我が家は敷地の前面から家までが少し離れています
そのため敷地内引き込み線という私設電柱を採用しています
その良かった点、悪かった点をまとめてみます
引き込み電柱とは
道路にある電柱からの距離が長い場合や、敷地内で家までの距離が長い場合に採用されるもので、自宅敷地内に電柱を立て、電線を中継するものです
電気メーターやテレビ線(ケーブルテレビの場合)、インターネットの光ケーブルもこの引き込み電柱を経由します
我が家の引き込み電柱
我が家はダイワハウスの純正引き込み線を採用しています
このようにダークブラウンに塗装されており、電気メーターも付属しています
先に書いたように、電気線のほかにケーブルテレビのアンテナ線、インターネットの光ケーブルが通っています
ここから先は宅内まで地下配線に変わります
引き込み電柱のメリット
①すっきりした見た目になる
これは引き込み電柱の一番のメリットです
地下配線になることにより、家の周囲に余計な電線がなくなるのですっきりした見た目になります
我が家はテレビもケーブルにしたため、テレビアンテナもないのでこのように家の周りはとてもすっきりしています
②鳥糞の被害がなくなる
これも地下配線のおかげです
鳥が止まる電線がないので、家の周囲に鳥糞をバラまかれずに済みます
そのおかげで、庭でも安心して洗濯物が干せたり、クルマを停めておくこともできます
③検針で中に入ってこられない
電気や水道の検診の際に、電気メーターが家の外壁に取り付けられていると確認のため敷地内に入ってこられます
最近は通信式のものあるようですが、通信で検針できるようにするためには家の外から見える範囲に設置しないといけないらしく、道路側につけることとなってしまい外観を損ねてしまいます
この引き込み電柱を立てておけば、外から見えるところに電気メーターを設置できるのでこのような心配はなくなります
④DIYのネタになる
これは設置した場所にもよりますが、あくまでも自身の所有物なので、どんなことをしても許されます
所さんの世田谷ベースの電柱みたいに色を塗ったり、看板をとり付けたりDIYをして楽しむこともできます
引き込み電柱のデメリット
①コストがかかる
これは仕方ありません
10万弱の出費となります
普通に電線を引いてもらうのにはほぼコストがかからないので、この出費が問題となります
②効果がない場合も
道路の電柱からの距離が短い場合にはあまり効果がないかと思われます
あくまでも敷地内で家までの距離がある場合に効果を発揮します
駐車場などで家を後ろにセットバックする際に効果を発揮します
引き込み電柱を採用する際の注意点
我が家のようにダイワハウスの引き込み電柱では、そこから先が地下配線になるので電線がなくなりますが、すべてのメーカーでそうとは限りません
引き込み電柱が
ただの中継でしかない場合には、そこから家に向けて電線が引かれることになるので、確認は必要です
また、ダイワハウスの場合は地下配線の部分はすべて引き渡し時に配線済みとなっています
つまり、引き込み電柱から宅内の情報ボックスまでの配線はインターネットの光ケーブルもテレビ線もすべて配線された状態となります
そのため、インターネットやテレビの工事も追加料金なく行われました
しかし、この部分の配線が行われていない場合には作業手間賃や配線の部品代などで追加料金が発生する可能性がありますので、新築工事の際にここまで配線を済ませておいてもらうことをおススメします
まとめ
我が家で採用して意外とよかった引き込み電柱について書いてみました
家のセットバックなどで少しスペースのある場合にはぜひ検討してみてください