今回は子育てネタです
子供がいると必然的に必要になってくるのがチャイルドシートです
子供の年齢や体格によって使えるシートが違い、すべてのレンジをカバーしているものはないので、何度か買いなおしが必要です
今回は3度目の買い替えになったので、新しいシートのレビューも含めまとめてみます
我が家の誤算
チャイルドシートにはそれぞれに対象年齢が書かれています
基本的には体格で使えるチャイルドシートが決まってくるので、各年齢の平均体重をもとに対象年齢が記載されています
ここにポイントがあり、基本的に各年齢の平均体重で記載されているせいで、成長曲線の上側ぐらいのペースで成長していると、予定の年齢になる前にサイズアウトしてしまうのです
現在使っているチャイルドシートが体型的にもうきつくなったので、新しいものを購入しなくてはならなくなってしまいました
とはいえ、対象年齢が上がるにつれ、商品価格自体も徐々に下がってくるので購入時の負担は減るのですが、何度も買い替えるとなると費用が嵩むので、機種選びは重要です
これまでのチャイルドシート
これまで我が家ではMINI用にチャイルドシートを2回購入しています
まずはドゥーナです
これはチャイルドシートとベビーカーが一体になったもので、ワンタッチでタイヤ部分を収納してそのままベビーカーがチャイルドシートになるという優れものです
対象年齢が0~1歳というものでしたが我が家では9か月ちょっと前でサイズアウトとなりました
とはいえ、以前の記事にも書きましたが、ベビーカーからそのままチャイルドシートになってくれるので、お昼寝中の移動がなくて済むのは非常に助かりました
そして2台目はサイベックスです
こちらはISO FIXで固定するタイプのチャイルドシートです
こちらは座面が回転式なので、MINIのような後席のドアの小さな車でも載せ降ろしが簡単でした
対象年齢は新生児~4歳ころとなっています
新生児期は付属のクッションを取り付けることで対応し、大きくなってくると徐々にクッションやパッドを外すことで対応していくことになります
こちらは、ISO FIX固定なので、車検などで台車になった際の付け外しがやや面倒だったのはありますが、回転式座面だったこともあり、非常に使いやすい感じでした
サイベックスの現状
さて、そんな状況でサイベックスで使ってきましたが、MINIに載せてから約2年、こんな状態になっています
クッション等を外すことで体型が大きくなっても対応できるとはいえ、外側のフレーム部分はサイズが変わらないので徐々に窮屈になってきます
我が家のチビは2歳9か月の時点で、身長約90cm、体重14kgと成長曲線の上縁をひた走っています
そのため、予定年齢にはまだ達していませんが、冬服を着てしまうとサイベックスはパツパツになってしまい、ベルトが締められなくなってきました
予定年齢まではまだ1年以上あるのですが、子供の安全のために更新することにしました
新たに購入したジュニアシート
今回購入したのはこちらです
GRACOというメーカーのジュニアシートです
以前にZ用に購入し、現在はエルグランドで活躍してくれているレカロのジュニアシートと同じく、背もたれを外してキッズシートとして使うこともできるものです
基本的には車載のシートベルトで固定するタイプなので、取り外しも簡単です
今回は、コストコで購入しました
楽天で検索してみたところ、コストコ専用カラーというのがあるようで、その色でした
売っていたのはこの一色のみでした
価格は4400円と、正直ちょっと不安になる価格でしたが、メーカーがそれなりに名の通ったメーカーなので購入することにしました
本体は3分割で組み立ては簡単です
座面裏に説明書を納めておくためだけのポケットがあるのはちょっとポイントが高い感じです
レカロとの一番の違いはクッションです
左側の写真の通り、クッションが非常に薄く座面に手を置いてみるとすぐにしたのフレームの硬い感触があります
かみさんの情報によると、安いジュニアシートの場合、クッションが薄すぎてお尻や背中が痛くなってしまうので、長距離移動の際に子供がぐずる可能性があるとのことでした
確かに一理ありそうな感じです
もう一点は座面の左右に収納式のカップホルダーがあることです
レカロの場合は後付けになるので、使わない時も含めちょっと邪魔になりますし、取り付け部分がグラグラしてしまうことがあります
このジュニアシートのように収納式であれば、しっかりと固定されているので、使わない時は収納できますし、使っている時もぐらつかずに安心できます
ここはレカロよりもポイントが高い部分です
組み立ててみると、レカロとほぼ差は無いような感じです
非常に軽く、持ち運びも楽ちんです
車体に載せてみるとサイベックスよりも かなりコンパクトなのですっきりした感じです
2歳後半になってくると、ジュニアシートにも自力で乗れるようになってくるので、サイベックスからこのジュニアシートに入れ替えたことで、自力で乗り降りしてくれるようになったようです
GRACOジュニアシートの弱点克服
さて、先ほど書いた通り、このジュニアシートの弱点は非常に薄いクッションです
ここは何とかしてあげたいところです
そこでこんなものを購入しました
ソファーなどの補充に使うウレタンです
今回は熱くなりすぎないように10mm厚にしました
その分硬さを少し硬めにしました
ウレタンシートはハサミで簡単に着ることができるので加工も簡単です
付属のクッションを剥がし、適当に形を合わせて切り出したウレタンシートを敷いてクッションを元に戻します
黄色矢印が付いている通り、本体フレームとクッションの間にウレタンシートが挟まっています
このジュニアシートは、クッションがゴムで本体につけられているので、間にウレタンシートを挟むのは非常に簡単です
背もたれ部分にも挟んであげました
見た目には大きな変化はなく、触った感じも違和感はない感じでしたが、座面を手で押してみると明らかに柔らかく、フレームにタッチする感じが和らぎました
最終レビュー
今回、コストコでかなり安いジュニアシートを購入しました
始めはあまりの安さに不安がありましたが、クッションの薄さ以外には特に不都合はありませんでした
本体が4500円弱で、ウレタンシートが1200円弱なので、ウレタンでの補強をしても6000円弱でかなりいいジュニアシートが購入できたと思います
今回はレカロシートのあんこ詰めの知識があったので、ウレタンシートを購入しましたが、100均などのウレタン製低反発座布団の中身のウレタンを切って使ってもいいのかもしれません
そうすればもっとコスト削減できたかもしれません
3歳以上の子供に向けたジュニアシートとしては必要十分だと思うので、メーカーなどにこだわりのない方にはかなりおススメの商品だと思います