先日注文した冬タイヤが無事に届いたので、交換レビューも含めてまとめてみます
今回購入したタイヤ
今回、飛騨への通勤も考慮してタイヤを新調するという選択になりました
僕は基本的にクルマ関連の作業はD.I.Yでするので、タイヤ・ホイールセットを購入して自分で交換します
購入したのはMICHELINのX-ice3+です
商品の詳細や注文についてはこの記事にまとめていますので、参考にしてください
ちなみに、もともと販売店からいただいていた冬タイヤのセットを処分する際に引き取り手が出やすいように今回はホイールもセットで購入しました
MICHELINの冬タイヤを選んだ理由
これはこの記事にもまとめていますが、これまで多くのメーカーの冬タイヤを使ってきましたが、やはりMICHELINのタイヤの性能が自分の使い方にしっくり合ったためです
雪道では十分な性能を保ちつつ、乾燥路面でもあまり違和感なく使えるのが魅力です
以前にMICHELINのサーキットツアーに参加した際に、X-iceのコンパウンドはWECのレインタイヤと同じと聞いたことがあるので、そこも高評価ポイントです
購入から到着まで
今回の注文をレビューすると、11月18日に注文し、19日に車種確認メールがあり、同日に返信しています
11月22日に商品発送の連絡があり、11月23日に到着しました
なんと注文から5日で到着しています
到着した状態がこちら
簡易包装ではありますが、大きな問題はありません
冬タイヤの注文が増えるこの時期にこの速さで商品が届くのはとても助かります
週間予報で雪マークが出てからの準備でもなんとか間に合いそうな感じです
ちなみに、ホイールセットでなければもう少し早いです
配送は佐川急便かクロネコヤマトです(サイトにはそう書いてありますが、ほとんど佐川急便ですので、発送連絡後の受取日時の変更はできません。。。)
商品の確認
今回は少しでも安く抑えるために2017年製造のタイヤにしました(これで1本2500円安くなります)
2年前のものなので、MINIに購入したのと同じものです
保管状態が良好であるため、ひび割れ等は一切ありません
ホイールセットの場合、組付け作業中にホイールに傷がつけられてしまうこともあります(作業する人の技術次第です)
そのような傷も一切ありませんでした!
ということで、安心して注文できるTIREHOOD さんです
タイヤ購入を検討中の方は覗いてみてください
タイヤ交換作業
さてここからはタイヤ交換作業についていくつか注意点・ポイントをまとめていきます
必要な工具
最低限必要な工具はこれらになります
ジャッキ(車載ジャッキでもできます)、クロスレンチ、トルクレンチ
また、冬タイヤから夏タイヤに交換する際は、ブレーキダストなどの鉄粉が融雪剤で錆びついてホイールが固着していることがあるので、ブレーキクリーナーがあると便利です
①広いスペース、硬い地面を選択する
これは当たり前です
タイヤを周囲に並べるスペースが必要になります
また、ジャッキアップすると地面に負荷がかかるので、硬い地面を選択しましょう
土や砂利の上で作業するとジャッキが沈んだり倒れたりして大事故につながります
②ジャッキポイントは正しい場所にかける
クルマにはジャッキをかけていいジャッキポイントが定められています
そこ以外にジャッキをかけると、車重に耐えられずフレームや車体が変形してしまいます
一般的なジャッキは車体脇のこの部分にかけます
大型のガレージジャッキは車体下のエンジンやミッション、デフ下のジャッキポイントにかけることで、2輪をまとめて持ち上げることができます
③ナットを緩めるタイミング
これはクルマの駆動方式ごとに異なります
4WDやFFのように、ギアをPまたは1速に入れ、サイドブレーキをしっかり掛けることで4輪すべてをロックさせられる場合はジャッキアップしてからナットを緩めることができるので楽です
一方、FRのように、前輪にロックをかけることができない場合は、ジャッキアップ前に少し緩めておくと作業が早いです
ここで、完全に緩めてしまうとハブボルトが折れてしまうので、注意が必要です
④タイヤの交換
タイヤを外して新しいタイヤを取り付けます
タイヤによっては回転方向指定があるものもあります
X-iceは回転方向指定があります
サイドウォールにこのようなマークがあるので、この方向にタイヤが回るように取り付ける場所に注意します
⑤ナットの締め込み
ナットの締め付ける順番は対角線です
まずはクロスレンチで締め付けを行い、そのあとトルクレンチで規定トルクまで締め付けましょう
タイヤがロックできるようであればジャッキアップしたままトルクレンチで規定トルクをかけて締め付けます
念のため、おろした後にすべてのナットを規定トルクで増し締めしてください
締め付けが緩いと走行中にタイヤが外れて大事故になってしまいます!
必ずトルクレンチを使ってください
⑥空気圧の調整
これはなかなか自宅ではできません
空気圧は馬鹿にされやすいですが、安全走行や燃費に直結する重要な項目です
近くのガソリンスタンドなどでしっかり調整しましょう
使っていなくてもタイヤの空気は少しずつ減っていきます
低い空気圧で長距離運転や高速域での運転をするとバーストやスピンの原因となります
⑦外したタイヤ、ホイールのケア
意外と忘れがちな項目です
少しでもタイヤのライフを延ばすため、次のシーズンも安全にタイヤを使うために必要な作業です
タイヤの溝には石が挟まっていることが多いです
これをしっかり外しておくことをおススメします
これによりトレッドブロックの欠けを防げます
また、ホイールもブレーキダストで汚れていますので、しっかり洗浄して乾かしておきましょう
これで錆の発生を防げます
交換後の作業
左がMINIの2シーズン使用したタイヤ、右が交換した新品タイヤです
新品のタイヤには表面にコーティング剤が載っており、本来のグリップはすぐには発揮されません
いわゆる"皮むき"という作業が必要です
これは特別な作業ではなく、いきなり雪のある路面を走るのではなく、しばらく舗装路を走ってコーティングを落とすことです
1給油間ぐらい走れば十分です
新品のスタッドレスタイヤを導入する際には雪の降りそうな時期の少し前にタイヤを準備して下さなければならないことを心がけてください
ガレージジャッキの比較
ここからは趣味の領域です
我が家には現在2台のガレージジャッキがあります
今年コストコで大型のガレージジャッキを購入したためです
1台は以前から使っている2.25t用のジャッキです
小型で手で持ち運びが可能です
フロアジャッキと呼ばれることが多いです
これはサイドのジャッキポイントにかけて車体を持ち上げます
1輪ごとのジャッキアップが基本的な使い方になります
持ち運びが簡単なので、サーキットなどにもっていって使うこともできますし、倉庫などにしまっておくこともできます
ホームセンターやカー用品店に耐荷重別に売っています
耐荷重が大きくなるとジャッキアップは楽になりますが、本体は重たくなります
よっぽど大きな車でない限り、2tから2.5tのものを買っておけば間違いはありません
もう一台は今年新規購入したものです
こちらはガレージジャッキと呼ばれるもので、持ち運びできません
基本的にはガレージなどに据え置いておいて、必要な時は引きずって持ち出します
本体が大きく、ストロークも大きいので、車体下のエンジンやデフなどにあるジャッキポイントにかけて2輪いっぺんに持ち上げます
パワーもあるので作業効率は上がりますが、保管場所が必要になるので、インナーガレージなどが必要になります
まとめ
冬タイヤへのタイヤ交換をまとめてみました
雪の降る地域では自分で他や交換をする方が多いと思いますが、しっかりと正しい手順で行い、事故の内容に作業してください