今日は2022年1年間の太陽光収支をまとめてみます
昨年は夏の猛暑は相変わらずでしたが、冬は暖かく雪もほぼない1年でした
ではまずは電力ベース(kwh)からです
2022年は5月のみ発電量と使用料がほぼ同じになりましたが、年末に向け使用料が爆発的に増えてしまっています
エアコンの使用自体は減っているので、マルチヒーターの影響かもしれません
充足率(発電分を自宅で使用した量/使用量)は2年連続で40%を超えることはなく、物足りない結果でした
2021 年と比較してみると発電量自体は変わりなく、5000kWh/y弱といった状態ですが、数値としては微増(+70kWh)しました
傾向として夏はそれなりで、春秋、冬とぐっと数値が悪くなるのは変わりませんでした
続いて金額ベース(円)です
金額ベースで行くと6月だけ黒字になりました
日照時間と気温の関係で、エアコンを使わずに過ごせたのが大きいかと思います
全体としての使用量や発電量は昨年とほぼ横ばいでしたが、原油高に伴う電気料金単価の値上げが大きく響いてきています
特に年末にかけての電気単価の上昇が痛かったです
単価が違うため、実際の売電量と金額との相関はそこまでないようです
1年間の総計で見ると
利用電力 11040kwh(+695kWh)
発電量 4891kwh(+70kWh)
売電量 2637kwh(-61kWh)
利用額 231318円(+40760円)
売電額 78596円(-1652円)
となりました
収支としては実質の自己電気代負担が152722円となりました
また、太陽光発電量のうち、自宅で使用した電力と、その月の電気代単価を掛け合わせた償却価格は今年一年で44631円となりました
電気単価が上がっているので、この式で求める償却価格はかなり上がってきました
売電料は利用料の34%と、昨年と比べるとかなり悲しい結果になっています
年々少なくなってきています
償却価格も含めて考えると、総使用量に対して53%程度しか太陽光発電で賄えていないようです
太陽光発電導入時の実質負担が77万円でした
2022年の太陽光収益が123227円でした
これまでの収益を合わせると411863円です
3年目にして原価償却の半分を越えました
経年劣化による発電効率の低下はそこまで無いようですが、電気単価の上昇が大きく影響して家計負担は大きく上がってしまいました
売電単価は変わっていないので、今の情勢ではやや不利益が大きいそうな気がします
もう少し情勢が安定してくれることを願うばかりです