家づくり中って、ビルトインガレージにあこがれることはあると思います
- 雨に濡れずに車に乗れる
- 愛車を眺められる
- DIYできる
- ガレージハウスってカッコいい
自分も完全にそれでした。
最初は、
- 時間や天気に関係なくDIYできる
- 愛車を守れる
- 自分の趣味空間になる
そんな“男のガレージ”みたいなイメージが強かったです。
ただ、設計士と話を進めるうちに、雪国では実用面のメリットもかなり大きいことに気づきました。
- 雪の日でも濡れずに乗り降りできる
- 雪下ろしが減る
- 降雪時の出し入れが楽
この辺はかみさん側の反応もかなり良く、結果的に家族全体として導入しやすい設備でした。
でも実際に数年住んでみると、
「これは最高だった」
と
「思ってたのと違った」
がかなりハッキリ分かれます。
今回は、実際に住んで感じたことを、良かった点も後悔ポイントも含めてリアルに書いてみます。
まず前提:うちの間取り
うちはかなり極端な構成です。
- 1階のほとんどがビルトインガレージ
- リビング、寝室など生活空間は2階
- いわゆる「インナーガレージ+二階リビング」構成
これが住み心地にかなり影響しています。
正直、これは本当に良かった
夜中にDIYできる
これが一番大きいです。
もともと想定していた活用法です
仕事終わって、
夕飯食べて、
子ども寝かせて、
家族が寝静まったあと。
そこから、
- 車いじり
- DIY
- 工具整理
- ちょっとした作業
を、時間も天気も気にせずできる。
これが本当にデカい。
しかも、
- 雨
- 風
- 雪
- 真夏の日差し
全部関係ない。
富山みたいな天候が不安定な地域だと、かなり恩恵大きいです。
仕事が終わるのが遅い時期でも、娘のランバイクを大会前や遠征前に常に最高の状態へ整備できたのは、このガレージ環境のおかげでした。
忙しい時期や車を乗り換えたタイミングでは、冗談抜きで「家の中で娘と過ごす時間より、ガレージで車を触っている時間の方が長い」ような時期もありました。
音・臭い・光問題がかなり少ない
これ、住んでから気づきました。
うちの場合、
「1階=ガレージ」
「2階=生活空間」
で完全に分かれてるので、
- 工具音
- シャッター音
- 作業灯
- 臭い
が、生活空間にかなり届きにくい。
だから深夜でも作業しやすい。
逆に、
ガレージ横に寝室
だと結構キツいと思います。
エンジン音も振動もシャッター音も全部来るので。
ファミリー玄関をかいして、ガレージから室内に置いた荷物を取りに行ったり、トイレに行ったりするときでも、生活空間と別れているのでそこまで気を張らずに済んだのは非常に良いと思っています。
冬の底冷えがかなり少ない
これも意外でした。
せっかくなので書いておくと、
リビングや寝室の下に、ビルトインガレージという巨大な空間がある
おかげで、
冬に「床下から冷気が上がってくる感じ」がほぼないです。
普通の一階リビングって、
足元がジワっと冷える感じありますよね。
でもうちは、
床下が外気に近い空間じゃなく、
大きなガレージ空間になっているので、
冷え込み方がかなりマイルド。
もちろん断熱性能もあると思いますが、
「ガレージ層が一種の緩衝空間になってる」
感じはかなりあります。
これは住むまで想像してなかったメリットです。
ガレージ周りの間取り
我が家はガレージを取り囲むように正面玄関から廊下があり、二階への動線へとつながります
そして、正面玄関からの動線を意識して和室とトイレをガレージのすぐそばに設置しています
これが意外とDIYで助かっています
和室は客間としての予定でしたが、ほぼ客人なんていないのが現実で基本は空室です
それでも客間として機能するように照明やエアコン、テレビなどは設置してあります
ガレージは所詮は外とつながった空間なので冬は寒いし夏は暑い
そんな時、家の中でできる配線などの作業は和室の快適な環境で行っています。
和室からガレージがすぐなので、作業が終わればすぐにガレージに出ていって取り付けができるし、ちょっと作業途中でも人が来なければそのまま置いておけるのでかなり助かっています。
温度環境も快適なので、作業効率も爆上げで、ガレージに付随してかなり重宝している空間です。
ただし、理想通りじゃない部分も普通にある
コンセント位置問題
これはかなりあるある。
実際に使ってみると、
- 足元コンセント
- 外用防水コンセント
- 差込口が下向き
これ、めちゃくちゃ使いにくい。
ビルドインガレージは一応は屋外扱いなので、使用されるコンセントも防塵、防水対応のものになります
いわゆるこんなやつです
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パナソニック 接地防水抜け止めダブルコンセント アースターミナル式 露出・埋込両用 ホワイトシルバー WK4602SK 価格:1950円 |
こんなのが足元にあっても、使いたい電気製品のコンセントを挿すたびにしゃがんでのぞき込まないといけなく、周囲にものが置いてあるとコンセントとして使うのも難しくなります

結局我が家では延長コードで使いやすい場所まで伸ばしている箇所がいくつかあります![]()

DIYするなら、
「人が作業する高さ」に普通のコンセント
を付けたほうが圧倒的に便利。
あと、
- 天井付近
- 壁の高い位置
にも欲しくなる。
コードリールや照明で使う可能性があるからです。

我が家も一か所だけ、将来のエアコン用に天井にコンセントを設けてあります
本来ならここを活用していきたいところなんですが、ここはガレージの空間に対応できる大容量エアコン用に200Vにしてあるので、一般の電気機器に活用できないのが残念なところです
今もう一回ガレージを作り直す機会があるなら、迷わず四隅の天井際と各辺の中央部の目線の高さにコンセントの高さを設定すると思います
足元のコンセントは、据え置き工具など場所を決めて設置する予定のところだけにすると思います。
センサーライト問題
これも地味にある。
帰宅時はめちゃくちゃ便利。
でもDIY中は、
動き少ないと消える
集中して作業してると普通に暗くなる。
なので、
センサーON/OFF切替付き
にしておけばよかったと思います。


夜間に帰ってきたときなんかのセンサーライトは非常に助かりますが、DIYしている時のセンサーライトは非常にストレスです。
思ったよりDIYに集中すると動かないようですし、センサーも車体の影などでは感知できなくなるので、しょっちゅう消えてしまいます。
この辺りは切り替え機能付きのスイッチなり設備を選ぶべきでした。
「ガレージだから延べ床に入らない」は半分誤解
これ、家づくり中にかなり混乱しました。
結論から言うと、
ビルトインガレージも普通に延べ床面積には入ります。
ただし、
容積率計算では一部緩和
があります。
住宅なら、
延べ床面積の1/5まで
容積率から除外できる。
だから、
「ガレージは床面積に入らない」
みたいな話が出てくる。
実際は、
- 延べ床には入る
- でも容積率では少し有利
という感じ。
この辺りは設計士に言われるがままになっていますが、もう少しちゃんと勉強しておけば税金的にも余裕ができたかもしれません。
防火区画はかなり厳しい
特に、
- 木造
- 二階リビング
- 準防火地域
だと結構しっかり作られます。
実際、
- 天井の石膏ボード
- 壁構造
- 室内ドア
とか、普通の部屋と結構違う。
ガレージの上が居室だと、
「火を止める構造」
がかなり重視される。
なので、
ガレージ天井だけ妙にゴツい
みたいなのは普通です。
この条件をみたすため、我が家はビルドインガレージ内にも外壁と同じサイディングを取り回し、そこに耐火合板を貼って、さらに耐火壁紙で仕上げています。
これにより防火基準を満たしつつ、ねじ打ちなどのDIYが可能になるほか、見た目も好みの壁紙で仕上げることができました。
しかし、その分の外壁材の費用や壁紙の費用など、余計にかかっているものも多数あります。
逆に気をつけた方がいいこと
ガレージって、住み始めると普通に人が長居します。
でも法的には、
「車庫」
として設計されてる。
だから、
- ソファ
- テレビ
- エアコン
- 常時滞在
を前提にすると、
「本当に車庫ですか?」
問題が出ることもあるらしい。
実際には皆かなり自由に使ってると思うけど、
設計時点では結構シビアみたいです。
結局、ビルトインガレージは誰に向いてるのか
これはかなりハッキリしていて、
「趣味と生活を分けたい人」
にはめちゃくちゃ向いてます。
特に、
- 車
- バイク
- DIY
- 自転車
- キャンプ
- 洗車
- 工具
この辺が好きな人。
逆に、
「とにかく面積効率重視」
なら向かない。
やっぱり、
- 建築費
- 面積効率
- 固定資産税
- 空調効率
は悪化しやすいです。
でも、自分はやって良かった
結局、
夜中にガレージで好きなことやってる時間が、
かなり生活満足度に直結してる。
「家の中に趣味空間がある」
というより、
「生活空間とは切り離された自分の基地」
に近い感覚。
特に、
- 天気を気にしない
- 時間を気にしない
- 家族を起こしにくい
この3つは、本当に大きいです。
だから今振り返ると、
ビルトインガレージは単なる駐車スペースじゃなく、
“生活の自由度を増やす設備”
だったんだなと思ってます。