今回は引き渡し時にチェックしておいた方がいいポイントです
こちらもやはり6ヶ月点検までの生活で気になった部分を中心にまとめてみました
①クロスの浮き
これはよく言われていることで、僕も引き渡しの時はチェックしたつもりでした
しかし、6ヶ月点検を前にもう一度見直すと、何か所も気になる部分が出てきてしまいました
引き渡し時は、どうしても気分的にウキウキしているので、見逃しがちになってしまうので、いくつか見ておくべきポイントを挙げておきます
まずは角です
特に、曲面を描いている部分は要チェックです
このように、一見何もないようでも、クロスが浮いてしまっています
このような部分は要チェックです
次に陰になる部分です
明るい場所の異常は気づきやすいですが、影の部分はクロスの浮きなのか影なのかがわからず、見逃してしまいがちです
最後に、天井です
これは曲面の部分もそうでしたが、やはり天井付近は距離があったり暗くなっていたりで気づかない部分になります
こういった見逃しを防ぐために、クロスをチェックするときには部屋の電気をすべてつけて見てみるといいと思います
実際に住み始めて気づくのは電気を点けたタイミングです
②クロスの凹み
これはなかなか書いてあるものはなかったです
下地材の固定ビスの穴をパテ埋めするのですが、それが不十分だとこのように凹みとして残ってしまいます
これはライトで照らすと、へこみが影となって目立つようになります
そこでこちらも電気を点けて確認するようにしましょう
ちなみに、見つけても周辺にローラーをかけて目立たなくするくらいしかできることは内みたいなので、見つけない方がいいかもしれません。。。
③電気スイッチの反応、動き
さすがに、新築の状態で電気が点かないということは無いとは思いますが、必ずすべてつけて確認しましょう
また、スイッチの裏にゴミなどが詰まっていたりすると動きが悪いこともあるので、スイッチを押してみて確認しましょう
センサースイッチを導入している場合は、感度を確認して、必要ならその場で調整してもらった方がいいです
④電気設備の動き
これは引き渡しの時に説明されながら実際に動かして担当者と確認することが多いので安心してしまいがちですが、実はこの担当者との確認ではキッチンやお風呂、トイレ回りの確認だけです
ここで抜けがちなのが玄関回りです
最近は電子ロックが多く使われていますが、その確認はしっかりとは行いません
むしろ鍵を挿して回して、しっかり閉まるかどうかを確認することがメインです
その結果、我が家はせっかく取り付けたオートロック機能が働かないまま現在に至っています。。。
⑤ドアの動き、傷
ドアに限らず、可動部はすべて確認するべきです
まずはしっかり動くかどうか、変な音がしないかどうかです
これは誰でもすると思います
その他に、可動部の傷も要チェックです
開き戸の場合、開けたときに影になる部分の傷などは見逃されがちです
また、ドアストッパーの位置もチェックしておかないと、勢いよく開けた際に壁に当たったりといった不具合の原因になります
使い始めてしまうと、生活による傷と判定されかねませんので、ここはしっかり見ておきましょう
さらに、窓などはサッシと窓枠の色があっているかなどもチェックが必要です
同じサイズで色違いの窓を多く使っていると、組み合わせる窓を間違えて色がぎくしゃくしていることがあります
しっかりチェックしておきましょう
⑥給排水
キッチン、手洗い、お風呂、トイレなどです
もちろん工事担当者と一緒に水が出ること、しっかり流れることは確認します
ここで一つ抜けがちなのが温水の確認です
水がお湯になるまでどのくらいかかるか、しっかりきれいなお湯が出てくるか、サーモスタットがついている場合は突然熱くなったり冷たくなったりしないかはしっかり確認しましょう
排水系は、流れるかどうかや漏れがないかだけでなく、においや異音もしっかり確認しましょう
排水系のつまりは生活が始まってから影響が大きいです
⑦外壁、外設備
外壁に傷がないか、汚れがないかの確認も重要です
ここも工事担当者と確認します
扉や窓周囲は傷になりやすいので注意しましょう
また、バルコニーやデッキも要注意です
バルコニーにマットを敷いている場合はマットの下もしっかり確認しましょう
防水シートを貼って、そのうえに防水塗装もしているのでこの辺がひび割れないかもしっかり確認してください
また、我が家で問題となった部分は雨樋です
これが詰まっていました
雨が降らないとわからない部分ですし、雨樋のオーバーフローなんて注意しないと気付かない部分です
こんなこともあるので、可能なら水を通してみるのもいいかもしれません
⓼室内装飾品の確認
カーテンや据え付け家具などは細かくチェックすると思います
それ以外の部分です
我が家では設計士と相談しながら取り付けたピクチャーレールの確認をしなかった点がやや後悔されるところです
どのレールにいくつのフックを付けるか、また、何本のピクチャーワイヤーを付けるかなど特に確認していませんでした
実際に入居して何かを飾ろうと思ったときにフックやワイヤーが足りなかったり、いい位置に置けなかったりといくつか気になることがあります
⑨鍵の本数
これは我が家でもいまだに決着していない部分です
打ち合わせの際に鍵の箇所ごとにその本数を決めていきます
そして、最近の家はその本数が非常に多いです
電子キーとアナログキーがドアごとにセットになってきます
その辺の本数をしっかりと確認した方がいいです
生活し始めると、もう少し多い方がいいかなと思うこともありますが、その際は追加注文しましょう
はじめの段階でしっかり本数を確認しておかないと、追加注文していいものか悩むことになります
まとめ
6ヶ月点検や入居後の生活で気になった点を中心に、引き渡し時にチェックした方がいいポイントをまとめました
しっかりとチェックして、治してもらうべき場所は治してもらうようにしましょう