今回も庭ネタです
前回に引き続き子供用の鉄棒DIYを進めていこうと思います
前回、やり直しを決意して作業をおこないました
無事に穴位置も合い、くみ上げを残すのみとなりました
今回はわずかな晴れ間を狙って組み上げを行っていきます
補助足の装着
まずは支柱にかかる横方向のたわみに対しバランスをとれるように前回の最後に作った端材を取り付けていきます
2本それぞれに取り付ける予定でしたが、1本目は下穴の開けが足らず、裂けてしまいました
そこで割れてしまった分は半分サイズで取り付けました
取り付けは横から釘2本である程度固定したのちに、鎹(カスガイ)というコの字型の釘を斜めにかけて縦方向の力に負けないようにします
鎹は表と裏で逆方向になるように注意して方向を決めていきます
割らないためにしっかりと下穴を貫通させてから釘を打つようにした結果、2本目は割れることなくきれいに取り付けることができました
下穴開け
支柱の準備ができたので、埋める穴を掘っていきます
今回は150cmの支柱を30cm埋める予定にしています
安全に遊ぶために、鉄棒の前後には150cm程度のスペースが必要なようなので、失敗作の支柱で周囲との距離を確認し、ぶら下がり棒をおいて支柱を建てる場所の大体の位置をマーキングします
マーキングに合わせて穴を掘っていきます
まずは芝を剥がして、その下の土を掘っていきます
芝が張ってあったのと、見た目が土だったので、そのまま掘り進んでいけると思ったのですが、ちょっと掘ると砕石の層になってしまいました
この層がかなり手ごわく、大きさの異なる石と土が混ざり、踏み固められていて掘るのが大変でした
何とか掘って目標の深さに到達しました
支柱建て
穴が掘れたら支柱を建てていきます
今回はほ補助足を支柱の先端から15cmほど上げて取り付けています
その補助足がちょうど着地するくらいの厚みで砂利を入れていきます
そこにレベラーでチェックしながら支柱を建てていきます
元が杭なだけあって上から叩けば簡単に刺さって倒れなくなります
そのため、垂直を維持しつつモルタルで固める作業がこの後あるのですが、創造の何倍も簡単にできました
今回杭を打つために使ったのがカケヤという木製のハンマーです
レベラーはHueper社製のレベラーです
三脚もセットにしました
これは自動で水平をとる機能があるので、地面が多少ガタついていてもきちんとした水平、垂直ラインを取ることができます
価格:1,892円 |
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モルタル打ち
ここまで来たらもう折り返しです
穴の中にモルタルを流して固めていきます
今回は晴れた日に作業できましたが、夜は雨の予報だったので、基礎となる下の方は速乾モルタルを購入して使いました
今回使用したのはホームセンターで簡単に購入できる60分乾燥タイプの10kgです
これ1袋で今回ン足の部分の穴2か所を埋めるにはちょっと足りない感じでした
まずはかなり柔らかめにこねて下に敷いた砂利の間にも入り込んでくれるようにと流してみたのですが、残念ながらそんなにはうまくいきませんでした
しかし、1時間弱乾燥させてみるとかなりしっかりと固まって固定されました
下部分が固まったらコンクリート的な感じをイメージしてモルタルに残っていた富士砂を混ぜてこねてみました
こねた感じは普通のモルタルよりちょっと重いかなといった感じでしたが、そこまで違和感なく作ることができました
こねたコンクリートもどきを地面と高さが合う程度に穴に埋めて乾燥させます
乾燥前に中野エアを抜かないといけないので、ステンレスパイプの端材で上からつついてエアを抜いていきます
モルタルがちょっと足りなかったので、家に余っているものを混ぜながら使いましたが、今のところ大きな問題はありません
完成
いろいろと紆余曲折ありましたが、無事に完成しました
棒の部分の固定はまだですが、穴のサイズがぴったりなので固定しなくても問題なく使えそうです
速乾性モルタルのおかげで、作業2時間後には体重18kg弱の娘が使っても問題ないくらいに固まっていました
ここから一晩乾燥させて完全乾燥してくれれば特に制限なく遊んでもらえると思います
棒の高さもすでに娘からの希望により1段上げています
現状80cmの高さがちょうどいいようです
あとは注文しているネジが届いたら、棒の固定も行って最終形にしたいと思います
ひとまず、予定していた形になり、問題なく使えそうなのでほっとしています