今回はZネタです
これまで何度もZの空力を強化するためのパーツを付けてきましたが、今回で完結です
今回取り付けたのはフロントのアルミアンダーパネルです
取り付け作業とともにまとめてみます
購入したアルミパネル
今回購入したのはこちらです
フェアレデイの専門ショップであるデイトナで販売されているものです
本当はもう一つの方のアンダーパネルを注文したのですが、すでに生産終了しているようでこちらに変更しました
とはいえ、こちらの商品も国内に在庫はなく本国(アメリカ)からの取り寄せになりました
そのため、発注から到着までかなり時間がかかりましたがようやく届いたので取り付けてみました
商品
実際に開封してみます



パネルは3分割でした
そのため、箱もかなりコンパクトでした
一番後方のパネル自体がサービスホールになっているようで、最後端のみネジ留で、前方側は差し込み式になっています
説明書は3枚目の写真の1枚のみで、ネジ類も付属していましたが、使う場所や組み立て手順については全く記載はありませんでした
取り付け
取り付け作業です
まずはジャッキアップからです
下にもぐって作業するので、しっかりとウマもかけておきます
純正でもアンダーパネルはついていますが、プラスチック製でかなり薄いものです
Zのアンダーパネルは左右と真ん中の3分割になっており、今回交換するのは真ん中部分です
ネジ14本で固定されているのですべて外していきます


取り外すと真ん中部分がエンジンルームとつながります
外したパネルが右の写真です
プラスチック製のパネルに補強のための薄いアルミプレートが入っています
とはいえ、持てば曲がるふにゃふにゃ仕様です
我が家のZは→部分にOKUYAMAのアンダーバーが入っています
このアンダーバーがオイルパンよりやや下に位置しているので、純正のアンダーパネルはこのバーに干渉してしまい、そのままでは取り付け困難でしたのでステーを自作して取り付けしていました
これまで今回のアルミアンダーパネルを購入してこなかった理由には、このバーの存在がありました
純正パネルを外したら、取り付け用に付属のネジに付け替えていきます
まずはネジ受けです
純正と同じ場所に付け替えるだけです
青丸部分の純正ネジ受けを外すのがかなり大変で、ペンチでこじってとりました
全部で10か所交換します
そしたら順々に取り付けていきます
まずは一番先端のパネルです
ここは前側のネジ留だけなので見える部分のネジを止めていきます
付属のネジの短い方を使用します


続いて2枚目を取り付けていきます
こちらもネジ留だけです
パネル前方を最初につけたパネルの中に入れ込んでからネジ留します
基本的に見える部分のネジ留だけなので簡単です
ここも短い方のネジを使います


最後に3枚目を取り付けます
このパネルはサービスホールにもなるので前方は差し込み、後方のみネジ2本で取り付けになります
写真を見てもらうとわかる通り、特に問題なく取り付けできました
ここだけ長いネジを使うのですが、付属のプラスチック製のカラーを付けて少し下目にお布施っとして取り付ける仕様になっているおかげで、特に何もせずにアンダーバーを避けることができました
写真の通り、バーギリギリになっていますが、大きな問題はなさそうです
取り付け後です
Z1のロゴがわずかに前から見えるのがかっこいいです
少し走ってみましたが、下道くらいの速度域ではそこまで体感はできませんでした
とはいえ、空力的な効果だけでなくエンジン周囲の冷却効率を上げるという効果もあるパーツなので長時間のドライブでは効果が出てくるかと思います
取り付けに使った工具
ジャッキアップやウマかけなどの作業を除けば、今回使ったのはこれだけです
10mmのラチェットレンチとTレンチ、ペンチです
意外と大掛かりな作業に見えますが、準備さえしてしまえばほとんど工具を使わずに行えました
作業時間も、ジャッキアップからジャッキダウンまでで1時間ちょっとでした
取り付けに際しての工夫
今回の取り付け作業に際し、純正品ではないアンダーパネルになって、ディーラー等でオイル交換などをする際に、どこにネジがあるのかが問題になる可能性がありました
そこでこんな細工をしました
サービスホールを付けはずしする際に必要になる部分に黄色で矢印を入れました
GTカーなどでトーフックやボンピンの位置などを指しているあの矢印のイメージです
画用紙で型紙を作り、黄色のスプレーで吹きました
これで少しはGTカーらしくもなり、作業の際の目印にもなってくれます
取り付け後の効果
実際に走ってみた感じです
空力面やダウンフォースについては、今までに色々とやりすぎていることもあり、通常の速度域ではほぼ実感はありませんでした
しかし、温度面では効果抜群でした
通常の下道走行で平均水温が4℃下がりました
OBDから水温を取ってチェックしているのですか、普段は85℃で安定していたところが、81℃で安定するようになりました
発熱量の多いVQエンジンにとってはかなりメリットの大きいパーツだと思います
水温が下がるということはエンジンルーム内の空気がよりきれいに排出されていると言うことなので、そういっ意味では空力面でも効果はあるはずです
さらにひと手間
ということで、ここまででも問題なく使えていたのですが、もうひと手間こだわっていこうと思います
購入したのはこちらです
バイク用のアルミスペーサーです
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K-CON キタココンビニパーツ アルミスペーサーM6ネジ専用 外径(A):Φ11×厚さ(B):15mm 価格:374円 |
長さが分からなかったので、10mm/15mm/20mmを購入しました


付属のプラスチックカラーを外して測ってみると、長さは約6mmでした
そこで、カラーを2つ重ねて使っていたので15mmのカラーを使うことにしました
計算上3mm長くなるだけですが、並べるとそれなりに差があります


付け替えてみるとこんな感じです
カラーが目立たなくなりました
ちょっとした差ですが満足度は大きめです
また、エンジンルーム下はどうしても熱がこもる場所なので、耐熱性という意味でもアルミカラーの方が分があると思います
まとめ
今回、前からずっと気になっていたフロントアンダーパネルを交換してみました
高価はまだまだこれから走っていく中で体感していこうと思いますが、やって良かったと思っています
OKUYAMAのアンダーバーとも共存できますので、そのあたりは安心して購入できると思います
また、サービスホールも大きくなるので、オイル関係の作業もやりやすくなると思います