今回は我が家の実例をもとに、インナーガレージの家で気になるガレージ内へのゴミや雨の吹込み、虫の問題についてまとめてみます
我が家のガレージ
我が家のガレージは1階部分のほとんどの部分を占めるインナーガレージタイプです
内部の広さとしては9m×9m程度で、実際には3台停められる広さにしていますが、耐荷重等から中に柱が立ってしまうので2台分になっています
全面も柱の関係で大型開口ではなく1台分ずつの開口が2か所設けられています
シャッターはごくごく普通の巻き上げタイプです
ゴミ事情
外気温が低くなってきて、庭木の枯葉も目立つようになりました
風の影響もあり、カープールには枯葉が溜まってしまっています
この記事にもあるように、クローズ外構にした影響もあり、なかなかカレハガ溜まってしまっています
そんな我が家ですが、日常使いでの開閉でどの程度ゴミが入ってくるかというと
この程度です
手前側がガレージ内になります
外には枯葉がたくさんあるものの、中への吹込みはほとんどありません
ガレージシャッター付近にはこのようにわずかに枯葉があります
ガレージ奥のファミリー玄関側には全く枯葉が入ってきていません
こうさに時期には多少砂のざらざらした感じはありましたが、大きなごみは奥まで入ってくることはありませんでした
雨の日事情
さて、続いて気になるのは雨の日事情です
雨の日に車を仕舞った直後の状態です
タイヤの通った部分にタイヤ痕はありますが、それ以外に大きな吹込みはありません
クルマから滴る水もありますが、クルマの周囲のみで収まります
そして、ガレージ内はこの時期外気よりも暖かく、やや乾燥しているので、クルマに残った水も数時間で乾いてしまいます
我が家のガレージの入り口はこのようになっています
写真右側が屋外ですが、このようにシャッターの着地点から1cmほどの段差がつけられています
もともと水勾配として正面のスライドシャッターからガレージの奥までで20cmの高さ勾配がついています
それに加えてこの段差があるおかげで外に雨が降っていてもたまった水が中に入ってくるということはありません
ゴミもある程度この段差に引っかかってくれる感じです
虫事情
インナーガレージは外とつながっているので虫などが中に入ってこないか心配でした
実際に生活してみると虫害はほぼありません
写真左はガレージ内側の写真、写真右は玄関前のアプローチの写真です
どちらも外壁材下の基礎ブロックの部分にクモの巣が張っています
ガレージ内の虫害はほぼクモです
それ以外のゴキブリや大きな虫はガレージ内で見たことがありません
そこで、ガレージ内の基礎部分にこのスプレーをかけています
これはなかなか効果があって、吹き付けておいた部分にクモの巣が張られなくなりました
ちなみに、クモの巣はいくつか見るのですが、クモ本体はなかなか見かけません
クモの巣あるあるですかね
家の中もそんなに虫が多い感じはありません
これまででゴキブリ2匹のみで、いずれも2階なので、インナーガレージの直接の影響はなさそうです
そう考えると、インナーガレージにしたからと言って虫が増えることはなさそうです
インナーガレージを作るうえでお勧めしたいポイント
これまで生活してきた中で、インナーガレージ設計の際にお勧めしたいポイントがありました
それはこれです
ガレージ出入り口前の小屋根です
雨除けとデザイン目的で取り付けましたがこれが思いの外大きな役割を果たしてくれています
この屋根のおかげで、雨が吹き込みません
出寸法は45cmですが、雨除けとして十分と効果がありました
シャッターを上げていても雨が中に吹き込まず、クルマが濡れることもありません
また、この屋根にダウンライトを付けたことで夜間の入出庫が安全にできるようになりました
最近我が家の周りにも何棟かインナーガレージハウスが建てられていますが、なかなかこの位置に屋根がついているものがありません
実際に使ってみるととても役立つ部分ですので、今後建設を考えている方は参考にしてみてください
ガレージハウスの利点
ガレージの利点についてはこれまでいくつも生地にしてきています
やはり周囲への気兼ねや天候を気にすることなくDIYができるというのが一番の利点です
それ以外にも、クルマを出せばフリースペースとしてバーベキューなどを行うこともできます
まとめ
インナーガレージハウスに実際に生活してみると、思っていた以上に虫やごみ、雨の問題はありませんでした
クルマ好きにとって、とてもメリットの多い設備ですが、クルマに興味のない人にとってもフリースペースとして活用できます
これから設計や新築を考えている方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか