6ヶ月点検もひと段落したところで、工事期間中に注意しておけばよかったところを振り返ってみたいと思います
実際に住み始めてから後悔した部分も含めてのポイントです
6ヶ月点検に関してはこの記事にまとめてあります
さて、こういったことを踏まえて、工事中に注意すべきポイント9選です
①コンセントの位置
これは工事期間中ならいくらでも変更できますし、追加もできます(ちゅいかの場合は追加料金が発生します)
これまで2次元の平面図だけで話をしてきたところが、3次元になるので、実際の位置や高さを確かめて調整した方がいいと思います
このように、コンセントを追加した方がいい部分や、無くてもいい部分など、図面上ではなかなか考えにくい部分があるので、工事期間中に再調整しましょう
壁掛けテレビを検討している方は、必ず調整した方がいいと思います
壁掛け固定具やテレビのサイズ、視聴方法によって高さの調整が必要です
ちなみに我が家は、遠隔地建設でこの辺の調整がうまくできなかったので、見事に失敗しました
壁掛けを予定している場合は早めに壁掛け金具とテレビのサイズを決めて、工事期間中に高さの調整をすることをおススメします
壁掛け金具によってコンセントの位置が変わるので、その辺も要チェックです
②電気の位置
これは新居で使用する家具との位置関係、サイズの調整が必要です
我が家のダイニングは吊るしライト2灯なのですが、ダイニングテーブルとの位置関係がずれてしまいました
図面上で話を進めている際にはダイニングテーブルのサイズや配置などはまだ決定しておらず、一般的なサイズや配置で電気の位置が決まります
その後使う家具が決定すると多少なりともズレが生じます
その辺の微調整を工事現場でしてもらった方がいいです
これ以外にも、図面上では明るさやテラス範囲に問題はなくても、実際に建ち上がってみると使いにくい部分も出てきます
その辺を実際に中に入って調整してもらってください
③スイッチの配置
これもここまでのコンセントやライトと同じですが、実際に建ち上がって生活動線を歩いてみてスイッチの位置を再調整した方がいいです
図面上では問題がなくても、実際にいろいろと工事が進んでいくと気が付く部分がたくさんあります
我が家はこのようにコンロのすぐわきにキッチンライトのスイッチが来てしまいました
図面では全く気が付かない部分で、完成してから気が付きました😢
もちろん、油が飛んでしまうので、掃除をこまめにしないといけません。。。
この辺も、工事中に気が付けば修正してもらえます
④飾り壁、据え壁の調整
これは家の中のデザインのために、耐震に影響しない壁です
部屋の中を緩く仕切ったり、本棚などを設置するために設置されますが、図面上ではそこまで邪魔にならなかったはずなのに、実際の家で見るとなかなかの存在感だったり、予定していたもの(洗濯機や冷蔵庫)などがサイズ足らずで入らなかったりしてしまいます
これも実際に使う家電などのサイズと実際の有効間口を確認しましょう
入らなそうなら調整してもらわないと、せっかくの家電が使えなくなってしまいます
⑤棚の高さの調整
本棚やクローゼットなどの棚についての調整です
可動棚であれば問題はないのですが、多くの場合、一番上の棚を固定にしたり、ハンガーパイプを固定にしたりなどがあるかと思います
天井高2400mmであれば一般的な高さなのでイメージしやすいのですが、ダイワハウスはじめ、天井高の家の場合、どんなに打ち合わせ中にイメージしていても思いの外高くなってしまったり、気にしすぎて低くなりすぎてしまったりします
高すぎればうまく活用できませんし、低すぎれば空間の無駄になってしまいます
最終固定されてクロスが貼られる前であれば、高さの調整は可能です
それぞれの身長によっても使い勝手が大きく変化する部分ですので、工事期間中に調整してもらった方がいいと思います
⑥エアコンの位置、配管の調整
これも図面ではわからない部分です
図面上では配管可能であったり、設置可能と思われていた部分でも、実際に工事をする業者が見ると困難と言われることがあります
どうしても、設計士は電気関連の工事に精通しているわけではないので仕方のないことです
我が家の場合は、主寝室のエアコンが配管困難と言われ、裏の階段側にこのような配管を隠すためのboxが設置されることになりました
さらに、隠蔽配管となったため追加工事と追加費用も必要となりました
この辺は工事期間中に確認しつつ調整が必要です
⑦基礎のひび等
これは多くのサイトで指摘されている部分です
基礎工事のクオリティーが後の家の耐久性に直接影響します
とはいえ、基礎工事は工事期間の始めの方ですし、基礎の囲いを外した後は化粧ブロックで隠されてしまいます
工事期間中も現場に足を運び、基礎の日々を確認した方がいいようです
遠隔地建設などでなかなか行けない場合には、上棟式の時に内側から基礎を確認できます
そのタイミングでしっかりと見える範囲だけでもチェックしておいた方がいいです
気になる部分は指摘して修正してもらいましょう
⓼外構動線の確認
これは家が完成した後の外構工事の際のチェック項目です
図面上では問題なくても、実際に運転してみると見切りが悪かったり、切り返しができなかったりと問題が出てきます
クルマのサイズやカスタムによって回転半径が違ったり、見える範囲が違ったりするため、予定外に車が動かせなくなったりします
できることなら地鎮祭などの時に、地縄の状態で一回車を入れてみて確認できるのがベストですが、それだけではわからない部分は外構工事期間中に確認しましょう
外門と駐車スペースとの関係や、駐車場と前の道路との関係は必ず確認した方がいいです
交通量が多いなら、少しセットバックすることも検討した方が生活しやすくなることもあります
塀を建ててしまってからでは修正できないので、こまめに通って調整してください
⑨外構素材の確認
この記事で紹介しているように、地面の状態によって雑草問題は変わってきます
また、将来車を止める予定がある場合などは砂利にしていた方が良かったりもします
実際に家が建ってから外構工事は行われますが、図面上ではあまりイメージがつかない部分も、家とのバランスなどで見えてくる部分もあります
砂にする予定を砂利にしたりなど、工事中なら間に合う変更もあります
まとめ
実際に建設して住み始めてからの後悔した部分をもとに、工事期間中にチェックした方がいいポイントをまとめてみました
現在工事中、これから建設予定の方はぜひ参考にして調整してもらってください!