今回は久しぶりのZネタです
このブログでも紹介してきた通り、Zのヘッドライトの洗浄、コーティングはこれまでも何度も重ねてきました
現状、前回ご紹介したSMART GUARDのヘッドライトコートが一番効果があり、ほぼ1年問題なく経過しました
とはいえ、徐々に黄ばみが気になり始めてきたのでサイドコーティングしてみることにしました
今回はしっかりと磨きも行って施工していきたいと思います
今回準備したもの
今回準備したのはこちらです
CCIのヘッドライトコーティングです
amazonによると、以前愛用していたコーティング剤の進化版のようです
オートバックスで簡単に購入できます
内容物は依然と同じく、コンパウンドと2液性のコーティング剤です
それから耐水サンドペーパーのセットも購入しました
実はこっちのコーティングを試そうと思いいろいろと購入していたのです
数年前に話題になり今ではかなり安く手に入れることができるヘッドライトスチーマーです
しかし、購入してから施工手順含めいろいろと調べていくうちに、施工後しばらくしてからの不具合(クラック、シミ)が多いことが分かり、そういう目で見ていくと、施工後しばらくたってからのレビュー写真はほとんど見当たりませんでした
そこで、大切なZに試すわけにはいかないので、急遽上のコーティング剤を仕入れ、スチーマー用に準備したサンドペーパーで磨き上げてから施工することにしました
施工
というわけで施工していきます
Before
まずはbeforeです
昨年施工したヘッドライトコートはずいぶんと頑張ってくれました
まだまだいけそうな感もありますが、近くから見ると黄ばみが目立つようになってきました
ここ数ヶ月で急に目立つようになってきたので、耐久性的にはやはり6-10か月程度といったところでしょうか
マスキング
研磨に当たりしっかりとマスキングしていきます
ヘッドライト周りだけでなく、周辺淤ボディもマスキングしました
今回はボンネットのマスキングを端折るためにボンネットオープンで作業しましたが、結局エンジンルーム内もマスキングすることにしたので、あまり変わりはありませんでした
研磨
ここからは自分との闘いです
時間を掛ければかけただけ仕上がりがきれいになります
焦りは禁物です
今回はサンドペーパーセットに入っていた9種類の目のサンドペーパーすべてを掛けました
まずは荒い番手です
#400から始めました
最初は黄色い研ぎ汁が出ます
これが三番だコーティングだそうです
#400と#600のうちに黄色い研ぎ汁が白くなるまでしっかりと削り込んでいきます
気になる部分は一点集中ではなく、周りと馴染ませながら削っていきます
#800以降は頑張ってもそんなに削り込んでいくことはできませんので、最初が肝心です
4桁台に入ってくると表面はかなり滑らかな感じになってきますが、写真で見てみるとまだまだ白く傷が目立ちます
この段階では正直透明になるのかかなり不安でした
左右同時に作業を進め、ここまでで2時間ほどかけました
続いて細かい番手で仕上げていきます
#2000から#3000までは水研ぎといってもほぼ表面を撫でているような感覚です
水を付けてもちょっとした削りカスで浮いてしまいます
こまめに水を掛けて磨いていきます
ここまでくると、水を掛ければ透明に見えるようになってきますが、乾くとまだ擦り傷で白く見えます
サンドペーパーでの磨きが済んだら、コーティング剤のセットに入っているヘッドライトクリーナー(荒めのコンパウンド)で磨きます
さらにピカールで仕上げるとかなり透明感が戻ってきました
表面もかなり滑らかな触り心地です
コーティング
研磨が済んだらよく絞った雑巾で表面の汚れを落とし、パーツクリーナーで脱脂します
パーツクリーナーは念のため直接は吹きかけずに、ショップタオルに拭いてそれで拭きあげました
これでやっとコーティングの下準備が完了です
後は説明書の通りに2液を混ぜて塗っていきます
2回重ねるよう指示があるので、間を開けて2度塗りしました
厚塗りすると乾くタイミングでクラックが入ってしまうようなので、薄めの塗りを意識していきます
1回2mlとの指示ですがやや多い印象はあります
1回1.5mlで3回塗りの方がいいかもしれません
#2000からコーティングまでで1時間30分ほどかかりました
after
ということでかなりの時間をかけて磨きあげ、コーティングした結果、過去一番の仕上がりとなりました!
ヘッドライトの透明感が半端ないです
これだけでもかなり車が若返った感じがします
近寄ってみても黄ばんでいる感じも残っておらず、新品みたいな感じです
やはり時間をかけて下処理するのが大切なようですね
注意点
今回、かなり仰々しい感じでマスキングをしましたが、水研ぎをすると思っている以上に研ぎ汁が飛んでいます
Zのように湾曲していて角があるタイプでは、隅の部分を研ぐ際などに飛んでしまっているようです
写真の通り、今回もマスキングした範囲全体に飛んでいました
ただ、これだけマスキングしたおかげでボディには全く被害はありませんでした
マスキングテープも、サンドペーパーで削れて剥がれてしまうので、ヘッドライトの周囲は3重くらいに重ねておいた方が安全です
まとめ
今回、ヘッドライトコーティングをしてみました
市販のコーティング剤でもしっかりとした処理をすればきれいに仕上げることができました
愛車への愛情と時間があれば満足な仕上がりとなります
やはりきれいなヘッドライトだと車が若返って見えていいですね
今回は下地処理をしっかりした分だけ、耐久性や今後の劣化の具合などが気になるところです
また時間をおいて経過をレビューしていこうと思います
今回購入した部材(楽天へのリンク)
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