生活していく中で不足していると感じる設備が出てくるのは普通のことです
我が家はなるべく収納を一か所に集中させ、居住空間内には収納家具を置かないようにしています
しかし、冬になり上着を着る機会が増えてくると、ちょっと上着をしまっておく場所が欲しくなってきます
そこでDIYでハンガーフックを増設してみました
増設場所
今回増設したのは、 ファミリー玄関とリビング収納内です
どちらも生活感は隠せる場所なので、脱いだコートなどをさっとかけておけます
また、生活動線からも近いため、普段使いの上着など、使用頻度の高いものをしまっておくにはいい場所です
設計段階ではあまり考えていませんでしたが、実際に生活を始めると必要に駆られてきたため、かみさんのリクエストで取り付けることにしました
使用したフック
取り付けたフックはそれぞれの空間のイメージを壊さないように選びました
ファミリー玄関
ファミリー玄関に使用したのはこちらです
IKEA イケア BJARNUM 折りたたみ式フック アルミニウム / 3 ピース b10161219 価格:2,480円 |
IKEAのアルミニウムフックです
折り畳み式なのと、このように表面がアルミ削りだしなので雰囲気があります
この商品の弱点は、固定用のネジが付属していないので、自身で準備しないといけない点です
3個バラバラなので、まとめて付けても、必要な場所にバラバラにつけても使えるので、非常に使いやすいです
リビング収納
リビング収納につけたのはこちらです
価格:3,300円 |
アンブラというメーカーの木製フックです
3連から8連までサイズがあり、必要に応じて選べます
この商品は我が家の和室にも採用しています
この記事にもまとめられています
和室には黒を使っています
フックは収納できるので、使わない時は目立ちません
DIY取り付け
ファミリー玄関
ファミリー玄関へのIKEAフックの取り付けです
先に紹介した通り、取り付け用のネジは自分で準備しないといけません
今回はこれらを準備しました
石膏ボード用のアンカーと3.8mm×25mmの木ネジです
フックに空いているネジ穴をノギスで測ると4.2mmなのですが、アンカーに合う25mmのネジの最大径が3.8mmまでしかなかったので、これにしました
必要な工具は電気ドリル、プラスドライバー、水平器、マスキングテープ、マーカー、脚立です
まずは取り付ける位置を決めていきます
今回はファミリー玄関に取り付けてある仕舞い心地の下に追加しました
高さとしては手を伸ばすと少し余裕ができて届く程度です
ちょっと高めにしました
3個並べるため、しっかり水平をとっていきます
そして両端を決めたら、その真ん中にもマーキングしていきます
マーキングが済んだらドリルで下穴を空けていきます
ドリルビットはIKEAで買った電動ドリルに付属していた2mmを使いました
ここで問題が!!
なんと個々の壁は石膏ではなく木材でした💦
アンカーフックが全然入っていかないと思ったらこの状態でした😢
とはいえ、裏地が硬い木材と分かったので、この大穴を隠すようにフックを付けて直接木ネジで締めていきます
これなら4.2mmのネジを買ってもよかったということですね。。。
フックを立てるとこのようになります
畳むと上の写真のように目立ちません
これでファミリー玄関にちょっとした荷物や上着を掛けておけるようになりました
リビング収納
リビング収納にはアンブラの5連フックを取り付けます
中身はこのように本体、紙メジャー、アンカーフック、固定ネジがついてきます
ネジは30mmの長さです
付属のアンカーフックはねじ込み式ではなく打ち込み式なので、しっかりした下穴が必要になります
必要な工具は電動ドリル、プラスドライバー、金槌、水平器、マスキングテープ、脚立、マーカーです
今回取る付けるのはここです
リビング収納の戸袋の部分の壁に取り付けます
ネジが原因で扉に傷がついてはいけないので、しっかりと壁と扉との距離を測っておきます
我が家の場合は戸袋の橋の飾り木の端から扉まで63mm、飾り木が壁から飛び出している部分が10mmだったので、正味壁から扉まで53mmありましたので、安心して取り付けできました
取り付ける高さを決めたら付属の紙メジャーに本体の取付穴の位置をマーキングして壁に当てていきます
水平を取りながらマスキングテープで留め、ドリルで下穴を空けます
ここで、今回ファミリー玄関に使ったのと同じ2mmのビットを使ったのですが、下穴が小さすぎで打ち込んでいる際に折ってしまいました
そこで、ファミリー玄関用に買ってきたアンカーを使うことにしました
下穴に合わせてアンカーをねじ込んで、固定用のネジをねじ込みます
付属のネジではアンカーを貫いてしまうため、もともと持っていた固定ネジを使用しました
最後に本体を取り付けて完成です
今回は上下2段にしました
下の段はカバンを掛けたり、チビが大きくなってきた際に自分で服を掛けたりするのに使えます
普段はフックをたたんでおけば突起もなく、引っかかることもありません
このフックは、ハンガーを使わなくても直接服を引っかけることもできるので便利です
まとめ
ハンガーフックは生活を始めてから不足することが多い設備です
すべての部屋にクローゼットを取り付けられればいいのですが、そうはいかない場合はこのような後付けのハンガーフックを取り付けてみるのはいかがでしょうか