
ここ最近は家や車ネタから離れていますが、今回も離れたネタです
先日、娘がランバイクを卒業しました
競技自体は8歳まで年齢別クラスがあり、その先はオープンクラスとして小学校卒業まで続けることはできますが、小学校入学を機に卒業を選択しました
3歳の誕生日にストライダーをプレゼントし、そこから半年後の富山県の草レースに出たことをきっかけに、一気に本格的なレースへと参加していったので、競技人生としては約2年半です
その間に、所属していたチームの仲間をはじめ、多くの仲間と出会い、たくさんの経験をすることができました
ランバイク自体は、まだまだマイナースポーツですので、競技人口も少なく、ストライダーは知っていてもランバイクとしてレースがあることを知らない人も多いかと思います
今回は、我が家が2年半で経験したことをもとに、マイナースポーツをやっていたメリット、デメリットをまとめてみたいと思います
メリット
まずはメリットからまとめてみます
1 初心者でも始めやすい
マイナースポーツですので、始めるタイミングの同年代で、親を含め経験者がほぼいない環境です
そのため、非常に始めやすいスポーツでした
車体とプロテクターさえあれば参加できますので、道具としてのハードルも非常に低いです
競技人口が少なく、初心者が参入しやすいようなビギナーレースなども充実しており、探してみるととてもとっつきやすい環境がありました
我が家も、最初は自転車に乗れるようになってくれればという思いでストライダーを買ったわけですが、まさかここまでどっぷりはまってしまうとは思いませんでした
2 全国大会に出場しやすい
ランバイク界隈にもたくさんのレースがあります
その中でも神格化されているのがRCS(Runbike championship series)です
これは海外からもガチ勢が出場するほど大きな規模の大会で、年12戦を戦い年間チャンピオンを競います
このシリーズはオープン形式なのでだれでも参加できますが、やはりガチ勢には到底かないません
しかし、これ以外にも様々なレースがあり、中には年間を通して全国予選を行い、最終的に代表者で争う全国結線がある大会もあります
我が家は最終年はこのシリーズに注力し、全国予選のすべてを回りポイントを獲得することで最後の全国大会に出場することができました
野球やサッカーなどのチームスポーツでは強いチームに所属していないとなかなか全国大会なんて出場できませんし、陸上や水泳などのメジャーな個人スポーツではかなりの実力がないと全国大会なんて出られませんが、ランバイクであれば全国大会を目指すことも可能です
全国大会ではそこでしか味わえない空気感や演出などに加え、これまでの努力が報われたという達成感を子供自身が感じることができるので、子供の人生において非常に貴重な経験になったと思います
うちの娘はランバイク人生において一度も優勝という経験をすることはできませんでしたが、それでも頑張って続けることで得られるものがあるということを学べたのではないかと思っています
3 日本全国に仲間ができる
これはランバイクという競技の特徴の一つだと思います
大会が全日本規模で各地で行われるほか、マイナースポーツで各チームのメンバーが少ないということもあり、様々なチームが全国各地で公開練習会を行っています
その結果、大会で会うだけでなく、公開練習会でも全国の仲間と会い、一緒に切磋琢磨しつつ交流を広げることができます
保育園時代の付き合いとはいえ、日本各地に友達ができるというのは、これからの人生において大きな財産だと思います
うちの娘も一緒に全国予選を回った仲間が仙台から徳島まで全国各地にいますし、練習会や大会で会って話をしたり遊んだりする仲間が日本各地にできました
このつながりが、もしかしたら高校、大学、社会人と進んでいった際に、ふとしたところで生きてくる可能性もあるので、非常に大きな財産だと思います
自分には社会人になるまでこんなつながりはなかったので、うらやましい限りです
4 最低限の身体能力がつく
マイナースポーツとはいえ、全身運動を伴うスポーツなので、走るという基本動作をはじめ、最低限の身体能力はつくと思います
シグナルに合わせたスタート、コーナーでの駆け引き、接触の際のバランス感覚など、一見簡単そうに見えるランバイクですが、意外と奥が深いスポーツでした
球技についてはあまりつながる点はありませんが、最低限の身体能力という点では十分に身につくスポーツだったと思います
デメリット
ここまでいいことばかり書いてきましたが、マイナースポーツならではな点も含めデメリットもたくさんありました
1 しっかりとした指導者、指導体系が整備されていない
これはどうしても仕方のないことです
そもそも、ランバイクをしたことのある親がいないので、どうしても指導は手さぐりになります
その結果、チームとはいえ指導者は親になります
各家庭で考え方に差があり、子供の身体能力にも差があるので、正解の指導や走り方はありません
そこがストレスになることも多々ありました
我が家はどちらかというと昭和な感じでビシビシ厳しい環境を好むのですが、そういうのを嫌う家庭も存在します
チーム内でそのあたりがぶつかり合うと大きな問題が生じることもあります
結果我が家はチームから抜ける決断をしました
最終的にはそれはよかった判断だったと思いますが、チームを仕切る絶対的指導者割、自分の子供がチームの一員ではない第三者という存在がほぼすべてのチームにいない状態なので、チームスポーツと思って参入すると少しイメージと違う環境に戸惑うかもしれません
とはいえ、あくまで個人競技なので、我が家のようにチームから抜けても公開練習会を渡り歩きつつ全国予選を戦って全国大会まで進むことも可能ですので、選択肢はたくさんあります
2 金銭的負担が大きい
先に書いた通り、参入のハードルは低いです
しかし、ガチ勢のように速さを追い求めていくと道具への出費は青天井です
車体もカーボンの軽い車体に!となれば15万程度かかります
さらにホイールもいいものを!となると10~40万くらいは普通にかかります
それに加え、タイヤやベアリング、プロテクター、グリップテープ、整備用オイルなどの消耗品の費用も掛かります
そして、成長に合わせ車体サイズを更新するために2台目を購入したり、ステムやサドルなどを体に合わせて交換していくと出費は留まることを知りません
この辺はある程度親として制限をかけていくか、すべてをランバイクに捧げるかの選択になてくると思います
車体やホイールも接触、転倒などで壊れてしまえば買い替えが必要になってきます
早い車体、ホイールはカーボン製なので、なかなかDIYで修復するのも難しいのが現実です
これらの備品に加え、大会エントリー費、大会や練習会への遠征費、必要があれば宿泊費など費用負担はキリがありません
ちゃんとチェックしていたわけではありませんが、我が家はチームを抜けてから県外の公開練習会に積極的に参加していたこともあり、ガソリン代、高速代、宿泊費だけで月10万くらいは軽くかかっていた気がします
やっていた時はそんなこと気にしていたら何もできないので、娘のためと思い目をつむっていました
引退したので、その分の負担がなくなると思うと、これから生活費に余裕が出てくるのではないかと思います
メルカリなどで引退したライダーの中古車体などが定期的に出品されるので、そういったものを集めてうまく車体を組むことができれば費用は抑えられると思います
3 明確な次の種目がない
これはランバイクに特徴的かもしれません
ランバイク自体は小学校卒業とともにレースへの出場権がなくなるので続けることができなくなります
しかし、サッカーや野球のように次のステップがあるわけでもないので、ランバイクを卒業すると新たなスポーツに進んでいくことになります
基本的な身体能力は身につくと思うので、そこまで苦労をすることはないかもしれませんが、小学生になってから新しい競技へ参入することになるので、経験者と若干の差がある可能性があります
この点は注意が必要で、引退が近くなると多くの親御さんが次何する?といった話をしており、引退前から少しずつ新しい競技も始めていく子が多いです
ランバイクそのものの経験をフルに活かせる競技はないので、広い目で次の種目を考える必要が出てきます
ということでランバイクの卒業を機に、これまでのランバイク生活を振り返ってみました
いろいろデメリットも書きましたが、総じて悔いはないかなと思っています
子供も含め、全国大会の演出はとても印象深いものでやってきてよかったなと思いました
チームを抜けたことについても、大きなイベントではありましたが、逆にすっきりした部分もあり、最終的にあとくされなく引退できたので良かったかなと思っています
どうしても勝敗のつくスポーツなので、親の方が熱が入ってしまいやすい部分があり、それなりのお金がかかるので、その本気度も上がっていってしまうので、そこは親が冷静になる必要があったかなと反省しています
子供も、引退後は特に引きずることもなく次のステップに進んでいるので、気持ちよく卒業することができたのではないかと思います
今度、ランバイクの仲間の家族とキャンプに行く計画があるのでそれも含め、今回の記事を書いてみました
これで我が家のランバイクは一区切りになると思います
きっと、下の子がランバイクをやりたいといっても、チームには入らずにやっていくんだろうなというのが正直な感想で、チームに所属するかどうかはいろいろなチームを見て決めた方がいいかなというのが経験者からのアドバイスです
この記事を見てランバイクを始めたいという方がいるかはわかりませんが、興味があり、聞きたいことがあれば我が家の経験程度であればお話しすることはできますので、コメントいただければと思います