今回もクルマネタです
BRZの時と同じく、キャラバンもパーツをそろえて下準備を進めています
キャラバンは納車されてからすぐに使う予定があり、ゆっくりDIYしている暇もないので、しっかりと下準備してすぐに作業に取り掛かれるようにしておきます
スピーカー取り付け準備
まずはスピーカー取り付けの準備です
前回の記事でインナーバッフルボードの塗装を行いました
今回はスピーカー取り付けに向けて鬼ナットを埋め込んでいきます
BRZで初めてやってから、スピーカー取り付けに鬼ナット+ボルトの使用にハマっています
取り付け強度が上がるのと、スピーカーの取り外し、再取り付けが確実にできるというメリットがあります
まずはルーフスピーカー用のインナーバッフルボードです


下穴を開けてねじ込むだけです
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何も考えずM5の鬼ナットを埋め込んだのですが、スピーカーカバーを確認するとM4のボルトしか通らず、これでは全く役に立ちませんでした
そこで、悲しい思いをしつつ裏側からM4用の下穴を開けなおし、M4の鬼ナットを打ち込みました
M5のものは抜かずにエプトシーラーを貼ってなかったことにしておきました
続いてはリアスピーカー用のインナーバッフルボードです


こちらはエクストレイルから外した17cmのコアキシャルスピーカーを取り付ける予定なので、それに合わせて穴あけし、M5の鬼ナットを打ち込みます
ここは特に問題なく終わるかと思ったのですが、スピーカーブラケットにつけておこうと思ったところ問題が生じました



純正のボルトが短く、インナーバッフルボードから先が出ないのです
これでは取り付けができないということで、ガレージからM5の長そうなボルトを出してきたのですが、今度はブラケット側のネジ山にうまく合わずグラグラで取り付けできませんでした
比べてみると、純正のボルトは先が細く頭に向けて太くなるテーパーボルトでした
そのため、先端に合わせてM5を使うとアンダーサイズだったのです


ガレージを探し回ったところ、おそらく昔のスピーカーか何かについていたと思われるテーパーの皿ネジを見つけました
これが長さ、太さともにシンデレラフィットでした
奇跡的に6本見つけることができたので、しっかりと取り付けることができました
こんなところで捨てられないもったいない病が役に立ちました
これでリアスピーカーの下準備も完了です
最後にフロントスピーカー用のインナーバッフルボードです



こちらは非常に薄く、9mm弱しか厚さがありません
鬼ナットは13mmの長さがあるので貫通してしまい使えませんでした
そこで爪ナットなるものを見つけました
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下穴に金づちで打ち込むタイプです
これは長さが皿込みで10mmでしたので、ギリギリ行ける計算でした
これを打ち込んだのですが、写真の通りバキバキに割れてしまいました
爪付きナットは幅を広く使うため、爪がバッフルの端まで届いてしまいそこを起点に割れてしまいました
割れた結果ガタガタに曲がってしまったため、このままでは使えないと判断しました


ということで別物を発注です
同じものでは意味がないと思い、ネット情報で多少の加工で流用可能と書いてあったハイエース用のインナーバッフルボードを購入しました
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裏面の凹凸はキャラバンにもあるので、ここが盛り上がってくれていた方が穴がふさがって助かります


取り付け用の穴はかなりズレていますので、キャラバン用のものを重ねてマーキングし、穴を追加していきます


新たな穴を開け、サイドの形もキャラバン用のものに合わせてサンダーで切って整えました
さすがはメーカー品だけあって、カットしても割れることなく丈夫でした



あとはM4の鬼ナットを埋め込みます
M4の鬼ナットは長さが8mmなので、問題なく埋め込めます
割れもなくきれいに埋め込むことができました
これでスピーカーの下準備が完了です
配線加工
キャラバンはナビを交換します
かみさんからの希望です
純正の7インチでは画面が小さいといわれてしまいました
おそらく車体が大きく、インパネも幅が広いので相対的に小さく見えるのだと思いますが。。。
とはいえ、購入のOKをもらうためにも、かみさんの要求は通すしかありません
そこで少し大きくして8インチのナビを購入しました
せっかくナビを交換するので、配線関連もしっかりと下準備して、電源関係もナビ裏から分岐させてしまいます
ナビに付属の配線です
キャラバンの純正配線に変換するためのコネクターも購入し、先に取り付けておきます
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まずは簡単なところからです


車速信号、リバース信号、サイドブレーキ線の配線です
車速線とリバース線は圧着端子で結線し熱収縮チューブで絶縁します
今回は極力追加のギボシを使わない方針で行きます
サイドブレーキ線はもちろんアースに落とせるようにクワガタ端子を付けておきます
これで走行中もナビ操作、映像出力が可能になります



続いてスピーカー線です
リアスピーカー線はいったんアンプを経由して配線していくので車体側へ入っていく側のリアスピーカー線は切って熱収縮チューブで絶縁しておきます
ナビからのリアスピーカー出力線はオーディオ線とつないでアンプまで伸ばせるように約1.5m延長しておきます
フロント側はセパレートスピーカーについてくるツイーター用ネットワーク付き分岐配線を間に嚙ませておきます
ツイーターはスピーカー付属のコードで配線、フロントドアスピーカーは純正配線を使って鳴らしていきます
つづいてアンプのスピーカー線も準備していきます
説明書通りにつながるように配線します
今回はイン 2cn/ アウト 4cnでつなぐ予定ですので、フロント側のみ入力線をつなぎます
出力線は左右別々に混ざらないように注意しつつまとめていきます
右用、左用でまとめ、足元を通ると思われる部分はゲルコーチチューブを巻いて保護しておきます
これでコネクターをはめるだけでアンプも基本配線が終わります
ナビ裏から電源を出力するのですが、事前に配線図を作成し、分岐配線を設計しておきました
それに合わせて汎用のコネクターを作り作成しておきます
これで一度外しても結線間違いなく付けなおすことができます



次に映像出力線です
今回購入したナビには映像出力機能はあるのですが、必要なコネクターは別売りでした
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今回は純正品ではなく互換品を購入しました
大量のRCA端子がついているのですが、使えるのは2本のみ、さらに使用するのは1本のみです
そこで使えないものはあっても邪魔なので、異音を防ぐ意味でも思い切ってカットして熱収縮チューブで絶縁しました
これでかなりすっきりしました
これでナビから映像出力をしてリアモニターを映すことができるようになしました


配線加工の最後にリアカメラの入力線です
これもコネクターは別売りでした
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これがナビ側のリアカメラ映像入力線です
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そしてこちらが純正のリアカメラ出力をRCAに変換するコネクターです
全て互換品で済ませています
2本をつないで、外れないように自己融着テープで留めておきました
これで配線関係の大まかな下準備は完了です
レーダーバイザー作成
こちらもBRZで作ってかなり良かった部品を自作していきます
作成工程は以前と同じです
レーダーで型を取って残っていたアルミ板をカットしてフェルトを貼るだけです
かたちもBRZを倣ってこの形にしました



キャラバンはダッシュボードが短く、運転者の目線からレーダー画面が近く、見下ろす形になるので、バイザーはやや短めにしました
フロントガラスへの映り込みもそれなりに抑えられると思います
あとは両面テープで本体に貼り付ければ完了になります
これで納車前にできる下準備もほぼほぼ終了しました
キャラバンは配線やチューニングというよりはデッドニング、断熱がメインの作業になるので、残りの時間は内張りのばらし方をしっかりと予習していきたいと思います