今回はランバイクネタです
以前にランバイクをきっかけとして娘と喧嘩をしてしまいましたが、そこおからお互いにしっかりと話し合い、今後の方針について相談しました
それまで特に明確な目標もなくチームに合わせての周りの子大会に出ていましたが、結局は遠足のような感じにあってしまっていました
そこで、出場する大会を絞り、規模は小さくなりますが、身の丈に合った大会に合わせて練習をしていくことにしました
その結果、大会でも少しずつ結果が出るようになってきて、本人も自信がついてきたようです
そんな娘を支えるために父にできることはマシンのメンテナンスです
以前は狂ったようにカスタムをしていましたが、そこまで大きな効果はなく、むしろバランスを崩してしまい走りにくくさせてしまっていました
そこで、最近は遠征して他チームの練習会に参加した後や大会の後など、距離を走った際にこまめにメンテナンスとデータ採りをしていました
タイヤの空気圧やサドル、ハンドルの高さなどはデータを蓄積していくうちに徐々に当たりの範囲が見えてきたり、練習会でわざと大きくセッティングを変えて走りの変化を見てみたりとやってきました
本人の走りやすいセッティングが必ずしも早いセッティングではないので、そのあたりを子供に理解してもらいつつ車体のセットアップを行っています
そんなこんなで、約半年間頑張ってきた車体ですが、今シーズンもシーズンオフになりました
そこで、しっかりとオーバーホールメンテナンスをしていきます
ランバイクにとって重要なのはホイールベアリングです
これまで、いろいろなベアリングを購入し試してきました
現在はいているホイールは、ROCK FISHのFT30というホイールで、ベアリングは純正のハイブリッドセラミックベアリングがついています
このベアリングはもともとはシールドベアリングでしたが、完全オープン化して使っています
そのため、シーズン中のメンテナンスとして、ベアリングの洗浄、オイルアップを行ってきました
使用していたオイルはこちらです
GLITCH OIL(グリッチオイル) TEFROSSO(テフロッソ) 価格:3300円 |
回転抵抗と耐久性を考慮して、普段はこのテフロッソを使っています
毎回パーツクリーナーで古いオイルを落として、エアブローで飛ばした後に新しいオイルを注油してきました
しかし、ベアリングをはめたままの作業なので、台座部分に残ってしまうオイルは少なからずあり、そのせいでベアリングの回転が徐々に悪くなってくる感じがありました
そこで、今回はベアリングを外してしっかりと洗浄していきます
ベアリングの脱着については、すでに工具もそろっておりかなり慣れた作業になってきたので、特に苦なく行えます
いつも通り洗浄した後でも、ベアリングを外すと台座部分には赤いオイルが残っていました
これもしっかりと洗浄していきます
外したベアリングも表、裏ともにしっかりとパーツクリーナーで洗浄します
思ったよりも大量に赤い古いオイルが出てきて驚きました
ベアリングも洗浄前後でかなり回転が軽くなったので、オーバーホールメンテナンスして正解でした
半年の使用でここまでベアリングの回転に変化が出るのは驚きでした
ここで、僕のスペアパーツコレクションを見ると気になるベアリングを見つけました
以前のホイール用に購入したフルセラミックベアリングです
以前のホイールはHANAMARUのFlyφを使っていましたが、リム部分も軽くホイールそのものに回転慣性が生じにくい設計でした
そのため、ベアリングに回転トルクがかかりやすいように外側の重いハイブリッドセラミックベアリングが相性が良かったように思われます
しかし、今使っているFT30はとにかくリムが重たいので、ホイール自体に回転慣性が生じやすい設計です
そうなると、極力ハブ側は軽くした方が有利になりそうだったので、この機会にフルセラミックベアリングを取り付けてみました
そうすると、驚くことに純正のハイブリッドセラミックベアリングよりも無負荷回転性能が向上しました
実際は子供が乗って荷重がかかるので回転性能はまた変わりますが、冬場の短期練習などで試してみるのはいい機会かと思い、前後ともに交換しました
もちろん、子供には伝えていないので、走りやすさなどの感想を聞きつつ今後のセットアップの参考にしたいと思います
年が明けると、今目標としている大会の中部ブロック大会があるので、それまでに少しでも実力を上げつつ車体のセッティングも煮詰めていければと思います