ようやく重い腰を上げてZのバッテリー交換をしました
今回はバッテリーの負担を少しでも減らすためにキルスイッチも付けたので、そこも含めてレポートしていきます
準備したもの
クスコ ストリート用キルスタータースイッチ
汎用 | エンジンパーツ / その他【クスコ】汎用 ストリート用キルスイッチ JIS(B)端子用 価格:4,092円 |
簡単にバッテリーを外すことができるものです
このようになっています
Panasonic CAOS 80B26L
自動車用 バッテリー カオス 80B24L/C7 パナソニック 標準車 充電制御車用 新品 【キャッシュレス5%還元】 価格:10,270円 |
Zの純正サイズのバッテリーです
安心・安定のPanasonic CAOSです
このサイトで注文すると廃バッテリーの回収もしてくれるので助かります
このように箱に入って送られてきます
配送完了後にメールで廃バッテリーの回収日の案内が送られてきます
交換が終わったら廃バッテリーをこの箱に入れて準備しておきます
あとは回収日に佐川急便に廃バッテリーを渡せば完了です
送り状も佐川急便さんが持ってきてくれます
キルスタータースイッチの構造
今回準備したキルスタータースイッチはこれです
バッテリーのマイナス端子に取り付けて使います
黒いネジを閉めると通電、緩めると絶縁になります
構造としてはこのようになっています
ネジ穴の中は絶縁構造になっており、ネジ下の金属板が端子と接することで通電する仕組みになっています
この構造により、ネジの締め緩めだけでバッテリーの通電をコントロールできます
また、この商品にはこのようなシャント回路が付属しています
これは小電流用のヒューズが入っているシャント回路で、バッテリー絶縁時にも時計やECUのバックアップ程度の小電流のみを流しておけるようになっています
バッテリー交換手順
①バッテリー端子の取り外し
バッテリーの取り付け部位にアクセスし、バッテリー固定金具を外します
Zの場合は助手席側ストラット後部にバッテリーボックスがあります
金具はすべてM10ボルトです
金具を外したらターミナルを外します
ターミナルはマイナス→プラスの順に外します
②廃バッテリーの取り外し
廃バッテリーを外します
とても重たいので、新しいバッテリーの持ち手を外して持ち上げることで安全に取り出せます
バッテリー内にはバッテリー液として硫酸が入っていますので倒すととても危険ですので注意してください
③新バッテリーの取り付け
廃バッテリーから取っ手を付け替えて新バッテリーを載せます
この際、端子の位置に注意してください
バッテリーを載せたら取っ手を外しておきます
④キルスタータスイッチの取り付け
この時点でキルスタータースイッチを車体側のマイナス端子に取り付けておきます
もともとのマイナス端子用コードをキルスタータースイッチの端子にいれてボルトを締めて固定しておきます
⑤端子の接続
バッテリーと車体側の端子を接続します
この時はプラス→マイナスの順に取り付けます
今回はキルスタータースイッチを取り付けたので、キルスタータースイッチで絶縁した状態で取り付けています
⑥シャント回路の接続
バックアップ用のシャント回路を車体の金属部分についているボルトと共締めします
今回はマイナス端子の車体側が固定されているボルトに共締めしました
この時点でセキュリティーなど、常時電源で通電する部分が動き出します
ちなみに、この回路を接続するときに通電して火花が飛ぶことがありますが、気にせず、ビビらず締めこむことが大切です
⑦通電させてエンジン始動テスト
キルスタータースイッチのボルトを締めて完全通電させ、エンジンがかかるか確認します
問題なくエンジンがかかれば完了です
⓼バッテリーを固定して元に戻す
しっかり通電が確認されたら固定して元に戻して完了です
バッテリー固定金具を戻してバッテリーを固定します
ここでしっかり固定しておかないと、走行中にバッテリが動いて不具合の原因となることがあります
しっかり固定したら外したパネル類を戻して完了です
新旧バッテリー比較
左が外した古いバッテリー、右が今回取り付けた新しいバッテリーです
同じPanasonic CAOSですが、デザインが少し変わっているようです
型番、性能は変わりありません
バッテリー上部についているインジゲーターの比較です
左が旧、右が新です
新しいものは赤の周りに青枠になっており、良好な状態です
古いものは見えにくくなっていますが赤の周りに白となており充電不足の状態です
この状態ならジャンプスターターなどで充電してあげたら使えるようになりますが、交換から4年たっていることと、一度完全放電して上がってしまったバッテリーは再充電しても寿命が短いことから交換することにしました
バッテリー交換後のリセット項目
常時電源でバックアップされている項目はリセットされてしまいます
時計やtripメーターが最もわかりやすい内容かと思います
このほかにも、長期間バッテリー切れで放置するとECUの学習項目も一部リセットされることがあるので注意が必要です
今回はリセットされていなかったようでした
まとめ
趣味車Zのバッテリー交換、キルスタータースイッチ取り付けを行いました
無事にエンジンもかかり、官能的なエキゾーストノートを響かせてくれました!
久しぶりに日の光も浴びせてあげることができました!
やっぱりZはかっこいいですね!!
ちなみに、バッテリーは一切通電していない状態でも15か月程度で自然放電してバッテリーが上がってしまいます
そのため、交換予定のないバッテリーは購入しない方がいいです
また、このような条件なので、キルスタータースイッチを付けていても全くエンジンをかけないでいるとバッテリーが上がってしまうので注意が必要です