庭付きの家に住んでいると、虫対策は避けて通れません。
特に我が家で悩まされたのが、ハチです。
庭やガレージのある家で暮らし始めてから、何度かハチの巣を作られました。
最初は、
「たまたまかな」
と思っていました。
でも、何度も続くと、さすがにそうではありません。
室外機の周辺。
エコキュートの周辺。
ガレージ周辺。
こういった家の外まわりに、アシナガバチの巣を作られることが何度もありました。
当時は、ハチの巣を見つけたら駆除する。
また見つけたら駆除する。
そんな感じで、その場その場で対応していました。
ただ、7年暮らしてみて今思うのは、我が家の場合、ハチが来る原因の一つは庭の雑草だったのではないかということです。
庭が雑草まみれになる。
雑草の中に小さな虫が増える。
その虫を狙ってアシナガバチが寄ってくる。
そして、室外機やエコキュート、ガレージ周辺のような雨風をしのげる場所に巣を作る。
おそらく、こういう流れだったのではないかと思っています。
その後、我が家では庭の一部をコンクリート化しました。
もともとの目的は雪対策や外構整備でしたが、結果的に雑草がかなり減りました。
そして、雑草が減ったことで、ハチ被害もかなり減ったように感じています。
今回は、庭とガレージのある家で7年暮らして感じた虫対策について書いてみたいと思います。
単なるハチ駆除の話ではなく、雑草管理、外構管理、ガレージ周辺の虫対策まで含めた話です。
庭にハチが来る原因は雑草だったのかもしれない
庭にハチが来る原因は、家の立地や周辺環境にもよると思います。
近くに畑がある。
林がある。
空き地がある。
用水路がある。
そういった周辺環境によっても、虫やハチの多さは変わると思います。
ただ、我が家の場合、かなり大きかったのは庭の雑草だったのではないかと思っています。
庭や家の脇に雑草が増えると、まず小さな虫が増えます。
バッタのような虫。
小さな羽虫。
クモ。
名前も分からない細かい虫。
草が伸びてくると、そういう虫が一気に増えます。
そして、アシナガバチはそういった虫を餌にします。
つまり、庭が雑草だらけになると、アシナガバチにとっては餌場になってしまう可能性があります。
もちろん、これは我が家の実体験から感じたことです。
すべての家で同じとは限りません。
ただ、我が家では雑草が多かった時期ほど虫も多く、ハチもよく見かけました。
逆に、庭の一部をコンクリート化して雑草が減ってからは、ハチの巣を作られなくなりました。
この変化はかなり大きかったです。
我が家ではハチの巣駆除が恒例行事のようになっていた
我が家では、過去に何度もハチの巣を作られました。
初めてハチの巣駆除をDIYで行ったのは2022年です。
裏庭側のエアコン室外機に作られたアシナガバチの巣です。
当時は、室外機にハチの巣ができたこと自体にかなり驚きました。
普段あまり見ない場所だったこともあり、気づいた時にはしっかり巣ができていました。
当時の写真です。

人生初のハチの巣駆除直後の写真ですが、写真のブレ具合が当時の緊張感を物語っています。
この時、室外機を開けてみると空になった巣も残されており、すでに何年かアシナガバチの巣を作られ続けていた形跡がありました。
ただ、この年はそれだけでは終わりませんでした。
裏庭側の巣を駆除したあと、今度は玄関前でハチをよく見かけるようになりました。
探してみると、今度はエコキュートの熱交換機のあたりに巣を作られていました。

2回目ともなるとある程度慣れも出てきており、一度に3個の巣をまとめて駆除しました。
初回と異なり、きれいにとられた写真が余裕を感じさせます。
この時点では、ハチの巣を見つけたら駆除する、という対応でした。
とにかく巣があると危ない。
子どももいる。
家の周りをハチが飛ぶのは困る。
だから見つけたら駆除する。
そんな感じでした。
でも、今振り返ると、巣を取るだけでは足りなかったのだと思います。
なぜなら、翌年もまたハチの巣を作られたからです。
しかも、場所はまたしてもエコキュート周辺でした。
さすがに、2年連続、3回目のハチの巣駆除となると、夜間ではなく日中に作業できるようになっていました。

装備品も、ハチアブ マグナムジェットのみでの駆除が可能となりました。
もちろん、かなり危険ではありますので、調子に乗らずプロに任せた方が安心です。
このような方法の模倣はお勧めしません。
ここまで続くと、単なる偶然ではありません。
我が家の外まわりに、ハチが寄ってきやすい理由があったのだと思います。
室外機やエコキュートはハチにとって都合がよかったのかもしれない
ハチの巣を作られやすかった場所を振り返ると、共通点があります。
室外機。
エコキュート。
ガレージ周辺。
どれも、普段はあまりじっくり見ない場所です。
しかも、雨風をしのぎやすい。
人の目が届きにくい。
構造物のすき間がある。
巣を固定しやすい。
ハチにとっては、かなり都合のいい場所だったのだと思います。
特に室外機やエコキュートの裏側は、意識して見ないと分かりません。
普通に生活しているだけでは、なかなか気づきません。
そのため、ハチが飛んでいることに気づいた時には、すでに巣ができていることがあります。
我が家でもそうでした。
家の外まわりには、ハチが巣を作りやすい場所が意外とあります。
庭付きの一戸建てや、ガレージのある家では、春から夏にかけて一度は確認しておいた方がいいと思います。
雑草が増えると、ハチが寄ってきやすい環境になる
我が家で感じた流れは、かなり単純です。
庭や家の脇の雑草が増える。
草むらの中に小さな虫が増える。
その虫を狙ってアシナガバチが飛んでくる。
そして、近くにある室外機やエコキュートに巣を作る。
この流れです。
実際、当時すでにこの原因には少し気づいていました。
ハチの巣を何度も作られたことをきっかけに、家の脇の雑草を整備した記事も書いています。
当時の家の脇は、雑草林のような状態でした。
背の高い草が生え、虫もかなり増えていました。
そして、その虫を狙ってアシナガバチが来ていたのではないかと考えていました。
ただ、その時点では、まだ「とりあえず伸びた草を刈る」という段階でした。
今振り返ると、草刈りだけでは根本的な解決にはなりません。
草はまた伸びます。
虫もまた増えます。
ハチもまた来るかもしれません。
ハチ対策として考えるなら、巣を駆除するだけではなく、そもそもハチが来やすい庭の環境を変えることが重要だったのだと思います。
草刈りだけではなく、防草シートと砂利敷きも行った
家の脇の雑草を刈ったあと、我が家では防草シートと砂利敷きも行いました。
草刈りだけだと、しばらくすればまた雑草が伸びてきます。
そこで、雑草が生えにくくなるように、防草シートを張り、その上に砂利を敷きました。
この作業によって、少なくとも雑草が伸び放題になる状態はかなり改善しました。
草が少なくなれば、虫の隠れ場所も減ります。
虫が減れば、それを狙ってくるハチも減る可能性があります。
そう考えると、防草シートや砂利敷きも、虫対策として意味があったと思います。
ただし、実際に何年も暮らしてみると、防草シートや砂利だけでも完全に放置できるわけではありません。
防草シートの端から草が出る。
砂利の上に土や落ち葉がたまる。
その上からまた草が生える。
隙間から雑草が出てくる。
こういうことは普通にあります。
つまり、防草シートや砂利はかなり有効ですが、一度やったら一生何もしなくていいというものではありませんでした。
やはり、庭や外構は定期的な管理が必要です。
その後、庭の一部をコンクリート化した
その後、我が家では庭の一部を大きく作り替えることになりました。
きっかけは、冬の融雪対策です。
雪かきの負担を減らすために、井戸を掘ることになりました。
その工事に伴って、防草シートや芝、鉄棒などを撤去し、庭の一部に重機が入る大きな外構工事になりました。
もともとの目的は、虫対策ではありません。
雪対策です。
ただ、結果的に庭の一部を大きく作り替えることになりました。
これまでの雑草との格闘から、手入れができない部分についてはコンクリートに打ち換えることとし、井戸掘り後の周辺整備として、重機が入る庭の一部にはコンクリートが打たれました。
このコンクリート化によって、庭の管理はかなり楽になりました。
土や芝のままだった場所に比べると、雑草が生えにくくなったからです。
雑草が減れば、虫の隠れ場所も減ります。
虫が減れば、それを狙うハチも減ります。
結果として、我が家ではこの工事を行った次の年の2025年以降、ハチの巣を作られなくなりました。
もちろん、コンクリート化したから虫が完全にいなくなるわけではありません。
花壇もあります。
植栽もあります。
家の周りには虫が来ます。
そのため、蜂自体が全くいなくなったわけではありません。
それでも、以前のように巣を作られて気が付けばあちこち蜂が飛んでいるという状況はなくなりました。
コンクリート化は虫対策としてもかなり効果を感じた
コンクリート化の一番分かりやすいメリットは、雑草が生えにくいことです。
土のまま。
芝のまま。
砂利だけ。
防草シートと砂利。
それぞれにメリットはあります。
ただ、雑草対策という意味では、コンクリートはやはり強いです。
当然ですが、コンクリートの上から雑草はほとんど生えません。
草刈りも不要です。
土もたまりにくい。
虫の隠れ場所も減ります。
我が家の場合、庭の一部をコンクリート化したことで、外まわりの管理がかなり楽になりました。
結果として、虫も減り、ハチも減ったように感じています。
これは、家を建てた当初にはあまり考えていなかったメリットでした。
家づくり中は、庭というと芝生や植栽、花壇などを考えがちです。
我が家は、この家の西側の部分については将来子どもとキャッチボールをしたいと思い土を残していました。
しかし、それが裏目に出て管理できない空間となり、雑草に負けて蜂被害に結びついてしまいました。
これは実際に暮らしてみてからわかる後悔ポイントです。
管理できない庭は、雑草が増え、虫が増え、ハチが寄ってくる原因になることがあります。
見た目だけでなく、管理のしやすさも外構ではかなり重要だと感じています。
ハチ対策は巣を駆除するだけでは足りなかった
ハチの巣ができたら、まずは駆除が必要です。
特に子どもがいる家庭では、放置するのは危険です。
家の周りをハチが飛んでいるだけでも不安になります。
我が家もそうでした。
ただ、何度も経験して思ったのは、ハチの巣を取るだけでは根本的な対策にはならないということです。
巣を取る。
でも庭は雑草だらけのまま。
虫が多いまま。
室外機やエコキュート周辺が見えにくいまま。
ガレージ周辺に物が多いまま。
この状態だと、また別の場所に巣を作られる可能性があります。
実際、我が家もそうでした。
一度駆除しても、別の場所に作られる。
翌年もまた作られる。
そういうことがありました。
だから、ハチ対策は二段階で考えた方がいいと思います。
まず、今ある巣を安全に処理する。
そして、その後にハチが寄ってきにくい庭や外構に変えていく。
この順番です。
その場の駆除だけで終わらせないことが大事だと思います。
自分でハチの巣を駆除しない方がいい場面もある
我が家では、過去にDIYでハチの巣を駆除してきました。
ただ、今思うと、無理はしない方がいいです。
小さな巣で、ハチの数も少なく、安全に作業できる場所なら、市販のハチ用スプレーで対応できることもあります。
ただし、危険な場面もあります。
巣が大きい。
ハチの数が多い。
ハチの種類がわからない。
高い場所にある。
室外機やエコキュートの奥にある。
ガレージの天井近くにある。
子どもが近づく場所にある。
刺された経験がある。
こういう場合は、自分で駆除するのはかなり危険です。
特にエコキュートや室外機の奥に巣を作られると、見えにくい上に作業もしにくいです。
先ほどの2022年の2つ目の記事にもありますが、1つだと思っていたら複数の巣が残っている可能性も十分あります。
中途半端に刺激してしまうと、ハチが一気に出てくる可能性もあります。
小さな子どもがいる家庭では、なおさら無理しない方がいいと思います。
すでにハチの巣ができている場合は、まず安全確保が優先です。
特に、室外機の裏やエコキュート周辺、ガレージの高い場所など、作業しにくい場所に巣がある場合は、無理に自分で駆除せず、専門業者に相談した方が安心です。
広い範囲の雑草対策はDIYだけでは大変
ハチ対策として雑草を減らすことは、かなり重要だと思います。
ただ、実際にやってみると、雑草対策はかなり大変です。
草刈りをする。
防草シートを張る。
砂利を敷く。
場合によっては、土を削る。
高さを合わせる。
排水を考える。
コンクリート化する。
こうなってくると、もはや簡単なDIYではありません。
我が家でも、狭い範囲の草刈りや防草シート、砂利敷きは自分でやりました。
それでも、かなり大変でした。
特に砂利は重いです。
運ぶだけでも大変です。
防草シートも、きれいに張ろうとすると意外と手間がかかります。
さらに、広い範囲をきれいに整えようとすると、かなりの体力と時間が必要になります。
狭い範囲ならDIYでも何とかなると思います。
でも、庭全体や家の脇、ガレージ周辺まで含めて本格的に雑草対策をするなら、業者に見積もりを取って比較するのも普通にありだと思います。
一方で、ハチの巣を駆除しても、庭が雑草だらけのままだと、また同じように虫が増えてハチが寄ってくる可能性があります。
広い範囲の防草シート施工、砂利敷き、コンクリート化まで考える場合は、DIYだけで無理をせず、外構業者や庭管理業者に相談するのも現実的です。
ガレージ周辺も虫の隠れ場所になりやすい
庭だけでなく、ガレージ周辺も虫対策では重要です。
ガレージは便利です。
雨や雪から車を守れる。
外用品を置ける。
DIY作業もしやすい。
子どもの外遊び道具も置ける。
ただ、便利な分、物が増えやすい場所でもあります。
タイヤ。
工具。
洗車用品。
園芸用品。
キャンプ用品。
子どもの外遊び道具。
段ボール。
こういったものが増えると、ガレージ周辺は虫の隠れ場所になりやすくなります。
さらに、ガレージの周りに雑草があると、虫はさらに増えやすくなります。
ハチの巣まではいかなくても、クモや小さな虫は普通に増えます。
我が家はガレージ入口周辺に室外機などがなく、普段はシャッターをしめているので、幸いにもこれまでハチの巣がガレージ内に作られたことはありません。
それでも、ガレージ内は気を抜けばいたるところに蜘蛛の巣が張り巡らされ、時折ヤモリとエンカウントするくらいには生態系が豊かです。
そのため、ガレージ内については春から夏にかけて一度確認しておいた方が安心かと思っています。
庭付き一戸建ての虫対策は、殺虫剤だけではなく外構管理も大事
虫対策というと、まず殺虫剤や虫よけを思い浮かべると思います。
もちろん、それも必要です。
ハチ用スプレー。
蚊対策。
クモ対策。
いろいろあります。
ただ、庭付き一戸建てで長く暮らすなら、殺虫剤だけでは足りないと感じています。
アシナガバチやスズメバチのように毒のある昆虫などについては、住み着いてから駆除するのではなく、住み着きにくい環境を作ることが大切だと思っています。
そのためにはその餌となるような小さな虫が増えやすい環境を減らすことが大事です。
雑草を減らす。
物を置きっぱなしにしない。
室外機やエコキュートの周辺を見える状態にする。
ガレージ周辺を整理する。
防草シートや砂利、コンクリートなどで管理しやすい外構にする。
こういったことが、結果的に虫対策になります。
我が家の場合、雑草が多かった頃はハチの巣を何度も作られました。
その後、草刈り、防草シート、砂利敷き、さらに庭の一部のコンクリート化を経験しました。
その結果、ハチ被害はかなり減りました。
もちろん、完全に虫がいなくなったわけではありません。
それでも、雑草だらけだった頃とはかなり違います。
虫対策は、家の外まわりをどう管理するかとかなり関係していると思います。
庭は作って終わりではなく、管理して初めて快適になる
家づくり中は、庭にいろいろな理想があります。
芝生の庭。
子どもが遊べる庭。
家庭菜園。
花壇。
ロックガーデン。
おしゃれな外構。
我が家もいろいろやってきました。
ただ、7年暮らして思うのは、庭は作って終わりではないということです。
むしろ、作ってからが本番です。
草が生える。
虫が出る。
砂利が動く。
防草シートの隙間から草が出る。
花壇の植物が増える。
手が回らない場所が荒れる。
庭は、暮らしながらどんどん変わっていきます。
その変化に合わせて、管理方法も変えていく必要があります。
我が家の場合、最初は芝や砂利、防草シートなどを使っていました。
その後、雑草管理の大変さを感じました。
ハチの巣も何度も作られました。
最終的に、庭の一部をコンクリート化したことで、かなり管理が楽になりました。
今振り返ると、最初からもう少し管理のしやすさを重視してもよかったと思っています。
庭をおしゃれにすることも大事です。
でも、それ以上に、長く管理できる形にしておくことが大事です。
まとめ:ハチ対策は雑草対策と外構管理から考えた方がいい
庭にハチが来る原因は雑草だったのか。
はっきり断定はできません。
ただ、我が家の実体験としては、雑草が多かった時期に虫が増え、ハチもよく飛んでいました。
そして、室外機やエコキュート、ガレージ周辺に何度もハチの巣を作られました。
その後、草刈り、防草シート、砂利敷き、庭の一部のコンクリート化を進めたことで、ハチ被害はかなり減りました。
この経験から思うのは、ハチ対策は巣を駆除するだけでは不十分だということです。
もちろん、すでに巣がある場合は駆除が必要です。
危険な場所にある場合や、巣が大きい場合は、無理せず専門業者に相談した方が安全です。
ただ、それだけでは再発する可能性があります。
庭が雑草だらけのままなら、虫が増えます。
虫が増えれば、それを狙ってハチが来るかもしれません。
そして、室外機やエコキュート、ガレージ周辺のような場所にまた巣を作られる可能性があります。
だからこそ、ハチ対策は外構管理の一部として考えた方がいいと思います。
雑草を減らす。
虫が隠れる場所を減らす。
外まわりを見える状態にする。
ガレージ周辺を整理する。
管理しやすい庭に変えていく。
我が家では、庭の一部をコンクリート化したことで、雑草管理がかなり楽になり、ハチ被害も減りました。
庭付き一戸建てやガレージのある家では、虫対策まで含めて外構を考えることが大事です。
ハチの巣ができたら駆除する。
でも、それで終わりにしない。
なぜハチが来たのか。
庭や外構に、ハチが寄ってきやすい原因がなかったか。
そこまで考えると、翌年以降のハチ被害を減らせるかもしれません。