前回、デッドニング、断熱関係を仕上げました
今回は内装関連をできる限り仕上げていきたいと思います
ルーフ加工、ルーフモニター、ルーフスピーカー取り付け
ルーフのデッドニングが終わったので、ルーフライナーの加工をしていきます


取り外したルーフライナーに説明書通りにルーフモニター用の穴を開けていきます
純正のエアコン吸気口の穴を拡大する感じです
また、エアコン吹き出し口の両隣にスピーカー用の穴を開けていきます
ルーフライナーはカッターで簡単に切ることができます
ルーフモニター取り付け用のステーを付けていきます
今回はこちらを使用します
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マッハワン KTA10-NV350 日産 E26系 NV350キャラバン(標準ルーフ/リアエアコン装着車)用 アルパイン10インチフリップダウンモニター取付キット グレー 価格:18480円 |
せっかく車種別品があったので準備しました
ルーフライナーを外した状態で取り付けたので、作業は簡単です
しかし、ステーを取り付けてモニターを付けようとしてみると全くつけることができません
いろいろ見たところ、ステーの高さが足らず、ライナーの奥に引っ込んでしまっているためモニターを付けられなかったのです


そこでM6ナットをスペーサーとして、M5のボルトで付けなおしてみました
2cm弱オフセットされましたが、これでもまだ高さが足らず取り付けできません
仕方がないので、ステーの取り付けベースの部分にもM8のナットをスペーサーにしてM6ボルトで付けなおしました
結局合わせて4cm程度オフセットしてこの状態となり、何とか取り付けることができました
配線は先にこの近くまで通してあったので、取り付け作業は簡単です
スピーカーも説明書通りに取り付けて動作確認をしたら作業終了です
ステーの調整にかなり時間と労力を奪われてしまいました
専用品と書いてあるものが合わず、調整が必要になると普通の倍以上の疲労感があります
車中泊用スイッチパネル作成、取り付け
続いてキャビンのDIYを進めます
まずは内張りを戻す際にキャビンのスイッチ類を整えていきます


電気の取り回しは基本的にバッ直からの分岐配線です
シガーなどはACCのタイミングで出力したいので、リレーを使って通電のタイミングをコントロールします
ライト類は消費電力も小さくBAT出力でよいので、特にリレーは通さずに後ろまで引いておきます


戻す前の右キャビンの内張りに穴を開けます
ヒーターユニット上にちょうど良いスペースが合ったのでそこにしました
プラモデル用のドライカーボンプレートをカットしてスイッチパネルにしてしまいます
ここにスイッチとシガー、USBを取り付けます
直せず内張りに取り付けてもよかったのですが、将来的な補修の際などにこうしておくことで内張りを外さずにスイッチを変えたりできるのでこの形にしました
取り付けはブラインドナットを内張りに打ち込んで、M5のチタンボルトで固定しています


ここのスイッチはUSB出力とルーフライト、ベッド下の荷物スペースのライトのon/offをそれぞれコントロールします
全てBAT出力になっており、停車中でも使用できます
ベッド下のライトは意外と重宝します


テールゲートに取り付けたダウンライトのスイッチはDピラーに独立して取り付けました
ここだと外から簡単に手が届くので、使用用途を考慮してこの形にしました
ドライカーボンの加工にかなり時間を取られましたが、何とか思い描いていた形に仕上げることができました
リアベッドキット取り付け
車中泊仕様の一番重要なポイント
常設のキャビンベッドを取り付けていきます
いろいろ売られていますが、今回は値段でWINGSというところのベッドキットにしました
ヤフーショッピングで売られています
どうせマットレスを敷く予定だったので、マットの厚さは10mmにしました


フレームを組んでいきます
純正のユーティリティナットを活用しますので、穴あけ等の加工は何もなくボルトオンです
今回は補強バーを追加購入しましたので、左右の足の間に補強バーを渡していきます
フレームの足部分にはキャビンライトを取り付けておきます


あとは天板を取り付けて、その上にマットレスを敷いて完成です
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価格:11990円 |
マットレスはこちらにしました
ダブルサイズがジャストフィットでした
先の細い部分を折り返して枕にもなりますし、畳めばローソファーのようにも使えます
開封時に独特のにおいが気になりましたが、1週間ほどで消えてくれました
カバーが起毛素材でかなり暖かいので、夏場はちょっときついかもしれません
実際に長距離遠征時にあまりの眠気のため、SAで1時間ほどここで寝てみたのですが、寝心地もよくしっかりと休めました
セカンドシートテーブル取り付け
2列目で食事ができるようにテーブルを取り付けていきます
2列目にはセンターコンソールもなく、純正状態では食事などはちょっと大変です
今回はこちらを選択しました
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価格:19800円 |
純正のセパレートバーに取り付けるタイプです
いろいろなタイプのものがありますが、食事を前提としているので、天板がフラットで広いこと、折り畳みが可能なことが条件でした
その中で値段も考慮した結果です
取り付け前に組み立てます
全てネジ留めなので簡単です
高さは3段階調整できますが、プリセット形式なので、変更時には工具が必要です



純正のセパレートバーに引っ掛けて完了です
折りたためば特にスペースを奪っていくことはありませんし、折りたたんだテーブルの裏側にスペースができるので、小物を置いておくことができます
広げるとしっかりと椅子に座って使えるテーブルになります
耐荷重も20kgらしいので、使用も安心です
汚れてもすぐに洗えそうですし、取り外しも簡単なので邪魔になったら外したいと思います
一つ難点は、この状態ではボンネットの開閉ができないことです
オイル交換などの際にはわざわざ一度外さなといけないようですので、その辺はこの先使っていきながら検証したいと思います
取り付けは簡易的ですが、走行中に変な異音もせず、いい商品だと思います