これまで何度も何度も頭を悩ませてきたビビり音です
ネットなどで情報を集めて、あれこれと手の出せる部分にスポンジを貼ったり、ルーフライナーを外してデッドニングしたりと、正直、思い当たる部分はほぼ手を付け切った感があります
作業後、少しの間はビビリ音が改善したかのように感じたのですが、すぐに再発しました
ダッシュボード周りのビビり音対策
BRZのビビり音対策でこんなにも悩まされる理由は以下です
① はっきりした音源がわからない
→走行中にビビり音が発生するのですが、一人でしか乗らない車なので音がしても運転中で音源検索ができません
② 走っていて常に音がしているわけではない
→走行中にビビり音がするものの、音がするのは特定の区間である程度の速度帯走っているときだけです
その速度帯はそれなりに高く、下道をゆっくり走っているときには音がしません
このような理由から、どこからなっているのかが全く分からず、どこに手を付けたらいいのかがわからない状態です
いろいろと対策した結果、ざっくりと自分の感覚では車内で黄色丸の部分あたりからのビビり音が残っている感じがしています
とはいえ、センターのエアコン吹き出し口については、ビビり音がした際に上や前かrあ押さえてみても音が収まることもなく、本当に原因なのかわからないままでした
そのため、これまでは以前の記事以上の対策は行ってきませんでした
しかし、どうしても走っていてビビり音がすると不快になるので、思い切って更なる対策をしてみることにしました
今回対策するのは特に新たな部分ではなく、純正部品のビビり音対策をより強化するものです
作業は簡単で、助手席前からエアコンダクトまでのパネルを外して、可能な限りパーツ間の接合部分にスポンジを貼っていくだけです
まずはエアコンダクト回りです
純正状態ではこんな感じで、紙のような薄いビビり防止剤が貼られています
この状態でパネルを当ててみると、実はこのビビり防止剤はエアコンダクトのパーツとはほぼ触れておらず、接触時の音防止にはなるかもしれませんが、振動防止効果はほぼなさそうでした
そこで、スピーカー交換の際に買って余っていた1mm厚のスポンジシールを張っていきました
目につく部分に貼りまくっていきます
続いて助手席前のパネルです
ここは2枚のパネルがクリップで合わさっています
純正ではほとんど緩衝材が貼られていませんが、注意深く仮合わせしてみると結構いろいろな部分が当たっています
そこで、目に見える面の部分にスポンジシールを貼っていきました
さらにその下のパネルです
こちらもクリップ留めのみです
上のパネルよりも薄く、ビビり音を発生しやすそうな構造です
こちらはパネルの端の部分にしっかりとスポンジシールを貼っていきます
上端部分は上のパネルのくぼみにはまっていくので、ここが振動すると結構音を発生しそうな感じでした
助手席ドア側のエアコンダクトは、以前に貼ったフェルトシートが端まで貼りこまれていて緩衝材になっているので、今回は手を加えませんでした
これでダッシュボード周辺の気になっている部分に対策はできたと思いますがあと1か所、ルームライトユニット周りからも音がしているような気がしていました
しかし、ルームライトユニット自体はこれまで2回にわたって作業しており、もうスポンジシールを貼る場所がないくらいたっぷりと対策しています
そこで目が行ったのはルームミラーです
BRZはルームミラーがフロントガラスにくっついているタイプなので、今まで気にもしていませんでしたが、根元を触ってみると前後方向に若干の遊びがありました
そこで、外して対策することにしました
ミラー根元のカバーをねじって外すと、このような留め具が見えてきます
下側に赤丸のつめがあるので、これを手前側に引っ張りながらミラーを上に引っ張れば簡単に外せます
ガラス側には写真左のような金属のベースがくっついており、ミラー側は右の写真のような金属クリップがついていてこれで挟んで固定する感じです
ミラー付け根部分のガタを少しでも解消するために、ベース部分にスポンジシールを貼っておきました
これだけ貼っても特にミラーの取り付けに問題はありませんでした
ドアスピーカー周辺のビビり音対策
車内のビビり音対策に加え、ネットで見つけた情報として、社外スピーカーに交換した際に、インナーバッフルやスピーカー周囲からビビリ音が出ることもあるそうです
その場合は、音量を上げた際に出るらしいので、今悩んでいる症状とは異なりますが、どうせならビビリ音の原因となる場所は徹底的にやっつけてしまいたいので作業してみます
現状はこんな感じです
納車直後にフロントスピーカーの交換を行っていますが、カロッツェリアのインナーバッフルボードに付属していたネジで留めています
子のネジはM5で、純正のスピーカーを固定していたプラスチックの受けを外した穴にはやや小さめでしたが、ワッシャーをかませて使っていました
それをすべて外してしっかりと固定できるようにしていきます
使用するのはエビナットです
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いわゆるナッターです
以前エルグランドのアンダーパネルをDIYしたときに購入し、結局M6サイズは固すぎて使えなかったものです
今回は下穴が大きくてM6以外使えませんでした
以前の反省を生かし、ナッターの使い方を少し変えたところしっかりとかしめることができました
インナーバッフル側も、スピーカーに付属のビスで留めていましたが、しっかりと食い込むように下穴を開けてオニメナットを打ってボルト止めに変更しました
こちらはバッフルの幅の問題もあるので、M5のボルトにしています
ナッター&オニメナットでしっかりと締めたことで、スピーカー全体のがっちり感が上昇しました
このおかげで、ビビリ音改善というよりは、このウーハーから出る音がはっきりとしたので、デッドニングの一種となった感じの方が大きいです
ここまで作業をして少し走ってみました
高速はまだ走っていないので、完全に評価できたわけではないのですが、幹線道路で今までビビリ音が鳴っていた区間では、ビビリ音は消失していました
今度高速を乗る予定があるので、その時にさらに詳しく評価していきたいと思います