家を建てる当時、かなり憧れていたものがあります。
それが、「2階リビングからつながる広いベランダ」です。
ダイワハウスの提案でも、
- 大きな軒
- リビングとつながる外空間
- 開放感
- 外とつながる暮らし
のようなイメージが前面に出ていました。
当時は、
- ベランダでくつろぐ
- 子供と星を見る
- 椅子を置いて夜風を楽しむ
- ちょっとしたアウトドア空間にする
そんな生活をかなり本気で想像していました。
実際、我が家のベランダは約180cm×990cm。



一般的な戸建てのベランダとしてはかなり広めです。
ベランダで想像していたことは、全部1階側で成立してしまった
実際の生活では、
- 子供を遊ばせる
- BBQをする
- 外で過ごす
- ちょっとしたアウトドアを楽しむ
こういった「ベランダでやりたかったこと」は、すべて1階側で完結するようになりました。
我が家は2階リビングなので、生活の中心自体は完全に2階です。
ただ、
- ガレージ
- ガレージ前のコンクリスペース
- 裏庭
この3つの使い勝手が予想以上によく、外で何かする時は自然と1階を使うようになっていきました。
特にガレージ前は、
- 準備が楽
- 荷物を運びやすい
- 車との動線が良い
- 子供の出入りもしやすい
とにかく実用性が高かったです。
一方でベランダは、
- わざわざ窓を開ける必要がある
- スリッパ→外履きへの履き替えが面倒
- 虫が入る
- その先に“庭”的な広がりがない
- 出入り自体が面倒
という理由から、徐々に使わなくなっていきました。
結果として、広いベランダはほとんど活用されない空間になりました。
ベランダ靴箱も、ほぼ使わなかった
そんな中で導入したのが、以前記事にもしたベランダ靴箱です。
当初はベランダ用の外履きサンダルを入れていましたが、結局ベランダを使わないので今は放置状態です


多少のさびは出ていますが、今のところ水漏れなどはなさそうです
とはいえ、問題だったのが固定方法です。
強風で倒れたり動いたりしないように固定した結果、今度は簡単に撤去できなくなりました。
使わないのに外せない。
しかも風が強い日は、蓋がバタバタ動いてかなりうるさい。
さらに夏場は熱がこもるため、安価なサンダル類は変形しやすくなりました。



こんな感じで、クロックスでさえ熱変形で壊れてしまいます
中段のサンダルは二回りくらい小さくなってしまいました
ここはこのままそっとしておく感じかと思います
ストッカーも「収納不足対策」のつもりだった
同じように置いているのが、コストコの大型ストッカーです。
これも当初は、
「家の収納不足を少し補えるかもしれない」
と考えて導入しました。
当時は、
- 外遊びグッズ
- 子供用品
- ベランダ収納
などをまとめるつもりでした。
しかし現実は、ほぼ使っていません。
結局のところ
- 出し入れが面倒
- 2階まで運ぶ必要がある
- 使う場所が1階中心
という理由から、ほぼ空になっています。


しかも冬になると、屋根から落ちてきた雪が直撃します。
雪解け後に「あれ?こんな場所に移動してる」ということも普通にあります。
掃き出し窓も、実際にはメリットより管理負担が残った
ベランダに合わせて、リビングは大きな掃き出し窓にしました。
ただ、これも今なら違う選択をすると思います。
理由は単純で、
- 外から見えやすい
- 掃除が面倒
- 断熱的にも不利
- 実際にはほぼ出入りしない
からです。
現在はほぼベランダに出ていないため、窓掃除も長期間していません。
もし今もう一度設計するなら、
- 掃き出し窓をやめる
- 腰壁+腰窓にする
- ベランダではなくフラットルーフにする
この構成を選ぶと思います。
その方が、
- 外観もスッキリする
- 室内の落ち着きも出る
- 掃除負担も減る
と感じています。
防水やシーリングについては、フラットルーフ化しても大きくは変わらないと聞いています。
そのため、完全にコストが不要になるわけではありません。
ただ、
- 掃き出し窓
- ベランダとしての出入り前提
- 外部空間としての作り込み
まで必要だったかというと、現在の生活ではかなり疑問があります。
リビングの一面が掃き出し窓になっているため、その面を壁付け家具などで使えない状態になっていますので、ここが腰窓だったらなと思うことはたまにあります
また、入居時には10年点検のタイミングでバルコニー床材の交換が必要になると説明を受けていました。
ただ、現在の使用頻度を考えると、その費用をかけてまで維持更新するかはかなり悩むと思います。
それでも、ベランダが役立っている部分もある
ただ、完全に無駄だったかと言われると、そうでもありません。
我が家のベランダで意外と活躍しているのが、
- 雪受け
- 外水栓、外電源
です。
片流れ屋根の「雪受け」としてはかなり優秀
我が家は片流れ屋根です。
そのため、屋根雪がまとまって落ちてきます。
ベランダがちょうどその落雪ラインに入っているため、下に停めている車への直撃を防いでくれています。
これは実際かなり助かっています。
外水栓は、まさかの「高圧洗浄設備」として大活躍した

さらに意外だったのが、ベランダの外水栓、外電源です。
普段使うことはほとんどありません。
しかし以前、2階トイレが詰まり、DIYで高圧洗浄を行った際、この外水栓が大活躍しました。
2階リビングの場合、
- キッチン
- 洗面
はあっても、「ホースを接続できる蛇口」がありません。
そのため、ケルヒャーを使って配管洗浄しようとすると、水源確保が意外と難しい。
その時に助かったのが、このベランダ外水栓と電源でした。
普段はほぼ使っていない設備ですが、「いざという時に助けられた設備」でもありました。
せっかくなので、トイレのつまり解消後にも、2階の排水管掃除に活用させてもらいました
理想の暮らしと、実際の暮らしはかなり違った
家づくり当時は、
「広いベランダがある暮らし」
にかなり憧れていました。
しかし実際に住んでみると、
- 外で過ごすなら1階の方が便利
- 動線が短い
- 準備が楽
- 虫問題も少ない
と、生活はかなり現実的な方向へ寄っていきました。
その結果、我が家の広いベランダは、
- 日常利用は少ない
- 収納も活用されない
- 管理コストは残る
という空間になりました。
ただ一方で、
- 雪受け
- メンテナンス
- 外水栓
など、想定外の役割で助けられている部分もあります。
「理想通りには使わなかったが、別の形で家を支えている設備」
今では、そんな存在になっています。