ガレージハウスで愛車と気ままな日々‼️ 目指せSETAGAYA base🚘的生活‼️

34歳の一般人です。クルマが好きすぎてガレージハウスを建てました。ローン地獄ですが頑張って返済中です。。。建設までの経緯やその後、愛車について少しずつ書いていきたいと思います。

Z33 前後フェアリンク作成、装着

今回はZのDIYネタです

ブレーキオーバーホールのためにジャッキアップされたままの状態で早半月以上が過ぎました

オーバーホールも終わり、そろそろ着地間近ですが、最後にやっておきたいDIYがあるのでやっておきます

 

今回のDIY

今回はフェアリンクというものを作成、取り付けます

以前に乗っていたステージアでも自作して付けていたのですが、あまり効果は感じられなかったのでZでは特に手を出していませんでした

しかし、せっかくジャッキアップされているのと、空力について少し勉強したので、今度はちゃんとしたものを作成できると思いDIYに踏み切りました

 

フェアリンクとは

あまり聞きなれない言葉ですが、タイヤ用の遮風板のことです

ストレーキと呼ばれることもあるようです

最近のクルマにはほぼ例外なく取り付けられており、軽自動車でさえついています

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我が家のMINIやエルグランドにもついています

MINIでいうとこの青丸部分のパーツです

効果としては、高速で回転するタイヤには2方向から風が集まります

一つは前方からの走行風、もう一つは回転するタイヤに巻き込まれた風が後方から吹き込みます

そうなると、タイヤの前方にはかなりの空気抵抗が働き、同時に揚力も生じます

その結果、燃費が悪くなるだけでなく、ハンドリングや接地感の低下を引き起こします

フェアリンクはタイヤ前方に設置され、前方からの走行風がタイヤに直接当たるのを防ぐことで、このタイヤ前面の圧を減らし、燃費や走行性能を向上さえるパーツです

現在のクルマではほとんどが燃費向上目的に装着されています

MINIのフェアリンクを観察すると、サイズはそれなりに大きく、風を車体底面に向けて流すように角度がつけられています

 

Zのフェアリンク

Z33が市場に出たのが2005年ごろです

このころ、トヨタではフェアリンクの採用が始まったころですが、日産はそんなものが付いている車種はありませんでした

同一シャシーのV35型スカイラインクーペもフェアリンクの設定がなく、流用できそうなものはありません

それでも市販車でゼロリフトを達成していたのはすごいですね

今回はさらなる空力性能upに向け、これを作って装着していきます

 

DIY作業

フロントフェアリンク

まずはフロント側です

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フロントホイールハウス前方をのぞき込むと、アンダーカバーを固定しているボルトが左右対称に2本あります

実は、前回のバーナー交換の際にこのボルトが目に留まったのが、フェアリンク作成の決定打でした

いかにもフェアリンクを固定してほしそうなボルトですので、ここに共締めしていく方針とします

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材料はすべてホームセンターで購入できるものです

・L字型のアルミステー(2cm幅、0.8mm厚) このくらいの厚さなら万能ばさみで切れて加工が楽です

・ゴム板(3cm幅、5mm厚)

・ステンレスキャップボルト(M6) 取付用です

後は家に在庫しているリベットとミッチャクロン、チッピングコートです

L字ステーを15cmの長さに切り出し、同じ長さにゴム板もカットします

15cmという長さは、ゴム板の半分の長さで、特に理由はありません。。。

切り出したら固定用のボルトが通る穴、ゴム板固定用のリベット用の穴をそれぞれ開けていきます

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穴が開いたらリベットで留めていきます

ゴム側がめり込まないように余っていた0.3mmのアルミ板で受けを作りました

後はミッチャクロン、チッピングコートで塗装して作成終了です

今回固定用にキャップボルトを選んだのは、ステーの幅が2cmでゴム板を付けると固定用ボルトを留めるためのレンチが入るスペースがなくなてしまうからです

キャップボルトなら六角レンチで留められるので、狭いスペースでも問題なく締め付けできます

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ということで取り付け前後です

ボルト2本を締めるだけなので簡単です

正面から見るとやや内側寄りついています

高さとしてはちょうどいい感じでしょうか

MINIのものとは違い、ボルト位置の関係で風を外に逃がす方向についてしまいました

後付けのGTリップとの隙間が少しあるので、空気の逃げ道も確保され、効果はありそうです

リアフェアリンク

続いてリアです

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リアはフェアリンクとはいかないものの、純正で小さな突起(黄色矢印)がついています

ボルト3本で留まっているもので、リアのホイールハウスの高さを周囲のフロアと揃えるような構造のようです

今回はこれをそのまま使っていきます

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取り外したボルト3本外すだけなので簡単です

リアはこの部品がフロアよりやや上目についているので、十分な高さを出すために5cm幅のゴム板にしました

取り外したらゴム板をあてがって、形を合わせつつカットしていきます

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後は穴を開けて取り付けします

念のため取り外しできるようにゴム板もボルト留めにしました

車体に戻すすと写真の黄色丸ようになります

こちらも車体の外に風を逃がすような角度になってしまいました

作業自体は切って穴を開けて元に戻すだけなので、フロントよりも簡単です

 

完成形

前後共に作業後の形がこちらです

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どちらもタイヤの内側1/2程度を覆うような形になりました

MINIのものと比べてみても、覆う範囲はほとんど同じような感じです

風を逃がす方向がMINIとは逆ですが、車体下を陰圧にしてダウンフォースを稼ぐという観点ではこの方がいいのかもしれません

最低地上高も問題なく、いいDIYだったと思います

 

走行インプレッション

何はともあれ、こういったパーツは走ってみないとわかりません

そこでテストランしてみました

正直、ステージアの経験があるので、何も変わらないと思っていましたが、激変しました

もともとZ自体がゼロリフトで、車速を上げるとダウンフォースで車体が地面に押し付けられる感覚が感じられるのですが、その際の感覚としては、力ずくで押し付けて走る感じなのです

グッと地面にくっついた感じはあるのですが、その分路面の凹凸や抵抗も大きく感じ、小さな段差でもハンドル修正が必要な感じでした

フェアリンクを付けて走ってみるとそれがないのです

滑らかに地面に吸い付いていく感じで、グリップ感も安心感もあるのですが、嫌な振動や路面からの入力はなく、狙ったラインに対してもスッと頭が入っていく感じです

言葉だとすごく難しいのですが、簡単に言うととても扱いやすくなったのに加え、乗り心地も改善したということです

ここまで変わるとは思っていなかったのでびっくりですが、本当にドライブが楽しくなりました

 

まとめ

フェアリンクを作成して取り付けてみました

ホームセンターで購入できる部材で非常に安く、簡単に作成取り付けできる割には、効果の実感が大きい部品でした

最近のクルマがほぼ全車種採用しているのも頷けました

未装着の車種に乗っておられる方はDIYを検討してみてはいかがでしょうか