前回、我が家の庭の大工事について記事にしました
この記事から2週間が経過した現状です
ここからの作業としては、砕石の搬入→転圧→型枠建て→鉄筋施工→生コン注入です
まずは砕石の搬入です
井戸掘りが終了した段階ではこんな感じで山土が出ていた地表部分ですが、この一部を削り取り、そこに砕石を入れていきます
砕石1層目は薄めに砕石を入れていました
表面の山土と砕石が馴染むように搬入後に転圧していました
そこからさらに目の細かい砕石を追加して転圧されました
表面が整い、しっかりと圧迫されて固く締まっています
転圧されたらコンクリを敷く部分に型枠を組み、中に鉄筋を組んでいきます
転圧まではそれなりに日数がかかりましたが、型枠組みと鉄筋組みは2日くらいで終わりました
今回はコンクリを敷く部分が縦長なので、水勾配がかなり大きく必要になってしまいます
しかし、もともと家のまえと後ろにコンクリを別々に打ってしまっていたために、水勾配を単純に設計することができませんでした
そのためコンクリを貼る部分の中央をV字型にへこませることで水勾配を再停電にすることにしました
そのうえで、ボトム部分にU字溝を埋め込み、後ろに向けて水を流す設計にしました
家の基礎との間は、今後のメンテナンスを考慮して今回打つコンクリはくっつけずに砂利で逃げることにしました
コンクリは分割して打っていくようです
まずは家の裏の部分にコンクリが流されました
作業は1日で済んでいました
施工直後なのでまだグレーが目立ちますが、乾くと白っぽくなるのでしょうか
裏のコンクリとの間も水勾配の関係で同じレベルでくっつけることができなかったので、逃げを作って砂利を入れることにしました
業界用語では ‟えんをきる” と言うようです
個々の砂利部分はU字溝に向けて水を流すように設計されているため、U字溝の端は落としてあり、ここに水が落ちてくるようになっています
井戸を掘った部分に作られたマンホールもしっかりとコンクリと同じレベルに整えられました
今後井戸の整備の時にはこのマンホールからアクセスするようです
施工区画はU字溝で区切られた範囲で1区画としてやっていくようです
水勾配もU字溝に向けて下げていくので、理にかなった工程です
もともとのコンクリの足の部分も掘削した直後は石や砂利などの基礎部分が見えていましたが、モルタルで蓋がされていました
施工した部分の乾燥、養生をしている間に次の部分のコンクリを流していました
ここは縦長の部分なので奥に向けて水勾配をとっています
手前部分は水勾配を考慮するとどうしても元のコンクリよりも高さが高くなってしまうので、手前の0.5mはほぼ水平に作られており、そこからU字溝に向けて0.5m分複雑に落ち込んでいきます
残りの部分の施工も近日中に施工されるようなので楽しみです
実際に車を入れられるようになるのは完全乾燥後であり、まだまだ時間がかかりそうです
乾燥がすんだら今度は融雪装置がしっかりと使えるようにいろいろと整備を進めていきたいと思います