今日は2023年1年間の太陽光収支をまとめてみます
昨年は夏場の猛暑が長く続き、夏のエアコン使用は多くなりましたが、その分発電量も稼げた印象です
一方、電力消費がかさむ冬については暖冬傾向でエアコンの使用はそこまで多くはなく済みました
データとしてチェックしていきたいと思います
ではまずは電力ベース(kwh)からです
今年も1年間を通して発電量が使用量を上回ることはありませんでした
売電量が買電量を超えた月は5月の1か月のみでした
充足率(発電分を自宅で使用した量/使用量)は8月のみ40%を超え、年間平均では25.7%と、昨年より3%upしました
昨年と比較してみると年間発電量はやや増え、入居から4年目にして初めて5000kWh/yを超えました
傾向として夏はそれなりで、冬とぐっと数値が悪くなるのは変わりませんでしたが、春、秋の天候が良かったため、その時期の数値がかなり良かったのが影響していると思います
続いて金額ベース(円)です
金額ベースで行くと売電/買電の比率と同じく、5月のみ黒字になりました
雪の積もる1、2月がかなり厳しい状況ですが夏場はエアコンを使っていてもそこまで痛手にはならないようです
1年間の総計で見ると(対2022年)
利用電力 10172kwh(-868kWh)
発電量 5255kwh(+364kWh)
売電量 2878kwh(+2.5kWh)
利用額 213075円(-18243円)
売電額 83206円(+4610円)
となりました
収支としては実質の自己電気代負担が129869円となりました
また、太陽光発電量のうち、自宅で使用した電力と、その月の電気代単価を掛け合わせた償却価格は今年一年で45901円となりました
売電料は利用料の40%弱と、昨年より若干改善したものの、まだまだ寂しい結果です
償却価格も含めて考えると、総使用量に対して60%程度しか太陽光発電で賄えていないようです
太陽光発電導入時の実質負担が77万円でした
2023年の太陽光収益が129107円でした
これまでの収益を合わせると540971円ですので、原価償却まであと2年くらいといったところでしょうか
発電効率自体は大きく変化していないようですので、本年の電気単価が安定し、もう少し売電や自家発電で自宅電力の負担がしやすい環境になることを祈っています
入居時の買電価格保証がたしか10年だったはずなので、このままシステムにトラブルがなければ何とか減価償却して多少の利益をもたらしてくれそうです