今回はクルマネタです
BRZの納車が近づいてきました
下取りに出すZも、下取りに向けて純正戻しをしなくてはいけません
今回はそんな作業を進めていきます
ZからBRZに移植するのはシートとステアリングです
それ以外はそのままで下取りに出します
今回はZからシートとステアリングを外し、車内スペースが広いうちに掃除もしてしまいます
そのうえで取り外したパーツをBRZに向けてひと手間整備していきます
Zの純正戻し
これまで長いことかけて作り上げたZのコックピットはこんな感じです
ここからシートとステアリングを外していきます
純正戻しするため、エアバック暴発予防のため、バッテリーのマイナス端子を外してから作業を始めます
外し作業で30分かかるので放電時間は十分です
純正のシート、ステアリングを取り付けます
このZを買った当初はこんな感じの運転席だったなと10年前の記憶を思い出すと、少し涙が出ました
この後、運転席、助手席、ラゲッジの掃除を行います
掃除機をかけ、荷物を下ろしていきます
残しておくパーツの説明書も、車内に散乱していたので、一つ一つきれいにしてまとめておきました
外したパーツの整備
Zの純正戻しが済んだら、外したパーツの整備を行います
レカロシート
BRZに移植するレカロシートです
ZとBRZの大きな違いはリアシートの有無です
後部座席に座っている搭乗員保護のため、シート後面にFRPが出ていると車検NGとなってしまいます
そのためシートバックプロテクターを購入しました
シート生地と同じ素材です
折りたたまれているので、広げて取り付けるだけです
形は専用設計でカットされており、ベルトガイドの部分もしっかりと穴が開いています
取り付けはカバーにつけられているマジックテープで取り付けます
両面テープがついており、雌側をシートに貼り付けます
そこにカバーを貼り付けて終了です
ベルトガイドの部分のプラスチックを外して巻き込もうと思ったのですが、ネジが短すぎて無理でした
素人作業ですがそれなりのクオリティで仕上がりました
後部座席から見える部分はすべてシートと同じカムイ生地になりました
これで車検も安心です
モモステアリング
ステアリングも移植します
ステアリング取り付け用のボスはすでに購入しています
移植するステアリングはモモ チューナーの32パイです
Zの前のステージアに乗っていたときに購入したので、かれこれ12年くらい使っています
その結果こんな感じで劣化しています
ステアリング外面の革の劣化がひどいです
色が落ち、乾燥も強くなってしまっています
前面の革は色落ちはありませんが、乾燥は認められます
なるべくステアリングを擦らないようにしていたのですが、こんな感じに劣化しています
しかし、穴が開いたり革が裂けたりはしていません
そこで、市販の革保護材を使っていきます
100均で売っている革靴用の黒色の革磨き材と、昔に靴を買ったときに一緒に買わされたミンクオイルです
色褪せしてしまった部分に黒の革磨き材を塗っていきます
黒色が入って色褪せは良くなったのですが、革の乾燥は変わりませんでした
そこで、ミンクオイルを塗りこんでいきます
黒色を保護するように丁寧に塗っていきました
革にしっとり感が戻りました
革のシボもはっきりとしてきました
握った感じも明らかにしっとり感が増して手に馴染みます
しばらく時間をおいて、取り付け前にもう一回ミンクオイルを塗りたいと思います
ついでに、ホーンボタンにつけていたnismoのミニエンブレムも外しました
まとめ
ついにZの純正戻しに手を出しました
外しながらこれまでの思い出などが頭をよぎり、感傷に浸ってしまいました
さすがに10年も乗ると思い入れもかなりあるので、いろいろと思うところがたくさんありました
シートとステアリングはBRZに移植するので、Zの魂もBRZにしっかりと引き継いでいきたいと思います
BRZは何年乗れるかはわかりませんが、しっかりと整備をして大切にしていきたいと思います