今回は最近流行のスタディースペースについてです
自室で勉強するよりリビングなどの共有スペースで勉強をした方が効率が良くなるであったり、家族が顔を合わせる時間を作るためにあえて子供部屋を小さくして勉強はリビングでできるようにするといった理由で、採用される方が増えているのではないでしょうか
展示場などでも採用しているメーカーが多いかと思います
実際に採用してみてどうかということをまとめてみます
スタディースペースとは?
先に書いている通り、リビング脇やスキップフロアなどに机を設けて勉強できるようにしたスペースのことです
自室での勉強に比べ、周囲の目が届くので、勉強に集中しやすい(途中でゲームなどを始めにくい)環境にできるということで、採用する家が増えてきています
また、設置する場所を少し工夫すれば、子供が大きくなった後はPCスペースとしても活用できます
姫路のダイワハウスの展示場では、小さい子供向けに階段下のスペースに少し小さめの秘密基地風スタディスペースを設置していました
設置の仕方だけで、随分と違った雰囲気にできるのは、見て驚きました
スタディスペースの利点
これにはいくつかあると思います
一般的には
①勉強に集中しやすい環境を作れる
②子供が部屋にこもるのを防げる
この辺でしょうか
その他に、リビングに設置した場合にはちょっとした荷物置きとして活用できる点もあるかと思います
我が家は、チビがまだ小さいので、この編の利点についてはレポートできません
むしろ、荷物置きとして大活躍してくれています(笑
スタディスペースの欠点
これは我が家のスタディースペースが本格始動していないので、はっきりは言えませんが、おそらくこんなところが欠点になるかと思います
①荷物が散乱しやすくなる
②リビングの雰囲気を壊す恐れがある
③客人が来ると子供の勉強スペースがなくなる
①、②はほぼ同じです
子供の勉強机は概して物が散乱しやすいので、それがリビングにあると思えば荷物が散乱して、ごちゃごちゃした雰囲気になってしまうのは目に見えています
これをきっかけに、整理整頓の癖がついてくれればいいのですが。。。
③はリビングにスタディスペース設けて、子供部屋には机を設置しなかった場合に起こってしまいます
最初に書いた通り、最近はスタディスペースを設ける代わりに子供部屋は最低限度の広さにする家庭が増えているようなので、この辺は注意が必要です
我が家は子供部屋は5.5畳に設定してありますが、机とベットを置いたらキツキツです
我が家のスタディースペース
どんなつくり?
我が家のスタディスペースはキッチン横、ダイニングの脇のスペースに造作の机と本棚を設置しています


一応子供が2人で来ても並んで勉強できる造りになっています
両脇の本棚は内開きになっていて、正面からは中の本が見えにくいようになっています
一方、足元側は正面に開口していて、中にランドセルをしまえるように設計されています
イスは学校のイス風のデザインのものを選びました
テーブル面のサイズとしては1700mm×400mmで、十分な広さです
良かったポイントは?
①机上部の棚を内開きにした
これにより、棚の中が多少ごちゃごちゃしていても正面からは見えないので、そんなに雰囲気を乱すことはありません
②本棚の正面の板を黒板ペイントにした
これによりこの部分に磁石がくっつくようになりました
冷蔵庫がパントリー内に配される設計なので、この部分にちょっとした書類やカレンダーを磁石で留めておけるのは助かります
③電話用ジャックを設置した
LDKのどこからでもアクセスできるいい位置に設置されているので、固定電話を設置するために電話ジャックを設置しました
実際にこの場所であれば着信ベルもよく聞こえます
失敗したポイントは?
①天気のスイッチが遠かった
これhあスイッチ類をまとめるために、壁裏のキッチン側のスイッチと一緒にまとめました
設計図面上ではそんなに気にならなかったのですが、実際に使ってみると、もう少し近くに設置してもよかったかなと思います
②左側にコンセントを付けなかった
これはコンセントマニアとしては不覚です
右側は本棚内に隠してコンセントがありますが、左は下の棚につけてしまいました
左側にデスクライトなどを設置する際には、コードの取り回しに苦労しそうです。。。
シンプルに左右対称にしておくべきでした。。。
まとめ
最近流行のスタディスペースについてまとめてみました
我が家はまだ本格活用はされていませんが、現時点で気になる点や良かった点をまとめました
机のある空間なので、使い方次第ではかなり応用が利くかと思います
周囲に本棚も併設しておけば料理本をしまっておいたりにも活用できます
そのためのスペースを最初から設計するというより、リビングの隅のデッドスペースを活用する一つの方法として、スタディスペースの設置を考えてみてはいかがでしょうか