ブレーキ回りのDIYです
納車時から気になっていた貧弱なブレーキの改善と、キャリパーの見た目改善です
まずはブレーキパッド交換です
エルグランドに乗り換えてからブレーキの貧弱さが非常に目立ちます
これまで乗ってきた車の中でもダントツで車重に対するストッピングパワーが不足しているように感じます
本来ならシステム事変えられればいいのですが、そんな予算はないのでパッドを交換してブレーキを強化しておきます
今回準備したのは
DIXCELのextra speedです
その他、WAKOSのブレーキグリースと日産純正のブレーキフルードを準備しました
メーカーサイトではその差はこのようになっているようです
エルグランドのような重たい車体の場合、効き始めが強いとカックンブレーキになってしまうので、コントロール性と高温までの耐フェード性から今回はextra speedを選択しました
DIXCEL(ディクセル) ブレーキパッド エクストラスピードタイプ 1台分セット 日産 エルグランド TE52/TNE52/PE52/PNE52 10/8- 品番:ES321577/ES325488 価格:12,320円 |
吸湿性があるので、作業はさっさと行い、しっかりとふたを閉めておきます
続いてジャッキアップを行いウマを掛けます
後はタイヤを外せばキャリパーにアクセスできます
まずはフロントからです
フロントは17mm、リアは14mmの6角レンチが必要です
これでパッドがベース部分に残っているので、このパッドを新品と入れ替えるだけの作業です
ボルトが硬すぎて手が出ない時には、このようにメガネレンチで噛んでフロアジャッキで力をかけてあげると簡単に外すことができます
整備工場などで高トルクで締められているボルト(足回り)などでは使える方法です
新たに取り付けるパッドによってはそのまま再利用することになるので、なくしたり曲げたりしないようにしましょう
さすがに3,000kmしか走っていないので、そこまで減っていません
偏摩耗もありませんでした
この時にピストン戻しでピストンを戻しますが、ブレーキフルードを抜いておかないとあふれてきますので注意が必要です
後は外したのと逆の手順で組み立てて完了です
リアは下側のボルトを外そうとするとロアリンクと干渉して抜けないので注意してください
残量センサーは車体側のパッドになるように注意して取り付けます
フロントと違い、パッド戻しのピンはないので作業はさらに楽です
最近の車の特徴なのか、キャリパーの色は明るめのシルバーです
マスキングは新聞とマスキングテープで簡易的なものです
そして、スプレーガンも購入して準備万端としておきました
しかし、どんなに頑張ってもスプレーガンから塗料が吐出されませんでした
薄め液だけにしても吐出されなかったので、本体の問題でしょうか。。。
仕方ないので、急遽刷毛塗りに方針転換しました
塗装後は塗料の固定を促すため、ハロゲンヒーターで温めました
価格:1,773円 |
作業後です
ガンメタにしたおかげで、アーバンクロムのホイールと色が合いました!
家族で乗る車なので、赤や黄色などの派手な色ではなくあえてガンメタにしました
黒よりは輝きがありつつ、主張しすぎないいい感じに仕上がりました
刷毛塗になってしまいましたが、刷毛線もあまり残らずにきれいに濡れました
スプレー用に薄めに調合しておいたのが逆に馴染んでよかったのかもしれません
これで足回りが引き締まりました
ブレーキパッド交換の効果は絶大です
純正では危機が弱く、踏み込んでもそこまでブレーキパワーが出なかったのですが、エクストラスピードに変更後は踏み始めこそは純正と同じようなだらだらした効きですが、踏み込んでいくと踏力とストッピングパワーがリニアに対応していてとても扱いやすいです
信号が赤になった時などの制動も不安なく行えるようになりました
踏み始めはマイルドなので、いわゆるカックンブレーキにもならず、乗り心地にも優しいブレーキでおススメです
エクストラクルーズの方はもう少し踏み初めに効きやすく設定されているようなので、以前のクルマにつけたときはややカックンブレーキ傾向となり違和感があった記憶があります
この辺は好みの問題ですが、Zでカーボンパッドを使っていることもあり、どちらかというとマイルドな効き味が好みなのでこちらにしました
安全運転のためにも、ブレーキ関連の整備はしっかりと行って安定したブレーキ性能を維持したいところです