昨年末に突然の追突事故にあいました
一時停止で停止中に追突されたので10:0で処理は進みました
事故の詳細はこちらの記事です
両者ともに怪我はなく、単純な物損事故として処理されています
今回はその処理に関してまとめてみます
前回の記事には書いていませんが、デュアリスの傷はこんな感じでした
リアバンパーのウレタン部分に擦り傷とガリ傷が入り、深さは一番深い場所でも5mm程度です
クルマの外装に傷がついた場合、樹脂製パーツは基本的には新品との交換になります
そのため、傷が小さいからとか、浅いからとかいう理由で板金修理を提案された場合はnoと言ってしっかりと交渉した方がいいです
パテ埋め+塗装での修理の場合、しばらくするとパテがやせてまた凹むことがあります
しかし、織田裕二の出ているCMのように、もらい事故の場合被害者側に過失割合がないと保険の弁護士特約が使えずに自力で交渉しなくてはならないので、しっかりとしたディーラーなど、交渉力のある場所に修理を依頼する必要があります
対象品が絶版で手に入らない場合や社外品になっていた場合などは対応は異なります
今回はデュアリスのリアバンパーはまだ入手可能だったので、新品交換での対応が基本となります(原状回復義務)
そこで、被害者側としては二つの選択肢が選べます
①修理工場で新品に交換してもらう
②修理はせずに現金で補償してもらう
この2つです
今回の事故では、傷はこの部分にしかなく、衝撃も非常に軽かったこともあって、走行には問題ありません
また、デュアリスは通勤車なので、外装は正直そこまで気にしていません
そこで、後者の現金補償にしました
ここで、どちらがお得なのか考えてみます
今回デュアリスの新品リアバンパー+色合わせ塗装での見積もりは124000円でした
現金補償の場合、この金額での示談となります
小さな傷の場合、現金が入ってきて一見お得に感じます
ここで、修理を選んだ場合を考えてみましょう
部品の金額は変わりませんが、ここに交換工賃(おおよそ5000円~10000円)がかかります
さらに、バンパーを外してみて新たに他の部品の損傷があった場合はそこも交換され、補償対象となります
つまり、交換修理にした方が保険会社としては青文字部分の支出が多くなり、乗り手としても安心して乗ることができるわけです
そのため、クルマにあまり詳しくない場合は修理を選択しておいた方が無難です
今回は先に書いた通り、軽微な損傷だったことと、僕自身自力でバンパーを外しての修理がいざとなればできるので現金補償にしました
ちなみに、もしこの被害車がZだった場合は、迷わず修理を選択します
そのくらい見えない部分の損傷はあると思っています
バンパー固定用のブラケットなんて、気付いたら折れていたなんてこともありますが、現金補償を選択して振り込まれた後では、追加補償を申し出ることはできません
また、今回は加害者がとても手厚い補償の保険に入っていたこともあり、事故当日分の受診までの交通費や日産ディーラーまでの交通費なども合わせた慰謝料も支払われました
これは初めての経験です
これまでは乗っていないタイミングでの事故ではありましたが、何度もディーラーまで往復しなければいけなかったりと、それなりに時間も労力もとられていましたが、その辺に対する補償は皆無でしたので、ちょっと嬉しい対応でした
ちょっと残念だったのは、相手の保険会社の制度なのですが、クルマの修理保証部門と人身の保証部門が違っており、電話や書類が2か所からくるのが少し煩わしい感じでした
とはいえ、先の記事にも書いた通り、これまでで最も紳士的な相手と相手の保険会社だったので、被害事故ではありますが、とてもすっきりしています
今後の自分の任意保険を選ぶ際にも、今回の経験を活かしていきたいともいます
やはりネット保険ではなくちゃんとした代理店有の保険会社の方が相手方は気持ちいいのかもしれません