今回はガレージネタです
前回、Zのシフトノブの固定ボルトを交換する際に焼き入れを行いました
これまで何度も焼き入れはしてきたのですが、今回何本か焼いてみて焼き上がりに違いが出たのでまとめてみようと思います
作業方法は非常に簡単です
市販で売られているハンドバーナーでステンレスボルトを焼くだけです
今回使用したのはこちらです
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フィールドチャッカー ST-Y450 ガスバーナー ガストーチ あぶり 炙り キャンプ用品 SOTO 【送料無料】 価格:2,567円 |
ホームセンターで普通に売っているハンドバーナーです
火力も十分あり、扱いが簡単です
ボンベも簡単に手に入るので、使い続けるのにぴったりなものです
焼き入れしたボルトはこちらです
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ステンレス 生地 六角穴付きボルト (CAPボルト) M6X20 【100個入り】 業務用 3980円以上送料無料 価格:836円 |
こちらもホームセンターで簡単に手に入るボルトです
ステンレスと鉄が売っていますが、鉄は焼き入れしてもきれいな色にならなかったので発色を期待するならステンレスがおすすめです
最後に、安全に焼き入れするために購入したのがこちらです
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るつぼ 2個 セット セラミック 溶解 皿 耐熱 2800度[cb] 価格:1,796円 |
溶解皿です
ボルトやナットを焼くときには一か所に熱が集中します
これまではブロックの上で焼いていましたが、長時間熱を入れたいときにはブロックが割れる恐れがあったため、ちゃんとしたものを購入しました
これで安心して焼き入れできます
焼き入れの映像です
熱を入れていくとボルトの色が
シルバー→青(35sec頃)→紫(42sec頃)→赤(50sec以降)
となります
今回は80秒ほど加熱しました
加熱後のボルトは動画の最後の通り茶色っぽくなっています
固定用のナットは熱の入り方がゆっくりだったため、きれいな青色に焼けています
焼き時間と焼き上がりの比較です
焼き上げたボルトになります
①が動画の紫のタイミング、②が動画の赤くなり始めたタイミング、③が動画の焼き終わりまでしっかり熱を入れたものになります
キャップの部分は熱を入れれば入れるほど青みが減り、茶っぽい見た目になります
光を当てるとうっすらと青みがかったきれいな色になっています
ネジ山の部分は熱を入れるほど青が強くなっています
これは熱源から遠く、ゆっくりとしっかり熱が入ったためと思います
以上から、ボルトキャップにきれいな青を入れたければ、やや離れた場所からじっくりと熱を入れていくのが良いと思います
これだけ熱を入れても、キャップ部分の六角のサイズが変わったり、ネジ山がブレて使えなくなったりは全くないので、安心して焼き入れできます
今回はおまけ的なネタになりましたが、焼き入れに興味のある方の参考になればと思います