今季最大寒波が到来しています
富山市も一日で10cm以上の積雪がありました
今回の雪は風も強く市内でもかなり吹雪いていた印象があります
そんな中、我が家のガレージシャッターに不具合が生じたので対処してみました
今回の不具合は電動シャッターの動作不良です
仕事から帰ってシャッターを開けようとしたところ、ガタガタと大きな音を立てて動き出し、途中で止まってしまいました
何度か上げ下げしてみたのですが、一向に巻き取られる気配がありませんでした
挙句の果てに何かに引っかかったのか、動かなくなってしまいました
説明書を調べてみたのですが、LIXILのガレージシャッターの動作不良の原因としては
① 凍結
② ゴミ、異物の噛みこみ
③ レールの汚損
④ 本体の故障
このようなものが疑われるようです
まずは簡単にわかりそうな①の凍結についてチェックしてみました
シャッターの内側、外側から見たりたたいたりしてみたのですが、明らかに凍結していることはなく、しっかりと動く感じでした
④の本体の故障も疑って、非常用の手動化操作を行って手で開け閉めしてしてみたのですが、やはり途中で何かに引っかかってあけられない状態でした
何度か主導で無理やり上げ下げしていて気づいたのですが、無理やり巻き上げると戸袋が膨らんで変形していました
そこで②のゴミ等の噛みこみをチェックするために戸袋をばらしてみることにしました
戸袋の開け方は簡単です
両サイドの化粧板を外しますプラスドライバーでねじを2本外せば外せます
その阿知、手前側のパネルを外します
こちらもねじ2本です
アルミ製ですが重たいので養生テープで上のパネルに固定しながらねじを外した方が安全です
パネルを外してみると構造は単純です
シャッターの巻き取り用の心棒と、端にモーターがあるだけでした
パネルを外した時に何か小さなプラスチック製のパーツが落ちてきました
確認すると真ん中のプラスチックの部品が欠けていました
周りを確認すると全部で3か所にこの部品があり、シャフトにシャッターを固定しているネジの頭を隠している部品のようでした
他の部分もセロハンテープで固定されていたのでここも手持ちのテープでくっつけておきました
この状態でシャッターを開け閉めしてみて気づいたことがあります
なんと、シャッターパネルの隙間の部分に氷が詰まっていました
吹雪でこの部分に水が入り込み、あとから凍ったみたいです
閉じた状態では全く氷に気づきませんでしたが、巻き上がった状態だと開いた隙間から氷が出てきました
この氷のせいで巻き取り厚が大きくなってしまい、戸袋に収まらなくなって止まってしまっていたようです
原因が分かったので、シャッターを閉めてお湯を全体にかけ絵見ました
すると問題なく動きました
せっかく戸袋をあけたので、モーター部分にモリブデンスプレーをかけておきました
後はもとに戻して完了です
2年前の大雪の際には全くこんなことはなかったのでかなり焦りました
分解までしましたが結局はかなり単純な原因でした
説明書にもシャッターの凍結が原因と書かれていましたが、まさかパネルの隙間が凍るとは思ってもいませんでした
今後はお湯をかけて対応していきたいと思います
今回の寒波でシャッターの動きが悪くなった方はまずはお湯をしっかりとかけて様子を見てみてください