今回は久しぶりに我が家の後悔ポイントです
最近寝室で寝る前になぜか外の風の音や車の音が気になるのです
以前にやや暑かったこともあり、窓が開けっぱなしなのかなと思って確認してもしっかり閉まっており、窓周りなどに不具合があるのかと思いきや何もない
1年点検でも特に指摘はありませんでした
同じ方向に向いて付けてある別の部屋の窓を確認すると、同じ条件でも全然音が気にならないということで、寝室の窓をいろいろと確認してみました
我が家の寝室の窓は3連窓を採用しています
そのうち、一番奥よりの窓から外の音が大きく入ってきていることに気づきました
確認しても窓周りには特に異常はありません
そこで気付いたのは、外壁との位置関係でした
この部分はすぐわきに突出部があり、赤丸の部分が集音器のように外の音を反響してしまい、この窓から室内に入ってきてしまっていたのです
窓の外を見るとこのようになっています
隣の部屋を少し前にオフセットしたためにできた90cmの袖壁(黄色丸部分)があります
下にはガレージ出口部分のフラットルーフがあり、上には軒が出ているので、完全に集音されてしまっていました
隣の部屋はフラットルーフなので軒がなく、脇も切れているので特に外の音が入ってくるようなことがなかったのです
デザイン重視で決めた部分ではありますが、このように壁、軒、フラットルーフで囲まれてしまい、正面が道路と開けていたためにより外の音が入ってきてしまう構造になってしまいました
また、高気密であり他の部屋が静かなため、より気になってしまう結果となりました
残念なのは、この部屋が寝室であるということです
雨風の強い日は、就寝前に静かになるとより気になってしまいます
皆様も、設計される際はこのような構造にならないように少し気を付けてみるといいかと思います