今回もZの改造シリーズです
補強関連です
Z33の場合、純正でストラットタワーバーがついています
これによりフロントスプリングの挙動が安定します
その影響もあり、ややねじれ特性が高めです
そこで、こんなパーツを取り付けています
OKUYAMA オクヤマ ロワアームバー フロント タイプ1 フェアレディZ Z33 価格:16,965円 |
OKUYAMA オクヤマ フレームブレース センター フェアレディZ Z33 価格:15,183円 |
補強パーツでおなじみのOKUYAMAのロアバーです
外から見えないように補強するために、車体下から補強する方法を選びました
パーツはこのようになっています
重量は1kg弱です
基本的にシャシーのボルトに共締めする形になるので、取り付けの際にはかなりのトルクがかかる工具が必要です
フロントはこのような形になります
メインフレームの左右で、フロントのロアアームの取り付けボルトと共締めになります
バーはオイルパンの下を通り、サスペンションの下をリンクさせます
センターバーはこのようにマフラートンネルを固定する形になります
マフラーをよけて固定する必要がありますが、特にマフラーを外すことなく作業できます
付属のステーとボルト2本での固定になります
このバーを2本取り付けることでシャシーの左右のフレームが連結され、ロールがかかった際の挙動が安定します
タイヤが粘ってくれるようになるため、コーナー出口でのトラクションがかかりやすくなります
フロントのバーはこのような形になります
うまくオイルパンを逃げてとりつくようになっており、最低地上高には影響ありません
しかし、純正のアンダーカバーとは干渉してしまいます
そのため、ステーを自作して少し逃がす加工が必要になります
簡単な作業ですので、DIYですぐにできます
ちょっと気になる部分は、バーがオイルドレンボルトにかかってしまうことです
黄色丸がドレンボルト、青のラインがロアバーの縁です
オイル交換作業の邪魔にはなりませんが、オイルがバーにかかってしまうため、交換後に多少オイルが垂れることがあります
そのため、オイル交換もDIYで行い、このバーを取り付ける際には、この記事のように上抜きの方がいいと思います
これも4年ほど前に行った補強ですが、これによって快適に乗ることができています
もともとスポーツカーで剛性は高めですが、さらに補強を加えることで挙動が安定して走りやすくなります
これから中古でZ33を購入する際には、ぜひおすすめのパーツです