今回はクルマネタです
先日書いた通り、昨年の大雪でかなり大変な思いをしました
そこで今年はいろいろと備えをしています
そんな中で一つやってみたいと思っていたことがあったので、今回準備してみました
今回気になっていた部分
雪が降ってくると問題となるのがフロントガラスの曇りです
ガレージ内に入れているZとMINIは曇るとは無縁なのですが、外に停めているエルグランドは毎日曇りとの戦いになったしまいます
クルマの場合、フロントガラスの曇りに対してはデフォガーを全開で回すしかありません
しかし、デフォガーの風温に関してはエンジンの水温に依存するため、雪が積もるような寒い冬だと全然水温が上がらず暖かい風がなかなか出てきません
そうなるとガラスの曇りが全然取れないのが問題です
そのため、エンジンをかけてから出発までに時間がかかってしまうことと、無駄なアイドリングのために燃費が悪くなってしまう問題がありました
今回の作戦
今回考えた作戦は、純正のデフォガーの代わりに何かしら温風を出せる装備を積むことです
それにより早々に温風をフロントガラスに当てることで曇り取り効果を早く得られるようにしたいと思いました
そう考えるとファンヒーターなどを積んでガラスに向けて温風を送れるといいかと思いますが、電源の確保がおおきな問題となります
コンセント式のファンヒーターなら延長コードなどの電源が必要になりますが、雪下ろし中に車内にコードを引き込むのはやや難しいです
また、出先では電源が得られないことも考えられます
そこでポータブル電源に目を付けました
ポータブル電源を車内に置き、そこから小型のファンヒーターに電源を供給しダッシュボード上で稼働させることでデフォガーの代わりに温風をフロントガラスに当てて曇りをとる作戦にしました
今回準備したもの
今回準備したものはこれです
ポータブル電源 POWER STATION PB1092
価格:29,800円 |
ごく普通のポータブル電源です
なぜこの商品にしたかというと、理由はこれです
楽天でポータブル電源を検索していたところ突如としてこのページを発見しました
定価50000円の商品が、なぜか7000円で販売されていました
なんと約80%引きです!
何かの間違えでしょうか
とりあえずせっかくの機会なので購入しました
購入したとたん、価格表示が30000円に戻ったので、おそらく間違えだったのでしょう
届くまでかなり不安でしたが、届いた商品は新品で問題なかったので安心しました
本体はやや小さめの箱で、片手で簡単に持ち運びできます
充電法としてはAC100VのコンセントとDC12Vのシガーソケットです
本体にはコンセント出力が1つ(400W)とシガーソケット出力(120W)、USB出力がAポート3か所、Cポート1か所があります
さらに、後面にLEDライトがついています
電池残量インジゲーターと出力インジゲーター表示用のディスプレーがあります
小型ファンヒーター 350W
温風の出力とポータブル電源の出力を考えるとこのくらいが最も大きな出力になるかと思いこちらを購入しました
価格:2,580円 |
楽天で検索した際にヒットするものの中で一番消費電力の小さいものです
コンパクトな作りで機能は温風のみのごくシンプルなものです
スイッチは一つでon/offのみです
実際に使用した問題点
購入した一式が届いたので実際に試しで使ってみました
記載上、ポータブル電源の定格出力が400W、ファンヒーターの規格が350Wとなっていたので、問題なく使えると思っていました
しかし、ファンヒーターの電源を入れてみるとすぐにポータブル電源の電源が落ちてしまいました
何度やっても同じ現象だったので少し調べてみると、家電製品は起動直後に低格以上の消費電力を要するようです
そのため残念ながら購入したファンヒーターは使えないようでした
問題解決のために
シガーソケットタイプデフォガー
定格出力の小さいデフォガーを検索すると唯一出てくるのがシガーソケットタイプのデフォガーです
*全品5%OFFクーポン発行中* 【365日保証】 車用 ファンヒーター 12v 24v 車載用 暖房 送風 ファン シガーソケット 凍結 冷暖 霜取り コンパクト ee294 価格:1,228円 |
しかし、どんなに探しても出力は150Wが最小となり、残念ながら今回購入したポータブル電源では使用できません
小型ファンヒーター 300W
そこでamazonで検索したところ300Wのファンヒーターを発見しました
これが検索し得た中で一番必要電力が小さいものでした
300Wなので、計算上100Wの余裕があるので大丈夫だと思いました
ヒーターの出口は350Wのものより一回り小さめです
風力はあまり遜色ないように感じますが、温風が出だすまでの時間はやや長めです
本体にはスイッチが2か所あり、本体裏面にボタン式のスイッチが1か所あり、これで本体のon/offが切り替えられます
そして、本体上面にタッチ式のスイッチがあり、これで温風と冷風の切り替えができます
そこでこちらのヒーターをつないでみたところ無事に使用することができました
これで当初の計画通り車内に新たなデフォガーを設置することができました
実際の使用状況
ということで、無事に使える組み合わせが出来上がったのでエルグランドに積んでいきます
サイズ的にちょうど運転席と助手席の間のスペースにぴったりと収まりました
ここであればこのままコードをつないでダッシュボード上にヒーターを置いてフロントガラス向けに温風を送ることができます
このバッテリーでヒーターをしっかりと稼働させられるので、雪下ろし中にドアを締め切った状態で使用することができます
こんな感じでダッシュボードにおいて使っています
ヒーターの風自体は範囲が狭いのですが、車体のデフォガーの風に載せてフロントガラス全体に送ることができると思います
実際に使ってみると、曇り止めとしての効果は期待したほどでは無い印象ですが、車内が暖かくなるのでそういった意味では非常に役になっています
ポータブルバッテリーの容量としては1回20分程度の使用で考えると3回は使えました
その時点で残量が20%になっていたので、通勤で使う場合には毎日充電が必要になりそうです
まとめ
今回、冬の曇り止め対策としてポータブル電源とヒーターをそろえてみました
サブのデフォガーとして早急な曇り取りに一役買ってくれると期待しています