ガレージハウスで愛車と気ままな日々‼️ 目指せSETAGAYA base🚘的生活‼️

34歳の一般人です。クルマが好きすぎてガレージハウスを建てました。ローン地獄ですが頑張って返済中です。。。建設までの経緯やその後、愛車について少しずつ書いていきたいと思います。

実際に住んでみて 太陽光発電ってホントに得なの?編

さて、最近流行の太陽光発電システム

最近はただ太陽光発電システムを載せるだけでなく、それに蓄電池システムも組み合わせて、発電して余った分を貯めて、夜に回すことによってエネルギー収支ゼロを目指すZEH(ゼッチ)システムなんかも話題です

太陽光発電システムに補助金も出ますが、蓄電池システムやZEH対応住宅にもそれぞれ補助金があり、その導入が推進されています

 

我が家も太陽光発電システムと蓄電池システムを搭載し、ZEH対応として建設しました

そんな我が家の太陽光システムの収支から、太陽光システムは得なのか、また、導入時の注意点などについてまとめてみたと思います

 

我が家の太陽光システム

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我が家は片流れの屋根部分に5kwh分の太陽光発電システムを搭載しています

メーカーはシャープ製です

特にこだわりがあったわけではありませんので、ダイワハウスの純正仕様です

蓄電池システムはパナソニック製です

富山県寒冷地仕様になってしまうので、積雪対応の底上げや防寒システムで少し割高でした😢

実際の稼働状況

さて、気になる我が家の稼働状況です

富山県は日照時間全国ワースト2位という悪条件です

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その中でこのような稼働状況です

我が家の設定は

太陽光発電で発電している時間帯の電気の流れですが

① 使用電力の供給

② ①の余りがあれば蓄電池の充電

③ ①、②の余りがあれば売電

という流れです

夜間や太陽光発電が発電していない時間帯は

① 蓄電池からの給電

② 足りない分は買電

その後蓄電池が空になれば買電して蓄電池を充電

となります

その中で、自己供給はおおよそ100kwh/月くらい、売電は月によってばらつきはありますが、400kwh/月くらいです

 

実際に得なの?

さて気になる電気代換算での話ですが

おおよその売電額は8000円/月くらいで推移しています

一方、おおよその買電額は10000円/月くらいで推移しています

すなわち、差し引き2000円/月くらいが毎月の電気代負担となっています

ちなみに、我が家はオール電化です

ここで注意が必要なのが、自己供給している部分もあるので、その分も含めるとおおよそ毎月1.5万円分くらいは得をしている計算になります(売電+自己供給)

太陽光発電+蓄電池の設備投資が350万、補助金が総額 95万、ダイワハウスの割引が178万でしたので、実質の負担が77万となっています

毎月1万前後が発電システムによるお得金額なので、年間18万前後のお得

元を取るまで約4年の計算です

よって、設備の老朽化や発電量の変動などを考えても10年を見ておけば、設置して得になってくるということです‼

設置の際の注意点

さて、ある程度の期間を見れば太陽光発電はお得になるということが分かりました!

とはいえ、某メーカーのCMのように、太陽光発電システムの収入だけで住宅ローンをまかなえたりといったことは実質困難だと感じています

あくまでも、設置したことで電気料金負担が減って、毎月少しずつ売電収入が得られてラッキー♪程度に考えておくのがbetterかと思います!

 

そんな太陽光発電システムを導入する際の注意点は以下の3点+αかと思います

①10kwh以上を設置すると発電業者扱いになる

これは法律で決められています

たくさん載せた方が発電量も増えてお得!と考えていると痛い目を見ます💦

発電業者扱いになるとどんな不利益を被るかというと

  1. 発電した電気はすべて売電しないといけない
  2. 売電単価が安く設定される

ということです

このため、せっかく発電しても蓄電池に充電したり、自宅の電力を賄ったりはできません

また、売電単価も安くなるので、お得感が薄れてしまいます

②設置する屋根の形状によって、設置金額が変動する

これはあまり知られていませんが、事実です

平らな屋根に太陽光パネルを載せた方が効率的!と考えるかもしれませんが、実際はフラットルーフにパネルを載せるための足場の設置や、屋根の補強などで、大いに出費が嵩みます😢

そのため、太陽光パネルを載せる予定であれば、日の当たりやすい方角に傾斜のある屋根を設計することが一番効率的です

こうなると、家のデザインに一部制限が生じてしまいます

あとは予算との兼ね合いで、そこまでして太陽光発電システムを導入するべきかを検討してください

③熱害や経年劣化、環境因子により発電量が変動する

これは太陽光パネルが機械であるため仕方ありません

パネルが高温になればなるほど発電効率が落ちるので、夏場は意外と発電されません😢

また、降雪地域では冬場は積雪でパネルに光が届かないため発電されません😢

つまり、効率よく発電できる季節は限られてしまうのです!

そのため、売電額を当てにして生活費を用立てることは難しいというのが現実です

+α パネルによる落雪

これは積雪地域のみの問題です

太陽光パネルは他の屋根材に比べ表面が滑りやすくなっています

そこに雪が積もると落雪しやすくなります

そこで、太陽光パネルを載せた屋根の下や周りは落雪事故に注意が必要となります

まとめ

太陽光発電システムを導入することで自宅の電力の一部を賄えたり、売電収入を得ることができ、少しお得に感じる面もあります

一方、初期投資やランニングコスト、その他の注意点から、完全にお得な面だけではないこともわかりました

自宅の設備として絶対に必要なわけではない設備なので、その導入は慎重に検討した方がいいかと思います

少なくとも、売電収入で生活を潤すことはできませんので、ご注意を!

 

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