今回は娘のストライダーネタです
娘がストライダーにハマり、大会に出るようになったこともあり、まずは新車を購入し、カスタムをはじめました
カスタム後に試走をしたところ以前より遅くなってしまっていた
タイヤの幅が太くなったことが原因と考え、タイヤ交換を行いました
ここまでやってくると、車DIYが好きな身としては、どんどんとDIY欲が強くなってきます
ストライダーのような自転車にとっては『軽さは正義』であるので、可能な限りの軽量化を行いました
それでも飽き足らず、ついにベアリングにまで手を出していきます
まずはベアリング交換前に一つ問題が起きたので解消していきます
前回ホイール交換時にタイヤも交換を行いました
その時に取り付けたタイヤが娘には合っていなかったようで、タイヤサイドのグリップが低いのか、タイヤのサイドウォールの角度がきついのかわかりませんが、車体を倒してカーブする際に怖いというようになりました
そのため、タイヤだけストライダー純正のハイトラクションタイヤに交換しました
これで以前と同じようにカーブで目いっぱい車体を倒して曲がれるようになり、スピードが上がりました
ここからベアリング交換をしていきます
サイズが調べてもよくわからなかったので、とりあえずスケートボード用のカスタムベアリングを買ってみました
価格:1,680円 |
外径22mm/内径6mm のサイズになります
純正のホイールベアリングはハイトラクションタイヤのものも含めこの規格なので交換可能でしたが、あとから買ったDaddyLabのホイールやレーシングホイールは規格が異なるので使えませんでした
交換用に工具も新調したので、とりあえず練習の意味も含めハイトラクションタイヤのホイールベアリングを交換してみました
今回購入した工具はこちらです
パイロットベアリングプーラー工具 セット 8-29mm 内掛け対応 10ピース プーラー 工具 バイク用 ギヤプーラー 2本爪 ベアリングリムーバー ツールケース付き 価格:3,899円 |
ホイールに嵌っているベアリングを抜き取るためのベアリングプーラー
【送料無料】TSUCIA ベアリングレースシールドライバー 17PC 価格:3,603円 |
新しいベアリングを打ち込むためのドライバーです
いずれも有名なメーカーものもありますが、ベアリング交換なんで何度もするものではないで、安いものにしました
というわけで、ベアリングを交換していきます
今回は練習なので洗浄等はあまり行わずにうち替えだけやりました
大きな問題なく終了し、ベアリングを外しても元に戻せると自信がついたところで本命のベアリングを発注します
交換したいホイールはベアリングでドライブシャフトを挟んでいる構造だったので、ベアリングプーラーが使えません
そのため、外せるかが確信が持てなかったのと、戻せる保証もなかったのでワンクッション置きました
この練習がうまくいったので、思い切ってレーシングホイールのベアリングを外しました
ドライブシャフトをウレタンハンマーでたたけば簡単に外せました
あとはノギスでサイズを測っていきます
その結果、外径22mm/内径10mmのベアリングであることがわかり、発注しました
今回はこれにしました
(在庫あり) JTEKT(KOYO) ベアリング 6900ZZ 深溝玉軸受 ボールベアリング ZZ 両側金属シール 内径10 外径22 幅6 価格:414円 |
このサイズになると、スケートボード用のようなカスタムベアリングはなく、工業用のものになります
そのなかで、一番回転抵抗が少なそうなものを選択しました
外したベアリングは使わないので捨ててしまいます
ドライブシャフト、ホイールアダプターをすべてパーツクリーナーで洗浄し、ドライブシャフトに付いた小傷は600番のサンドペーパーで研いで整えました
新しく入れるベアリングにはベアリングオイルを注して少しでも回転抵抗を減らし、ドライブシャフトにはベルハンマーを塗って組みなおしました
無事に組み上げたのですが、車体に取り付けると微妙なアライメントのズレやベアリングの埋め込み不足などで回転抵抗が大きくなってしまい、うまく回らなくなるという不具合がありました
そのため、1週間仕事から帰った後毎日のようにベアリングの打ち直しを行い、何とかきれいに回るようになりました
ちゃんとベアリング交換ができると、タイヤは空転状態を2分以上維持できるようになりました
これで加速性能、速度維持性能が上がったと思います
今後は娘の乗り味を確認しながら、オープンベアリングにも挑戦したいと思います
思ったより繊細で難しい作業でしたが、何度か繰り返しながら上手にできるよう練習していきたいと思います