今回はクルマネタです
以前にカーボンDIYで作ったメーターフードですが、やはり浮いているのが気になってしまいました
そこで、今回はかぶせ物をあきらめて塗装することにしました
しかし、そんな思いでこんなに大変な思いをするなんて。。。
まずは現状です
頑張って作ったカーボン製のフードですが、硬化中にシリコンで作った型が縮んでしまったのか、微妙に浮いてしまっています
というわけで、メーターフードをばらして塗装することにしました
バラすのはこれまでのナビ関係のDIYで慣れているので簡単です
とはいえ、なかなか面倒な作業でもあるので、準備は3か月前からしていたものの思い腰が上がりませんでした
GWになり、ようやく日中自分の時間を作れる日ができたので作業することにしました
センターコンソールをサクッと外していきます
ナビとそこからつなげたETCなどを収納しているトップケースは配線を外すのが面倒だったので、前面のパネルだけ外しました
3連メーターはネジ止めなので、ネジを外せば本体ごと外せます
シルバーのリムはテープ留めなのでテープを外せば簡単に外せます
フード自体は2本のネジと後端は溶かして留めてあるので、そこはマイナスドライバーで抉って外しました
メーターフードです
見てわかる通り、塗装がボロボロです
理由としては、高級感を出したいためかは知りませんが、Z33の内装の塗装はなぜかかなり脆い塗膜になっています
全体に柔らかく、しっとりした質感なので、何となくの呼吸感はあるのですが、ちょっとしたことで傷がついてしまいます
ドアノブなどもこの塗装なので、中古で購入時からボロボロでした
こちらは以前に再塗装しています
今回もこのDIYに倣って作業していきたいと思います
まずは純正の塗装を可能な限り削り落とします
今回のサンドペーパーで作業しました400番→600番と磨きましたが、なぜかここの塗装ははがれにくく、一部マルチツールまで使いましたが完全には落とせませんでした
そこで、あきらめて下地作りを始めました
ホルツのサフを使ってまずは捨てサフをかけていきます
捨てサフの時点では何となくきれいに見えますが、近くで見るとまだまだツブツブが目立ちます
これを600番のサンドペーパーで削って2層目のサフを吹きます
サンドペーパーで削ると左の写真のようになるので、ここからさらにサフを重ねます
これでかなり表面は整ったように見えますので、仕上げにということで1000番のサンドペーパーで削って最後のサフに取り掛かりました
するとこの写真のように下地のそこから塗膜剥がれが起きてきました
これでは下地として機能しないので、もう一度400番から削ってサフを入れなおしました
なんだかんだやり直しを何度か行い、何とか下地を完成させることができました
これで後は色入れだけです
今回はこの塗料にしました
CAROM キャロム THE BLUE STEELブルースチール スプレー オリジナル カスタム塗装 価格:3,545円 |
スチールブルーという名前ですが、基本は黒がメインで、光の当たり方で青っぽく見える感じです
ちょうどよい差し色になると思いました
しかし、塗ってみるとかなり悲惨な結果になりました
下地との相性が悪いのか、時間経過で残った純正の塗膜がはがれてきているのかはわかりませんが、塗膜が下から剥がれてきます
塗って剥がれを見つけて研いでまた塗ってを3回繰り返しましたが、場所を変えつつ次から次へと塗膜浮きが生じます
そのため、もうあきらめてしっかりと削りました
浮いてきているとまくを剥がしてその縁から削りを進めていきます
辺縁の下地がはがれてこなくなるまでしっかりと削りました
日産純正の変な塗装のせいでかなり大変な思いをさせられました
3日しかないGWの休みのうちの1日が失われてしまいました
まだこの状態で完成していません
しっかりと乾燥させて再度塗膜浮きを確認してから本塗装をしていきたいと思います
変なことをせずに、しっかり削ってそのまま塗装すればよかったのかな。。。
このせいでZも動かせないままになってしまいました
まだまだ時間はかかると思いますが、折れることなく丁寧に仕上げていきたいともいます