今回は間接照明について住み始めて気になった点をご紹介したいと思います
間接照明は部屋をおしゃれに演出するために取り入れられることが多いかと思います
我が家も、寝室や玄関などに取り入れました
その取入れ方で意外な欠点があったためまとめてみます
我が家は玄関に下向きに壁を照らす間接照明、寝室に横向きに天井を照らす間接照明を採用しています
壁を照らす間接照明は多くの展示場で採用されていますし、あまり大きな欠点はありません
しかし、天井を横向きに照らす間接照明に意外な弱点がありました
それがこちらです
間接照明で照らされた天井です
電気off/onで並べていますが、問題点が分かるでしょうか?
矢印で示した部分に一本線が入ってしまっているのがわかるでしょうか
電気offでは全く目立たなかったものです
クロスの継ぎ目かと思い、真下から見てみても
このようにクロスの継ぎ目があるわけではありません
ではなぜ電気を点けると一本線が目立つのかというと、クロスの下の天井板の継ぎ目だそうです(6ヶ月点検の時に聞きました)
これは天井を横向きに照らす間接照明の弱点だそうで、どうしてもこの天井板の継ぎ目が浮き出て目立ってしまうようです
設計段階では全く気付かない盲点でした
実際に現場点検をしている方からするとよくあることのようで、防ぐ方法はないようです
天井のクロスを濃い色にするなどして影が目立たなくすることはできますが、完全に消すことはできません
我が家は今後主寝室と脇の洋室の間に壁を建てて2部屋に仕切ることを考えていますので、そうなればこのラインは目立たなくなります
また、寝室なので、目立っていてもそこまで家の印象に影響することはありません
しかし、おしゃれさだけで、リビングなどにこのような間接照明を取り入れてしまうと後悔することになってしまうと思います
現在設計中の方は、ぜひ注意してください
間接照明をつけるなら壁を照らすようにして、天井を横向きに照らさないように設計することをおススメします