私事ですが、今年結婚式をあげました
入籍から時間が経っており、子供もいる中での結婚式でしたが、ブレストンコートの石の教会でとても素敵な式を挙げることができたので、その体験をまとめてみます
予約の時期
我が家は11月に挙式をしました
予約したのは1年前の9月です
この時点で、11月の秋枠は1枠のみでした
さすがに人気の式場だけあって土日の枠はなかなか空きがありません
また、ゲストの宿泊に関しても、同じ日におおよそ6列の挙式があるので早い者勝ちです
ブレストンコートのコテージは数も限られているのでなかなかとることができません
挙式の1か月前までならキャンセルできるので、式の予約の際に撮れるだけ抑えておいた方がいいと思います
式の準備
式の準備に関しては専用のサイトがあり、そこに示されている手順に沿って進めていくだけです
サイトもかなり充実しており、ゲストリストなどもサイトからダウンロードしてメールで提出するスタイルです
また、ウエディングプランナーもこまめに連絡をくれるので安心です
ブレストンコートは我が家のように、遠方からの挙式が多いようで、打ち合わせの回数も少なくて済みます
我が家は3回のみで式までたどり着きました
式場のデコレーションや食事などそれぞれ多くのプランが用意されているので、細かくこだわってオプションを追加していかない限りは、打ち合わせ回数も少なくて済みます
軽井沢の気候
実際に軽井沢に行ってみればわかるのですが、8月以降は他の地域の1ヶ月ぐらい先の気温です
8月より前は1か月前の気温をイメージすればいいと思います
11月始めの式でしたが、薄手のコートが欲しくなるくらい涼しかったです
打ち合わせの際に8月に行ったのですが、その際も富山の9月くらいの涼しさでした
ちなみに、11月の頭に行くと紅葉はこんな感じでした
ちなみに、11月の最終週は雪が降るといわれました
我が家が挙式した時期は夏タイヤでも問題ありませんでしたが、もう少し遅くなると車で来る人には冬タイヤの準備が必要になると思います
ブレストンコートでの挙式の特徴
①祝福式も選べる
これは新婚ほやほやで挙式をする人には関係ないことですが、我が家のように事情があって入籍から挙式まで間が空いてしまった人にはうれしいことです
一般の結婚式と異なり、すでに夫婦として生活しているけれど、再度参列者の前で夫婦としての絆を確認し、気持ち新たに歩んでいくというのがコンセプトです
そのため、ベールアップは式の始めに行い、神父さんからの言葉も、結婚式とはやや異なった内容になります
②神父さんが日本人
もともと結婚式場としてできたわけではなく、本物の教会で結婚式をさせていただく形になります
ブレストンコートの神父さんは日本人なので、新婦からの話も聞き取りやすく、内容もとても分かりやすいです
③バージンロードが長い
これは石の教会の特徴です
2階から始まり、ぐるっと回って正面から入場になります
長いバージンロードを歩く姿を見ると、とても感動的です
ちなみに、祝福式の場合はすでに入籍して夫婦として生活しているので、バージンロードを通って新婦が入場するパターンと、バージンロードを使わずに夫婦そろって入場する方法を選べます
ブレストンコートで挙式する際の注意点
①音楽に関して
1. エンドロールで使える音楽の制限がある
これはどこの式場でもあるかもしれませんが、ブレストンコートの場合は100曲のみです
これについては打ち合わせの際の説明がとにかくわかりにくく困りました
リストを渡され「ここから選んでいただければ、歌詞も入ります」と説明されたので、歌詞はいらないから好きな曲にしようと曲を選んでいたのですが、その後の打ち合わせでそのことを告げると、リストの100曲以外は使えませんと告げられ、急遽決め直すことになりました
2. 式中に使う曲は基本的にCDが必要
これも最近は著作権の都合でどこもそうなのかもしれません
式中に流す音楽、プロフィールムービーで使う音楽などは、自身で指定する場合は基本的にすべて原盤CDが必要になります
これも後から聞くといくつか楽曲CDを準備はされているようですが、どの曲があるかのリストはなく、基本的に指定する場合はすべて原盤CD持参になります
指定せずにお任せを選ぶとそのストックの中から雰囲気に合わせた曲を流してくれます
こだわる場合は、早めにCDを準備しておかないといけません
原盤CD指定でCD-Rはダメですので、デジタル音楽データで普段聞いている方は注意が必要です
また、式の1週間前までにCDを送らないといけないのでレンタルCDではレンタル期間を超えてしまいます
②プロフィールムービーについて
プロフィールムービーは多くの方は自作すると思います
その際にDVDに楽曲を入れることは許されません
著作権の関係で、音無しDVDと原盤CDを同時再生する形になっています
そのため、完璧に狙ったタイミングでの再生は難しいのです
我が家の場合も、Little gree monsterの曲に合わせてムービーを作りましたが、残念ながら当日は少しタイミングがずれてしまいました。。。
③周辺の渋滞が読みにくい
ブレストンコートのある軽井沢と言えばアウトレットが有名です
軽井沢駅からブレストンコートへ行こうとするとどうしてもアウトレット渋滞に引っかかってしまいます
宿泊でゲストを招待する場合はその辺への配慮が必要になります
我が家が式を挙げたタイミングはアウトレットの歳末最終バーゲンと被ってしまったので、ちょっと遅い時間になるとアウトレット方面への車はほとんど動かない状態になっていました
バスはその渋滞に飲み込まれてしまうので、当日参加のゲストに関してはタクシーをおススメされます
交通費負担が増えてしまうので、予算には少し余裕を持たせておいた方がいいと思います
④ゲストの宿泊先に困る
先に書いた通り、ブレストンコートのコテージは数に限りがあり、1泊の単価も高いので、そんなに数多くは取れません
宿泊の人が多い場合は周辺のホテルを使うことになります
ブレストンコートではプリンス、マリオットなどの有名ホテルは抑えてくれます
これらのホテルの問題は最低でもツインルームになるので、1人で来られる方が1部屋使うとかなりの宿泊費になってしまうということです
自身でとる場合には、アパなどシングルもありお手頃価格のホテルもありますが、クオリティーとしてはずいぶん落ちてしまいなかなか迷うところです
もちろん、同じ星のやグループの星のや軽井沢も部屋をとることができますが、ここはホテルの規約として最短でも2泊以上の宿泊が必要になり、1泊での予約はできません
⑤式中の写真が撮れない
これはブレストンコートが本物の教会であることが原因です
教会内での写真撮影が禁止されています
式場見学の際だけでなく、挙式中の写真も個人のかめらで撮ることはできません
すべて式場の指定するカメラマンの写真を買うことになります
実際に式を挙げてみて思ったこと
①時間に関しての配慮がすごい!
これは遠方から式を挙げる人が多いためだと思いますが、最後の時間の披露宴でもしっかりと最終新幹線に間に合うように調整されています
また、式中も当日の担当者がしっかりと時間の管理をしてくれるので安心して任せられます
②ブレストンコートに宿泊すると朝ごはんもおいしい!
挙式を挙げた場合はブレストンコートに宿泊するのをおススメします
なかなか取れないホテルですので、いい経験になります
挙式の前に宿泊の荷物を預けておけば部屋に置いておいてくれるので式の後も楽ちんです
チェックアウトも12時と朝もゆっくりできます
朝ごはんはメインディッシュは選択式で、その他はバイキング形式です
とてもおいしいご飯でした
式の際の食事は式の後に食べたりはできないので、式中に食べられないとそれまでです
朝ごはんはゆっくりと食べられるので、ぜひ宿泊して味わうことをおススメします
③アレルギーへの配慮がすごい!
食品アレルギーについて、紹介状にはアレルギーの確認欄がなくちょっと不安でしたが、当日個々のアレルギーに対応してくれます
また、嗜好の問題で食べられない食品がある場合にはその場で代わりの料理を提供してくれるので安心です
この辺の対応はさすがだと思いました!
④プランナーの心遣いがうれしい
打ち合わせを重ねたウエディングプランナーと当日の式場責任者、介添え人は別の人なので、プランナーとは当日の朝に顔を合わせておしまいです
そんなプランナーから、式の直前にこんなものが届きました
とても心のこもった贈り物でした
このテルテル坊主のおかげもあって、当日はカラッと晴れた気持ちのいい天気になりました
⑤ゲストホテルとしておススメのホテル
最後におまけとして載せておきます
打ち合わせなども含めていくつか軽井沢周辺のホテルに宿泊しました
その中で、食事もおいしい、シングルルームもある、きれい、お値段的にやさしいおススメホテルはこちらです
ホテルグランヴェール 旧軽井沢というホテルです
軽井沢駅からも近く、アウトレットへのアクセスもいいです
また、駐車場も広く大通りからのアクセスもいいので、車で行っても安心です
部屋はきれいで広く、シングルから大人数で泊まれるグランドルームまであるのでゲストの人数に合わせて使えます
また、中もきれいなのでプリンスには及ばないにしても、ゲストに残念な感じを与えずにコスト削減できるのでおススメです
お風呂はバスタブ付きで広く、お湯をためて浸かれるので、子連れでも安心して泊まれるのもいいところです
まとめ
今更ながら、11月に挙げた結婚式のまとめをしてみました
軽井沢と言う遠方で挙げましたが、とっても素敵な式になり一生の思い出になりました
ゲストの方にも、満足してもらえてブレストンコートで挙げてよかったと本当に思える式でした
予算的にやや厳しい部分もありますが、少しずつ工夫していけば何とか許容範囲に抑えられます
皆さんもいかがでしょうか