ガレージハウスで愛車と気ままな日々‼️ 目指せSETAGAYA base🚘的生活‼️

34歳の一般人です。クルマが好きすぎてガレージハウスを建てました。ローン地獄ですが頑張って返済中です。。。建設までの経緯やその後、愛車について少しずつ書いていきたいと思います。

Z車検前予防整備 第2弾 リアブレーキローター交換

今回もクルマネタです

前回、10万キロを目前にして車検前の予防整備としてセルモーターを交換しました

www.omsincarandhouse.work

今回はそれに続きリアローターの交換です

中古で購入したZですが、おそらくこれまで一度もリアローターを交換されてはいないと思われますので、車検前に交換していきます

ローター交換の問題点

ブレーキローターはディスクブレーキのブレーキディスクのことで、ホイールの内側でタイヤと一緒に回転し、ブレーキを踏んだ際にブレーキパッドに挟まれて摩擦抵抗で減速させるものです

フロントだけについている車種もあれば前後共に付いている車種もあります

Zの場合は前後ともディスクブレーキで、Ver.Sはブレンボ製です

ローター自体は交換スパンがかなり長いので、車を購入してから交換する機会自体がないことも多いものです

そのため、ローターを外すことがほとんどなく、多くの場合で固着しています

それがローター交換の際の問題点です

 

交換作業

では交換作業です

まずはブレーキローターへのアクセスです

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リアのジャッキアップ、ウマ掛けを行い、タイヤを外します

その後、キャリパーを外すと一応ローターはフリーになります

リアの場合、内部にサイドブレーキのドラムが入っているので、サイドブレーキも解除しておきます

ここで、フリーになったローターは手前に引っ張れば簡単に外れるはずなのですが、多くの場合、びくともしません

その理由は、ハブとローターが固着してしまっているからです

今回はとりあえずベルハンマーをハブボルトの根元とハブリングの根元に吹きかけて半日放置してみました

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ベルハンマーはこれを買いました

クレ556よりも強力な潤滑剤らしいです

お値段もクレ556の4倍します

しかし結局外れませんでした

こうなってしまうと、もう力技しかありません

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方法はいくつかありますが、まずはキャリパーが落ちないようにしっかりとショックアブソーバーに括りつけておきます

そしてハンマーで叩いてみます

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ローターを再利用する場合には、ドラム脇の部分以外を叩いてはいけません

とりあえず回しながらハンマーで叩いてみましたが全くびくともしませんでした

そこで今度はスライディングハンマーを使ってみました

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この二つの工具は今回の整備のために購入したものですが買ってよかったと思っています

スライディングハンマーは先端のフックを引っかけて、真ん中の棒に取り付けられた重りを手前側にスライドさせることでインパクトを与えつつ対象を引っ張り出す工具です

板金の凹み直しなどでも使われます

今回はディスクの脇に開いているベンチレーションのホールにスライディングハンマーのフックをかけて、少しずつ回しながらインパクトをかけていきました

すると10発ほどで無事に外すことができました

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ローターが外れてさえしまえば今回のDIYはほぼ終わったようなものです

外すとこのようにハブに錆が浮いており、ここがローターと固着してしまっています

とりあえずここを金ブラシでこすって可能な限り錆を落としておきます

サイドブレーキシューは全くと言っていいほど減っていなかったのでそのままにしてあります

 

組付け作業

無事取り外せたら後は新品を組み付けていくだけです

ドラムブレーキの可動部分とハブベアリングにベルハンマーをしっかりとしみこませておきます

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そして、新しくつけるローターが固着しにくくなるように、以前に購入した耐熱モリブデングリスをハブに掛けておきました

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これであとは新しいローターを嵌めて、逆の手順でキャリパー、タイヤと組み付ければ完了です

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今回はDIXCELのFP typeのローターを使用しました

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これは通常のローターにカーボンが配合されており、より高温にも耐えられる仕様になったものです

純正でブレンボ装着車では、純正ローターもブレンボ用にやや高性能のものがつけられているので、できればこちらのローターがおススメとなっているようでdす

とはいえ、普通のPDタイプの約2倍の価格なので、なかなか手は出しにくいです

取り付け後にしばらく慣らし走行をしてローターにあたりを付ければ完了です

 

サイドブレーキの調整

最後にサイドブレーキの調整もしておきます

前の写真にちょっと写っていますが、中期以降のZの場合、センターコンソール内のコインケースのある部分が外れるようになっており、そこからサイドブレーキの引き代の調整ができるようになっています

コインケースの部分は内張り剥がしなどでこじればすぐに外れます

そこに見えるナットを10mmのディープソケットで回せば引き代が調整できます

調整しては引いてを繰り返し、自分の理想のノッチ数に調整すれば完了です

 

まとめ

今回、予防整備第2弾としてリアのローター交換を行いました

古いローターが外せてしまえばこの作業はほぼコンプリートです

それを外すために今回、普通のハンマーとスライディングハンマーを買って使ってみました

スライディングハンマーは予想通り効果抜群でした

この作業くらいでしかDIYでスライディングハンマーを使う機会は無いかもしれませんが、あるとかなり便利な工具だなと感じました

DIYでもできる作業ですので、興味のある方はぜひ挑戦してみてください