
乾いた路面 (VS 夏タイヤ)
加速 ★★★☆☆
ブレーキ ★★★☆☆
旋回 ★★★☆☆
ぬれた路面 (VS 夏タイヤ)
加速 ★★★☆☆
ブレーキ ★★★★☆
旋回 ★★★☆☆
雪の積もった路面
加速 ★★★☆☆
ブレーキ ★★★★☆
旋回 ★★★☆☆
凍った路面
加速 ★★★★★
ブレーキ ★★★★★
旋回 ★★★★★
アイスガードの特徴はその名の通り、アイスバーンでの圧倒的な性能です
正直、ブリザックやX-iceとは異次元です
凍っていてもものともしない加速、制動性能です
しっかりブレーキが効くのでターンインも早くなり、旋回性能も保たれます
一方、雪が積もった白い路面では、タイヤの細かい溝に雪がはまってしまいグリップが落ちることがあります
ここはブリザックやX-iceに及ばないポイントです
とはいえ、制動性能は十分にあるので扱いやすいタイヤではあります
こちらも国産タイヤ故、フニャフニャした感じは強めです
夜間など、凍った路面を走る機会の多い方にはおススメです
DUNLOP WINTTER MAX
こちらはマーチで履きました
これまで紹介してきた3種に比べると、価格帯が少し下がるので、買いやすい商品です
性能はこんな感じでした
乾いた路面 (VS 夏タイヤ)
加速 ★★★☆☆
ブレーキ ★★★★☆
旋回 ★★★★☆
ぬれた路面 (VS 夏タイヤ)
加速 ★★★☆☆
ブレーキ ★★★☆☆
旋回 ★★★★☆
雪の積もった路面
加速 ★★★☆☆
ブレーキ ★★★☆☆
旋回 ★★★★☆
凍った路面
加速 ★★★☆☆
ブレーキ ★★★☆☆
旋回 ★★★★☆
このタイヤの一番のポイントはトレッドブロックのサイドのデザインがほかのタイヤとは全くことなくことです
これにより、横グリップ性能が上がっていますので、slippyな路面でのハンドル操作に対しての反応性が高められています
そのため、多少速度域が高くても旋回性能が保たれています
国産タイヤではありますがコンパウンドがやや硬めなのか、フニャフニャした感じはブリザックやアイスガードほどは気になりません
北陸のようなフルでも半分は乾いた路面の地域で、国産のスタッドレスにこだわりたいという方はダンロップはいい選択肢かもしれません
NANGKANG SONER PF-2
これは本当に金欠だったころにステージアで履きました
いわゆるアジアンタイヤといわれるものです
ナンカンという韓国メーカーの商品ですが、当時の社会情勢も考え、ヨーロッパ輸出仕様のSONERというブランドにしました
見た目は国産の冬タイヤのようですが、トレッドブロック表面の細かい溝が非常に粗いです
また、サイドの形状も夏タイヤのようになだらかで、ひっかきが効きにくくなっています
そして問題の性能はこんな感じでした
乾いた路面 (VS 夏タイヤ)
加速 ★★★★☆
ブレーキ ★★★★☆
旋回 ★★★★☆
ぬれた路面 (VS 夏タイヤ)
加速 ★★★☆☆
ブレーキ ★★★☆☆
旋回 ★★★☆☆
雪の積もった路面
加速 ★★★☆☆
ブレーキ ★★☆☆☆
旋回 ★★☆☆☆
凍った路面
加速 ★★★☆☆
ブレーキ ★★☆☆☆
旋回 ★☆☆☆☆
お値段が国産の1/3未満なのですが、性能もそんなものです
正直、夏タイヤ+αくらいの性能です
もしかしたら、サーキットを走るようなポテンザやアドバンのほうがグリップするんじゃないかと思うくらいです
コンパウンドが硬いので、乾いた路面は夏タイヤと同じように走れます(アジアンタイヤの夏タイヤです)
一方、雪や氷があるとブレーキが効きません
ステージアという巨漢で履いていたこともありますが、30kmくらいで交差点を右折しようとしてもアンダーステア(ハンドルを切っても曲がらない現症)がはっきりと出ます
坂道発進もしっかりスリップしますので、セカンド発進はマストでした💦
気持ちだけの冬タイヤとして使うにはいいかもしれませんが、雪が積もることのある地域で使うにはリスクが高いなと感じました
まとめ
これまでに履いたことのある冬タイヤのレビューをまとめてみました
車種が違ったり、今売っているものと比べると少し古かったりはしますが、メーカーとしての特徴はあまり変わらないのではないかと思っています
最初に書いたように北陸で乗っているということ、以前書いたようにSUPER GT 23号車のファンであることから、若干ミシュランに寄ったレビューになってしまっていますが、ミシュランはいいと思います!(笑
それぞれの地域や運転する環境によってタイヤを選ぶことで、その性能を十二分に発揮できると思いますので、単に店員に薦められて買うだけでなく少し調べて回分けてみるのもいいのではないでしょうか
その中で、インターネットで購入して近くのスタンドで取り付けてもらえるTIREHOODのサービスは、お得にタイヤが買えて、手軽に履き替えられるのでおススメです
また時期が来れば、今度は夏タイヤについてもレビューしたいと思います