今回も引き続き家ネタです
今回は高気密、高断熱の家のメリット、デメリットの夏編です
我が家も入居して3年目に入っており、今回で3回目の夏です
年々暑さが増してきているので、猛暑下でのメリット、デメリットを書いていきたいと思います
デメリット
まずはデメリットからです
①暑さがこもる
これは高気密故のデメリットです
窓や外壁から室内に熱が伝わります
そのように室内の気温が上がってしまうと、高気密故に熱がかなりこもります
外出から帰ったときや、夜間にエアコンを切っていた際など、かなり熱がこもっています
②窓を使わない
これは設計段階では全く気が付かなかった点です
家が高気密、高断熱の場合、エアコンを使ってしまうとかなり効率よく冷えてくれます
一方、窓を開けて風を入れても室内とそんなに温度の変わらない風しか入ってきません
そうなると、窓を開けない方が効率がよくなります
結局入居してから夏に窓を開けて風を取り入れたことはほぼないです
メリット
今度はメリットについてです
①エアコンの効きがかなり良い
これはデメリットの裏返しです
一度冷えた室温はかなりの時間キープされます
実はこれは部屋だけではなく家全体に言えることです
我が家の場合、2階のリビングのエアコンをつけてドアを開けておくと2回全体が涼しくなります
2階の奥にあるトイレの中までも涼しくなります
1階の場合、サニタリーのエアコンをつけておくと1階全体が涼しくなります
1日中エアコンをつけていると、家全体が涼しい状態が維持されるので電気代的にも優しい感じです
エアコンの効き始めもかなりいい感じです
②室内が汚れにくい
これは窓を開けないので外から入ってくる埃が少ないからです
これまで住んでいたアパートと比べるとエアコンの効きもいいし、効果も維持されるので窓を開けて喚起することはほぼありません
その結果、窓周辺の汚れは圧倒的に少ない印象です
高気密、高断熱の家を建てる際に気を付けてもらいたいポイント
メリット、デメリットを書いてみました
ここで、高気密、高断熱の家を建てる際に気を付けてもらいたいポイントは以下の点です
・窓はあまり使わない
・エアコンの性能は大事
この2点に尽きると思います
窓については換気についていろいろと考えて設置すると思います
しかし、実際には窓を使って喚起する機会はかなり減ります
むしろ、大きな窓を付けたせいで外から熱を取り入れてしまい暑くなってしまうこともあります
そこで、窓について設計していく場面では、換気よりもデザインなどを優先して問題ないです
むしろ大きな窓をいくつもつけてしまうと、断熱性能が落ちてしまうのでおススメしません
エアコンについては性能の差が大きく出ると思います
上記した通り、ちゃんとした性能のものを使えば、家全体を快適にすることができます
集中空調ではないので、部屋ごとに調整することができるのもメリットです
そこで、エアコンを選ぶ際には、各フロアで1台くらいは部屋のサイズよりもオーバーキャパシティーのエアコンを導入しておくと家全体を冷やせていいと思います
まとめ
高気密、高断熱の家での夏についてまとめてみました
各住宅メーカーが高気密、高断熱の家を売りにしていますが、実際に設計していく際にはいろいろと注意する部分があると思います
その際に、窓やエアコンなど、実際に住んでからしかわからないようなポイントにも注意して考えていけると後悔しないのではないかと思います