今回は僕の個人的なこだわりの話です
最近はクルマを買う人が少なく、魅力的な車が少ないのも事実ですが、クルマを買ったらぜひ確認してほしいことがあります
それはブレーキ性能です
さて、クルマを買おうと思ったときにいろいろと気になる部分があると思います
燃費であったり、外観であったり、高級感であったり、エンジンのパワーであったり。。。
その中で、意外と盲点になりがちなのがブレーキ性能です
ブレーキなんて全部一緒でしょうと思いがちですが、実はかなりの差があります!
僕の考えとしては、ブレーキがしっかり効いて止まれる確信があるからアクセルを踏めるのです
自分で整備していれば尚更ですが、クルマへの信頼感があってこそ走らせられるのです
その信頼感は何が生むかというと、ブレーキ性能だと思います
何があっても事故を起こさずに、危険にならずに止まれる!というのはものすごい安心感になります
これはいわゆるブレーキサポートではなく、ブレーキそのものの性能です
実はブレーキに対する考え方はメーカーによってさまざまだと感じています
学生のときからいろいろなクルマに乗ってきました
自分自身はNISSANばかり乗っていますが、クルマ文化で友人の車を運転することも多く、国産メーカーはすべてのメーカーを運転したことがあります
そうなると気付くのは、車格に対するブレーキのサイズの違いです
ブレーキはクルマの部品の中でも値が張ります
しかし、そこにこだわる人は少ないのが現状です
ちなみに、僕の愛してやまないNISSANはブレーキを重視していると思います
他のメーカーに比べて、よく止まります
1台目に乗ったマーチも、2台目に乗ったステージアも、今のZもデュアリスも、なかなかのブレーキ性能です
実はこのブレーキ性能は購入時には数値化されておらず、実際に乗ってから実感する部分です
なので、市場などでしっかりと確かめてもらいたい性能だと思います
そして、購入後に不満を感じた場合にはブレーキパッドやローターを交換して性能を上げることで安心して乗ることができるようになります
ブレーキパッドは社外品が多くあり、性能ごとに選択肢が豊富にあります
僕は不満はないもののより性能を上げるためにZのパッドは交換しています
パッドやローターの交換はDIYでも工具がそろっていれば可能です
これまで車種に合わせてパッドを選んできました
ステージアやマーチの時は純正+α程度で十分でしたので
このような価格重視のパッドにしていました
これでもダストは純正より減り、踏み込んだ時の効きは純正より鋭くなります
やんわり踏んだ時の効き具合は純正と変わりありません
Zではスポーツ走行への対応と一度はつけてみたいという興味から
このようなカーボンパッドを付けています
レーシングカーでも採用されているカーボンパッドは、高温に強い性質があります
これは交換初期の扱いは非常にナーバスですが、ローターにしっかりカーボンが乗ってくれれば、純正とは比べ物にならない効き具合です
また、ブレーキの効き方もペダルの踏力とリニアになるので、とても扱いやすいです
欠点は値段がかなり張ることと、ダストが非常に多いことです
そして、普段使いで純正のブレーキの効きにやや不満がある方にお勧めなのがこちらです
DIXCELのエクストラシリーズです
エクストラクルーズとエクストラスピードがあります
Zのリア、ステージアのフロントで使っていました
これは値段が安い割に効きもよく、扱いやすいパッドです
クルーズとスピードの差としては、踏み始めに強く効くのがスピードで、踏み込むとよく効くのがクルーズです
クルーズの方がマイルド感があるので、人を乗せることが多い方にはおススメです
実際に交換してみると、ブレーキの効きの違いに驚くと思います
そして僕もそうですが、一度社外品に交換してしまうと純正品には戻れなくなってしまいます
安全運転には不可欠なブレーキ性能です
それを左右するパッドの交換も、一度検討してみてはいかがでしょうか