昨年ガレージの暖房として電気式のオイルヒーターを紹介しました
オイルヒーターは富山に来て初めて知った暖房機器で、大学の教室にも導入されていました
その暖かさがかなりのものだったので我が家のガレージも温めてくれるだろうと思い導入しました
ところが、さすがに電動でサイズの小さいオイルヒーターでは力不足だったので、今年はさらにアップグレードすることにしました
今年は富山県も雪がかなり多く、冷え込みがかなりきついです
一晩でこのくらい、ざっと15cmほどは積もってしまいます
ガレージ自体は屋外ほど冷え込みはしないものの、やはりもう少ししっかりと段が取れれば快適になると思い、暖房機器の入れ替えを考えました
前回は安全面ばかりを気にしすぎてオイルヒーターにしましたが、やはり火の力にはかなわないと思い、今回は火を使う暖房を導入します
まず考えたのはペレットストーブです
今使っているペレット式のピザ窯が使用中かなり暖かいので、これを暖房に使えないかと考えました
いろいろと調べたのですが、ペレットストーブはいわゆる暖炉と同じような仕組みなので、値段もかなり張り、煙突を取り付ける工事なども必要になるようです
また、一度取り付けると基本的には移動できないので、設計段階から導入しておかないと後付けはかなり厳しそうでした
ロケットストーブも考えましたが、調べてみると、屋内使用は火災の危険性が高くおススメしないという記事が多かったので止めました
そこで思い出したのは小学校の教室です
あれだけ広い部屋を暖めていたのは石油ストーブ1つでした
そこで、容量の大きな石油ストーブなら何とかなるのではないかと思いました
火を使うストーブですが割かし安全装備も整っています
いろいろと検索したところ、最もコスパに優れていたのがこれでした
価格:18,900円 |
コロナ社の2020年モデルです
木造17畳、コンクリート23畳というかなりの広さに対応しています
社名の影響なのか?これだけのクオリティーなのにダントツで安いです
操作盤は火力調整つまみ、点火レバーだけと非常にシンプルです
着火には単1電池2本が必要ですが、マッチやライターで直接着火することもできます
デザインもレトロでシンプルなので、ガレージにもぴったり合います
天板でお湯を沸かしたりもできるので、災害時などにも役立ちそうです
燃料はもちろん灯油なので、値段の変動はあまりないかと思います
地震の際などに備えて、転倒時自動消火機能が付いているのも安心材料です
実際に火を入れてみるとかなりの火力です
そして、石油ストーブの特徴でもありますが、火をつけた瞬間から暖かいのが助かります
点火、消火時に嫌な臭いがしにくいように工夫されているようで、実際に臭いはほとんど気になりませんでした
実際に今朝我が家のガレージで30分ほど使ってみました
外気温は3℃でした
我が家のガレージは広さが約29畳ほどあります
シャッターがクルマ2台分あるので、熱の出入りはそれなりにあります
それでも、30分の稼働で約1℃ガレージ内の温度が上がりました
これだけでも体感温度的にはかなり暖かくなりました
説明書には周囲1.5mはスペースを開けるように書かれていますので、なるべく広い場所に置くようにしていますが、ガレージソファーの配置などから、Zのリアバンパーにはそれなりに近い位置になってしまっています
それでもバンパーが異常に熱くなったりはしていないので、問題はないと思います
石油ストーブの弱点としては、熱気が上方向に流れてしまうため、部屋全体をゆっくり暖められるものの、どこか一か所を局所的に暖めるのは苦手というところです
そこで、こんなものも買ってみました
【12月下旬頃入荷予定】ストーブファン 熱 暖炉 自動 サーキュレーター 扇風機 温風 熱風 暖房 空調 寒さ対策 省エネ エコ 効率化 エコファン 価格:3,980円 |
ストーブファンというもので、ストーブの上に置くと自動でファンが回り、上方向に逃げる熱気を横方向に送風してくれるというものです
まだ配送されていないので、どこまで効果があるかはわかりませんが、これで石油ストーブがファンヒーターのような役割も果たしてくれるようになれば、冬のガレージがかなり快適になると思います
ちなみに、このストーブのおかげで、もともとガレージにつけておいた物干しパイプで濡れ物を乾かすのがかなり楽になりました!
ガレージの暖房として、石油ストーブの選択は結構アリだと思います!