以前、我が家のパナソニック製エアコンが冷えなくなり、ヤマダデンキに修理を依頼しました。
そのときの診断は、冷媒ガスが約半分まで減っているというもの。
冷媒を補充してもらったところ、しっかり冷たい風が出るようになり、ひとまず無事に復活しました。
修理費用は30,470円。
根本的に漏れを修理する場合は約8万円かかるとのことだったため、7年使って冷媒が半分程度まで減っていたことを考え、
「今回補充して、また数年使えれば十分ではないか」
という判断をしました。
そのときの記事はこちらです。
ところが。
安心したのも束の間でした。
冷媒補充から約2週間で再び冷えなくなる
冷媒を補充してからしばらくは、以前のようにしっかり冷たい風が出ていました。
しかし、数日後、なんとなく風が冷たくない?という違和感を感じていました。
とはいえ、修理したばかりだったので、気のせいかと流していました。
それが、修理から10日目にして、かみさんからやっぱりダメかもと連絡がありました。
さすがに自分だけではなくかみさんも気になったということで確認してみたのですが、今度は以前より症状がはっきりしていて、ほとんど冷風が出ませんでした。
さらに確認してみると、室外機そのものが動いていませんでした。
前回は室外機が回っていたので、冷媒不足だけではなく、別の故障も起きていた可能性が高そうです。
基板なのか、コンプレッサーなのか、正確な故障箇所までは確認していません。
ただ、少なくとも
「冷媒を補充すれば解決する問題ではなかった」
ということは、この時点ではっきりしました。
今思えば、少し違和感はあった
前回、冷媒を補充してもらっている最中、作業員さんが何度か首をひねっている様子がありました。
そのときは
「何か通常とは違うのかな?」
と少し気になっていました。
ただ、作業後には実際に冷たい風がしっかり出るようになったため、
「これで直ったんだな」
と思っていました。
結果だけを見れば、あの時点ですでに別の不具合が進行していたのかもしれません。
とはいえ、補充直後に実際に冷房が復活していた以上、2週間後に再故障することまで予測するのは難しかったと思います。
7年使用で修理8万円。それなら新品9万円?
前回の修理時に、冷媒漏れを根本的に直す場合は
約8万円
と説明されていました。
今回再び故障したことで、あらためて修理するか買い替えるかを考えることになりました。
一応、前回の修理の際に渡されたレシートに、3か月以内の同様の故障の場合は無償再修理しますと記載されていましたが、前回と今回では室外機が稼働している、していないの差があったので、修理業者へ連絡はしませんでした
我が家のエアコンは、パナソニックの
CS-EX228C
です。
約7年間使用しました。
7年使ったエアコンに約8万円をかけて修理するか。
それとも、新品へ交換するか。
今回ヤマダデンキで確認したところ、新品への入れ替えが約9万円で可能でした。
こうなると、個人的にはほとんど迷いませんでした。
約1万円の差で、
- 室内機
- 室外機
- 基板
- コンプレッサー
などがすべて新品になります。
今後の使用年数まで考えれば、7年使ったエアコンを8万円かけて直すより、9万円で新品に交換する方が納得できます。
そこで今回は、修理ではなく買い替えを選択しました。
結果的には3万円損をした?
正直に言えば、
結果だけ見れば、最初から買い替えていれば前回の約3万円は不要でした。
冷媒補充から再故障まで、わずか約2週間。
そう考えると、
「3万円で2週間延命した」
という見方もできます。
決して安い勉強代ではありません。
ただ、前回の時点では冷媒が約半分まで減っていることが確認され、補充後には実際に冷房能力も戻りました。
その状態で
「これはすぐまた壊れるから、修理せず新品を買った方がいい」
と判断するのも難しかったと思います。
ですので、今回の件で修理業者さんが悪かったとは思っていません。
家電の故障は、一つの症状だけですぐに原因を断定できるものではないのだと、改めて感じました。
もう少し様子を見てもよかったかもしれない
今回、少し反省しているのはここです。
前回は真夏だったこともあり、
「エアコンが冷えない」
というだけでかなり焦りました。
そのため、修理を依頼し、そのまま冷媒補充までお願いしました。
ところが今回、買い替えを決めてから実際の交換工事までは1週間以内。
前回の修理についても、依頼から作業までは数日でした。
つまり、
真夏だからといって、必ずしもその日に何とかしなければならないわけではなかった
とも言えます。
もし前回、すぐに冷媒補充をせずに数日様子を見ていれば、室外機が動かなくなる症状まで確認できた可能性があります。
そうなれば、最初から買い替えを選んでいたかもしれません。
もちろん結果論です。
ただ、7年程度使った家電で高額修理の可能性がある場合は、
「すぐ直す」だけでなく、「少し様子を見る」
という選択肢もあるのだと勉強になりました。
ヤマダデンキの対応は早かった
今回、結果的には余計な出費もありましたが、ヤマダデンキの対応自体にはかなり助けられました。
修理のときも、見積もりだけの予定だったところ、その場で作業してもらえました。
そして今回の買い替えでも、店舗で購入してから交換工事まで1週間以内。
真夏のエアコントラブルでは、このスピード感は本当にありがたいです。
暑い時期に何週間も待つとなるとかなり困りますが、今回は修理も交換も比較的早く対応してもらえました。
パナソニックからヤマダオリジナル「RIAIR」へ
今回購入したのは、ヤマダデンキのオリジナルブランド
RIAIR(リエア)
のエアコンです。
これまで使っていたパナソニックのエオリアから、かなりシンプルな機種へ変更しました。

操作自体は一般的なエアコンとほぼ同じです。
実際に使ってみても、
- 冷房はしっかり効く
- 運転音も静か
- 普段使いでは特に困らない
という印象です。

高機能モデルからシンプルなモデルへの変更なので、少し心配していましたが、冷暖房という本来の用途で考えれば今のところ十分です。
風向き調整は少し分かりにくい
今のところ、一つ少し使いにくいと感じているのが風向きの調整です。
リモコンで風向きを変更することはできますが、現在どの位置に設定されているのかがエアコン本体に表示されません。
そのため、
「今どの向きになっているんだろう?」
と少し分かりにくく感じます。
まだ操作に慣れていないだけかもしれないので、このあたりは説明書をもう一度確認してみようと思います。


失って初めて分かる、自動フィルター掃除の便利さ
今回の買い替えで大きく変わったのが、自動フィルター掃除機能がなくなったことです。
これまで使っていたパナソニックのエアコンには、自動でフィルターを掃除する機能が付いていました。
設置場所はサニタリー。
衣類やタオルを扱うため、比較的ホコリの多い環境です。
それでも、これまで約7年間、ほとんどフィルター掃除をせずに使っていました。
今回、旧エアコンを確認してみると、もちろん多少のホコリはありましたが、7年間ほぼノーメンテだったことを考えると、自動掃除機能はかなり仕事をしてくれていたのだと思います。


今までは当たり前のように使っていたため、そこまでありがたみを感じていませんでした。
しかし今回、その機能がなくなってみて、
「自動フィルター掃除って、かなり便利だったんだな」
と初めて実感しました。
まさに、失って初めて気付く便利さです。
新しいエアコンではフィルター掃除が必要になるので、今年の冬に一度確認してみようと思っています。
エアコン交換工事
今回は既存の配管カバーを外し、室内機・室外機ともに交換してもらいました。
普段見ることのない配管や外壁の貫通部も確認することができました。



新しい室外機を設置した後は、配管を接続。
その後、真空ポンプを使って真空引きを行っていました。


こういった作業を見る機会はなかなかないので、個人的には結構興味深かったです。
最後に配管カバーを戻して工事完了。
室内機も室外機もきれいに収まりました。
自動お掃除機能がなくなったことで配管カバーも変更
これまで使っていたパナソニックのエアコンには、自動お掃除機能が付いていました。
そのため、屋外の配管カバーには、自動お掃除機能で排出するための穴が開いた専用のヘッドが取り付けられていました。
※ここに旧・穴あきヘッドの写真
今回購入したRIAIRには自動お掃除機能がありません。
そのため、この穴も不要になります。
そのまま残しておくと虫などが入り込む可能性があるとのことで、今回は穴のないタイプのヘッドへ交換してもらいました。



こちらは標準工事とは別で、追加費用は1,000円でした。
自動お掃除機能がなくなることでフィルター掃除が必要になることは分かっていましたが、まさか屋外の配管カバーまで変更になるとは思っていませんでした。
こういった細かな違いも、実際に交換してみて初めて分かった部分です。
7年目で買い替えて思うこと
今回の流れを振り返ると、
最初から買い替えていれば約3万円は節約できました。
これは事実です。
ただ、そのときそのときでは、それなりに納得して判断していました。
冷媒が減っていたので補充する。
補充したら実際に冷えるようになった。
それでも2週間後に別の故障が出た。
そこで7年使ったエアコンに8万円かけて修理するより、9万円で新品へ交換する。
結果的に遠回りはしましたが、家電の故障や修理費について考える良い経験になりました。
7年程度使った家電で故障が起きたときは、
「直せるかどうか」だけでなく、「直す価値があるか」
まで考えることが大切なのだと思います。
今回は少し高い勉強代になりましたが、新しいエアコンにはまた長く働いてもらいたいと思います。
壊れる前なら、古いエアコンを買い取ってもらえることも
今回の交換で初めて知ったのですが、古いエアコンは状態によって処分時の扱いが変わります。
完全に壊れてしまったエアコンを廃棄する場合は、リサイクル料金が必要になります。
今回、我が家では3,700円かかりました。
一方で、交換時点でまだ動く状態であれば、金額は大きくありませんが1,000円で買い取ってもらえるとのことでした。
つまり、
壊れてから交換する場合:-3,700円
動くうちに交換する場合:+1,000円
となり、実質的には4,700円の差になります。
今回のように、最初に冷媒を補充した時点ではまだエアコン自体は動いていました。
今振り返ると、あの段階で
「7年使っているし、約3万円かけて冷媒を補充するより、このまま買い取ってもらって新品に交換する」
という選択肢もあったのかなと思います。
もちろん、その時点では冷媒補充でしばらく使えると思っていたので、完全に結果論です。
ただ、ある程度年数を使ったエアコンで不具合が出始めた場合は、完全に壊れる前に買い替えることで、処分費用まで含めた差が出る場合があるというのは今回の発見でした。
おまけ:エオリアのリモコンホルダーがまさかのシンデレラフィット
最後に、今回の交換でちょっと嬉しかったことがありました。
新しいRIAIRのリモコンは、壁にネジを取り付けて、そこにリモコンを引っ掛けるだけのシンプルなタイプです。
これまで使っていたパナソニックのエオリアには、壁に固定する専用のリモコンホルダーが付いていました。
エアコンを交換したので、このホルダーも当然使えなくなると思っていたのですが……
試しにRIAIRのリモコンを入れてみると、まさかのピッタリ。
多少メーカーも形状も違うのに、エオリアのリモコンホルダーがそのまま使えました。
しかも写真の通り、無理やり入れている感じもなく、最初からこのリモコン用だったかのような収まり具合です。
おかげで壁に新しくネジを打つ必要もなく、これまでと同じ場所にそのままリモコンを収納できました。
完全に偶然だと思いますが、今回のエアコン交換で起きたちょっとした奇跡でした。

まとめ
今回の経験をまとめると、冷媒補充で一度直っても、それが必ずしも根本解決とは限りません。
特にある程度年数を使ったエアコンでは、複数の不具合が重なっている可能性もあります。
我が家の場合は、約3万円で冷媒補充したあと2週間で再故障し、最終的に買い替えとなりました。
それでも、修理も買い替えも依頼から1週間以内で対応してもらえたため、真夏としてはかなり助かりました。
そして新しく選んだRIAIRは、今のところ冷え方も静かさも特に問題なし。
一方で、自動フィルター掃除がなくなったことで、これまで使っていたパナソニックの便利さにも改めて気付かされました。
家電は壊れて初めて分かることも多いですね。
今回の経験が、エアコンの修理か買い替えかで迷っている方の参考になれば幸いです。