今回は室内干し用の設備ホスクリンについてです
我が家は室内干しのための設備としてホスクリンを導入しましたが、少し気になる部分があるのでご紹介します
ホスクリンとは
川口技研というメーカーから発売されている室内干し用の物干し金具で、小さなアダプターを天井に設置して、そこに物干し竿を受けるための棒を装着して使えるというものです
使わない時は物干し受けを外しておけばほぼ何もない状態にできるという代物です
受け金具は全5種類の長さがあり、部屋の天井の高さや、使用する状況に合わせて選べます
受け口はわっかになっており、物干し竿が外れにくくなっています
耐荷重は8kgと余裕があり、市販の物干し竿が問題なく使用できます
我が家はサニタリーに2列配しており、雨の多い富山で、室内干しの強い味方です
ホスクリンの気になった点
実際に使い始めて気に合った点がこちらです
ホスクリンは先の写真の通り、1点で物干し受け金具を固定しますので、その可動域はそれなりに大きくなります
また、洗濯物を干す際などに動いても天井に負荷がかからないように、受け金具の上にばねがついています
その結果、このように大きく横に動いてしまうのです
壁から20cmほど離れていますが、簡単に壁まで物干し竿の先端が届いてしまいます
そのため、洗濯物を干す際などに壁にぶつかって傷をつけてしまう恐れがあります
もちろん、洗濯物を干した状態で横風が当たれば横ぬもスイングします
我が家はサニタリーなので、多少傷ついても問題ありませんが、人目につく部屋に設置する際は注意が必要かと思います
サイズ選択について
我が家は天井高のダイワハウスということもあって、最初はロングサイズを選択していました
しかし、実際に届いてみると竿が長すぎてズボンを干すと床についてしまう状態でしたそこで、標準サイズに変更してもらいました!
写真は標準サイズのものになります
サニタリーは床を上げているので、有効高2400mmですが、標準サイズではちょうどいい長さです
取り付けに関して
ホスクリンはホームセンターや楽天でも購入することができます
川口技研 ホスクリーン 標準長さ 【SPC-W】 【2本セット/耐荷重:8kg】 ホワイト 室内用 伸縮式 スポット型 価格:5,400円 |
しかし、天井に固定金具を取り付けなければならないので、天井の補強が必要となる場合があります
後付けする場合はハウスメーカーに確認してください
新築時に導入する場合は配置を指定しておけば必要な補強もしてくれるので安心です
実際につけて失敗だったか
これに関してはNo!です
気になる点を書いてみましたが、それを上回る利点があります
まず何よりも、他の室内干し用金具に比べ安いです
そして、取り外しができるので、使わない時は部屋をすっきりさせることができます
市販の物干し竿が使えるので、汎用性があり、どんなサイズの部屋にも取り入れられるほか、洗濯物の量に応じて調整できます
※対抗馬として比較されることの多い干し姫は、もともと竿も一体型なので汎用性はやや劣ります
まとめ
据え付け型の室内干し受け金具のホスクリンについてまとめてみました
多少気になる点はあるものの、設置場所に注意すれば非常に使い勝手のいい商品です
新築やリフォームで検討中の方はぜひ取り入れてみてください