今回は我が家のダイニングと寝室に設置した、高位置の小窓についての記事です
我が家の小窓
我が家にはダイニングと寝室に3連の小窓があります
ダイニングがこちら
ダイニング奥の壁の高い位置に3連窓があります
ハンドル式の上開き式です
寝室がこちら
これもハンドル式の横開きです
これらの窓は外観デザインを優先して取り付けたものでしたが、住み始めてみると意外と使い勝手が良かったのでご紹介します
高い窓の利点
①目隠し効果が高い
自分の目線よりも高い位置にある窓なので、周囲の視線が気になりにくいです
2階の部屋に取り付ければ、隣が3階建て以上の建物でない限り中をのぞかれることは無いですし、1階であったとしても、道路に面している部屋で採用すれば、通行人からの視線を完全にシャットアウトできます
そのため、目隠しのためにカーテンをかけっぱなしにしなくていいので、せっかく付けた窓を有効活用できます
②風の抜けがいい
部屋の高い位置に窓があるので、風の通り道に障害物が少ないのも特徴です
そのため窓を開けれが気持ちの良い風が部屋の奥まで届きます
我が家の3連窓はサイズは小さいですが、キッチンの奥まで風が届きます
③風が直接当たらない
風の通り道が天井付近なので、少し風の強い日に開けたとしても不快な風が直接当たることはありません
そのため、外の天候にあまり影響されずに窓を開放することができます
④排煙効果が高い
キッチンやダイニングなどに取り付けると、煙が外に逃げやすくなります
室内で焼き肉などをする場合でも、窓を開けておけば天井付近にたまった煙を効率よく排煙することができます
⑤外気の影響を受けにくい
窓の面積は小さいのと、窓の位置が高いため、窓の周囲にいても外気の影響を受けにくくなります
外が寒くても暑くても、あまり影響はありません
欠点
①開閉操作が面倒くさい
開閉用のレバーが高い位置にあるため開閉操作はやや面倒です
少しお金をかけて電動開閉にすれば快適設備になります
その辺は使用頻度によって費用対効果が変わってくるところなので、取り付ける部屋などに応じて検討してみてください
②壁面積が増え解放感に欠ける
窓が高所にある分、その下は壁になってしまいます
大きな窓で解放感を!なんてことを求める部分には採用できません
あくまでデザインを重視しつつ窓としての効果も欲しいという場所に採用してください
③西日に注意
窓が高い場所にある分、西日は部屋の奥まで届いてしまいます
テレビを近くに置いたり、出入り口の対面だったりする場合には、カーテンなど遮光の方法をしっかりと検討する必要があります
まとめ
採用してみてデザイン以外に意外と有効であった高所の小窓についてまとめてみました
どんな場所にも使えるわけではないですが、場所を選べばとても有効な窓になります
設計中の方はぜひ取り入れてみてください