先日、我が家の床材については一挙にご紹介しました
そこで、今回はクロスについてもご紹介したいと思います
ただ紹介しても展示場と変わらないので、実際に貼られた状態で、クロスの継ぎ目がどのようになるかも含めて種類別にご紹介します
- 我が家の床材紹介記事
- リリカラ LL5225
- サンゲツ TH9375
- サンゲツ HF1040
- リリカラ LW2411
- サンゲツ FE1650
- サンゲツ FE1322
- サンゲツ FE1503
- サンゲツ TH8687
- サンゲツ RE7946
- リリカラ LW2415
- サンゲツ TH1326
- リリカラ LW2328
- サンゲツ FE1324
- サンゲツ TH1326
- サンゲツ RE7499
- 我が家のクロスでわかったこと
- まとめ
まずその前に。。。
我が家の床材紹介記事
我が家の床材を一気に紹介してみました
実際に貼ってあるものを見ると、展示場やショールームで見るのとは一味違った見え方をします
ダイワハウスの品番とともに紹介しましたので、今後内装の検討をしていく方は参考にしてみてください
ということで、、、
ここからはクロスの紹介です
リリカラ LL5225
コンクリート柄かつ不燃仕様のため、ガレージのクロスとして採用しています
コンクリートの質感のあるやや厚手のクロスで、Pコンの跡がデザインされています
そんなクロスの継ぎ目は写真右のようになります
遠目で見るとPコン跡の形が少し歪になってしまっています
それ以外の部分には長くつながった模様がないので、そこまで継ぎ目は目立ちません
一方、このクロスは角の部分にPコン跡が来てしまうとやや残念になってしまいます
クロスでは角をまたぐのは仕方ないのですが、その部分で図柄が折れてしまうので、コンクリート風であることが仇になってしまいます
サンゲツ TH9375
我が家の1階のほとんどを占めるクロスです
玄関から階段ホールまでの客人の目につくところはすべてこのクロスになっています
また階段からつながって2階の廊下もこのクロスです
石目調で不燃(石膏ボードに施工した場合のみ)と防カビ機能付きです
不規則に模様が入っているため、写真のようにクロスの継ぎ目で柄の連続性をそろえることができません
柄によって若干色の濃さに差が出るので継ぎ目はそれなりに目立ってしまいます
クロスはやや厚めで、爪の跡などはしっかり残ります
サンゲツ HF1040
これは書斎に採用しています
書斎は床材の色も1トーン暗くしてあるので、それに合わせてクロスも1トーン暗くしました
濃いめの色の石目調で、不燃、防カビ機能に加えて、表面強化機能がついています
そのためか、表面はツルツルしていて硬い印象です
こちらは模様1つ1つが大きめですが、ランダムな図柄なので、クロスの継ぎ目で図柄を合わせることはできません
そのため、継ぎ目はそれなりに目立ちます
リリカラ LW2411
これは1階トイレに使用しています
アクセントクロスとして色の濃い2411を、ベースクロスとして色の薄い2410を採用しました
写真は2411です
不燃、防カビ、消臭機能付きです
これは横方向の凹凸と、縦方向の濃淡の模様がついています
色の濃淡としてはクロスの継ぎ目と同じ方向なので目立たないと思ったのですが、サンプル品とは異なり大判で見ると横方向の凹凸の主張が強く、思いのほか継ぎ目が目立ってしまいました
クロス自体は厚手で柔らかいです
サンゲツ FE1650
これは1階の水回りに採用しました
サニタリー、脱衣室で使っています
現在は廃版なのか、メーカーサイトで検索してもヒットしませんでした
防カビ、防臭機能付きです
これまでの石目調のクロスと比較すると、デザインのランダムさが増し、凹凸と濃淡で複雑な陰影が作られているので、継ぎ目もあまり目立ちません
クロスはやや薄めで、硬い印象です
サンゲツ FE1322
これはサニタリーのアクセントクロスとして採用しました
残念ながら現在は廃版のようです
紺色ベースにスヌーピーの柄が散在しています
柄の配置は周期性があるので、上手なクロス屋さんならうまく柄を合わせてくれると思います
我が家も継ぎ目で柄のズレが出ないようにきれいに貼ってくれていました
サンゲツ FE1503
これは1階和室に採用しています
我が家で唯一の和柄のクロスです
縦横の格子柄で、凹凸があり厚みもあります
柄がランダムですが、それぞれが短いので継ぎ目で柄がずれてもあまり目立ちません
そのおかげでクロスの継ぎ目はほぼ目立ちません
塗り壁風ではなく編み壁風の図柄なので、モダンな内装の家の和室には合うと思います
サンゲツ TH8687
これはLDKに採用しています
表面強化、不燃、防カビ機能付きです
モノトーン柄なので、どんな部屋でも合います
柄のパターンとしては引きの写真の通り斜めの格子柄がメインですので、継ぎ目での柄合わせは可能です
我が家でも継ぎ目はほぼわかりません
表面強化なので、やや硬め、薄めのクロスです
ちなみに、サンプルでは格子柄があるなんて気づきませんでした
サンゲツ RE7946
パントリー、リビング収納に採用しています
モダン、モノトーンな内装なので、このカントリー風なクロスは目につくところには採用できませんでした
そのため、収納スペースに採用しています
スヌーピーの絵もかわいいクロスです
縦柄がメインですが、リピート柄なので継ぎ目での柄合わせは可能です
我が家はどこかに継ぎ目があるはずなのですが、一生懸命探しても見つけられませんでした
リリカラ LW2415
2階主寝室のクロスです
塗り壁風のクロスです
サンプル品よりも実際に貼ってみると白い感じでした
柄は本当にランダムです
方向性も全くないので継ぎ目での柄の途切れ感や違和感はほぼありません
そのため、継ぎ目は目立ちません
凹凸があるデザインですが薄めのクロスです
サンゲツ TH1326
主寝室脇のクローゼットに採用しました
残念ながらメーカーサイトではヒットしないので廃版なのでしょうか
これはスヌーピーのシルエットが描かれています
格子模様のリピート柄なので、柄合わせは可能です
継ぎ目は頑張って探しましたが見つかりませんでした
そのくらい継ぎ目が目立ちません
リリカラ LW2328
子供部屋に採用しています
アクセントクロスのベースに合わせてこのクロスにしました
ごくごく一般的なクロスで、小さな格子柄です
どちらかというと横方向の目地が目立つので、継ぎ目で目地が途切れてしまい、その結果継ぎ目が目立ちがちです
サンゲツ FE1324
子供部屋のアクセントクロスです
こちらもメーカーサイトでヒットしませんでした。。。
スヌーピーのコマ漫画のコマ絵がデザインされています
絵柄のパターンは少なく、繰り返し柄なので、柄合わせは可能です
こちらも継ぎ目を探したのですが、全く見つかりませんでした
サンゲツ TH1326
子供部屋のクローゼットに採用しました
これも格子柄ベースでスヌーピーの絵が描かれています
グレーの部分に次ぎ曲げ来るようにデザインされているので、継ぎ目は目立ちにくくなっています
メーカーサイトでヒットしませんでした。。。
サンゲツ RE7499
2階のトイレに採用しました
ブロック柄です
テトリスのように積み上げられたブロックの柄なので、縦横の線が基本です
ただ、長い線がないので継ぎ目も目立ちにくくなっています
やや厚手のクロスです
我が家のクロスでわかったこと
①縦柄なら継ぎ目が目立たないはウソ
内装の打ち合わせでクロスを決めていく際に言われることの多い言葉です
「縦柄のクロスにしておけば継ぎ目は目立たない」
実際に貼られたものを見てみると、縦柄でも継ぎ目は目立ちます
柄のパターンがきちっと決まっていて、クロスの切れ方が中途半端になってしまった際には継ぎ目が目立ってしまいます
②スヌーピー系は継ぎ目が目立たないように工夫されている
我が家のスヌーピー系のクロスを見てみると、どれも継ぎ目が分からないように工夫されていました
実際に5種類のクロスを探しましたが、2種類しか継ぎ目を見つけられませんでした
しかも、その継ぎ目もほぼわからない場所に来るように工夫されていました
子供部屋などのアクセントクロスとしては、継ぎ目も目立たずおススメです
③小さなサンプルではわからない柄が隠れている
LDKに採用したクロスのように、小さなサンプルではほぼ柄がないように見えても、実際に貼られてみると格子方向に模様が浮かび上がってしまうなど、大きく見ないとわからない部分もあります
可能であれば、大判のサンプルを取り寄せてチェックしてみるといいと思います
④ランダムな石目調でも継ぎ目は目立つことがある
石目調のクロスは柄がランダムで継ぎ目が目立ちにくいと思い積極的に採用しました
実際にはランダム柄の方が継ぎ目での柄合わせができずにむしろ継ぎ目が目立つ結果となりました
この辺は壁紙ごとの特性もあるかと思いますが、広範囲に同一のクロスを採用する際は注意した方がいいと思います
⑤最後はクロス職人の腕任せ
いろいろと書いてきましたが、結局は貼り上げる職人の腕に左右される部分が大きいです
上手に継ぎ目のことまで考えて貼ってくれる職人さんに当たれば、どんなクロスでも継ぎ目が目立ちにくくなるようにしてくれると思います
この辺は何度も現場に通って注意していき、気になった部分は再施工してもらうか、仲良くなってしっかり気を使ってもらうかだと思います
出来上がってしまってからだとなかなか張り直しはできないので、工事期間からしっかりチェックして直せる部分は直してもらうのが良いでしょう
まとめ
我が家に採用したクロスを一挙ご紹介してみました
継ぎ目の問題など、いくつか気になる部分が出てきますが、サンプルの時点では気づかない部分です
展示場など、広範囲に貼られているものを見て参考にするようにしてください