今回は家具の買い方について書いていきたいと思います
家具の買い方なんてたくさん方法はありますし、正解はないと思います
住宅メーカーから紹介されるインテリアフェアでの購入と実店舗やネットでの購入による施主支給のメリットとデメリットについて、実体験をもとにまとめてみたいと思います
そもそもインテリアフェアって何?
住宅メーカーで新築の打ち合わせをしていると必ず案内されるのがインテリアフェアです
そのメーカーと提携している大手家具メーカーが営業所や会場に家具を持参して実際にその場で見て選べるというイベントです
提携しているため、少し安い設定にしてあったり、少しグレードが上がっていたりと、他では買えないようなものが手に入るチャンスです
また、その家具メーカーの担当者から直接説明をもらえるというのもポイントです
ダイワハウスの感じでは、3ヶ月に1回程度の頻度で開催されていました
メーカーはカリモクやシモンズがメインで、姫路営業所内で行われていたので、何回かお邪魔しました
インテリアフェアのメリット・デメリット
メリット
①普段はなかなかいけないような有名メーカーの家具を実際に見れる
ダイワハウスのインテリアフェアにはカリモク、シモンズ、二ホンベッドなどの有名メーカーが参加していました
これらのメーカの店舗などにはなかなか行く機会がありません
そういったメーカーの家具を実際に見たり、触ったりできるのは大きなメリットです
②実際の図面をもとに、家具の配置例や部屋の広さの感じなどを体感できる
インテリアフェアに参加するメーカーの家具は、東京インテリアなどの大手インテリア店に展示はされているものの、広い店舗の中ではサイズ感がなかなかつかめないといった問題があります
広い店舗では小さく見えたのに、実際に買って自宅に置いてみると大きすぎたなどの問題も起こりかねません
インテリアフェアではほかの家具を移動させたりして、図面に合わせた広さの空間を作り、その家具のサイズ感や使用感を確認することができます
③そのメーカーの家の雰囲気に合わせた家具が集まっている
インテリアフェアに参加するメーカーはその住宅メーカーと提携しているため、そのメーカーが作る家の雰囲気に合わせた家具を持ってきます
そのため、意外な発見があったりします!
町中の家具店では見逃してしまったり、置いてさえいないような商品と出会うこともあるのがおおきなメリットです
④住宅ローンに組み込める
家具は一つ一つの金額が大きく、負担が大きいものです
我が家のようにアパートから一戸建てに引っ越す場合などは、家具のサイズ感や部屋の雰囲気がガラッと変わったりして、元の家具を使いにくくなることも多々あるかと思います
とはいえ、家具を新調してそろえるのはとても予算が必要です
インテリアフェア経由でちゅうもんすると、その金額は住宅ローンに組み込むことができるので、大物を購入しておけば自己資金的には少し余裕を作ることができます
⑤勝手に納入しておいてくれる
施主支給と違い、メーカー経由での手配なので、引き渡しの際にすでにあるべき場所に納入しておいてくれます
そのため、家具の受け取りや組み立てなどの面倒な作業をパスできます
デメリット
①置いてある家具の種類が限られる
インテリアフェアはメーカーからすれば出張営業なので、持ってくる家具の種類に限りが生じます
そのため、ほとんどがどんな家にも使えるような木目調のものや革張りのものになります
我が家のように、セラミック調を基調に考えている場合など、やや特別な状況ではお目当ての家具に出会えない可能性が高いです
実際、ダイワハウスのインテリアフェアではセラミック調の家具は一つもなく、ダイニングセットは購入できませんでした
②やや割高
参加しているメーカーにこだわっているのであればむしろ割安かもしれませんが、メーカーにこだわりがなく、色や材質管などを重視している場合には割高になってしまうことが大半かと思います
参加メーカーが少ないので、いわゆる家具店にあるような割安品などはなく、価格帯も全体にやや高めのものが並んでいます
③時間が限られる
イベントの日時が限られているので、タイミングが合わない場合には参加できません
場合によっては事前予約性などの制約もあり、ふらっと立ち寄れる感じではないのがややデメリットのように感じます
施主支給のメリット・デメリット
これは基本的にインテリアフェアのメリット・デメリットの裏返しです
メリット
①種類が豊富
②価格帯がさまざまで、予算に合わせて検討できる
③いつでも購入できる
家具店だけでなく、インターネットショッピングも普及しているので、商品の選択肢、購入時間はとても自由度が高いです
価格に関しても、ネットショッピングを活用すればかなり割安に購入することができます
デメリット
①家具と部屋のサイズ感、雰囲気などがイメージしにくい
②種類が豊富すぎて選ぶのに時間がかかる
③購入は完全に自己資金
④商品の受け取り、組み立てなどの手間がかかる
広い店舗では大きな家具も小さく見えます
その錯覚で家具を選ぶと後々後悔することになります
ネットショッピングではサイズが書いてありますが、数字からではなかなかイメージがつきにくいものです
色身に関しても、モニターで見るのとじっさいにみるのでは異なりますし、部屋の照明や壁紙の色などでも大きく変わってきます
この辺は施主支給の際に気を付けなければいけないポイントです
また、資金に関しても住宅ローンには組み込めないので、自己資金になります
先に書いたような負担金も捻出しないといけないので、なかなか家具にまでお金を増さすのは難しいです
また、家具の受け取りや、商品によっては組み立てなど、ひと手間必要で、引っ越しとの日程調整に意外と苦労します
実際どう使い分けたの?
我が家の場合は以下の家具を以下のようにそろえました
○インテリアフェア:ニホンベッドのマットレス、リビングテーブル
○ネットショッピング:ダイニングセット
○実店舗:ソファー、ラグマット
我が家の場合はインテリアフェアでは一目惚れしたものだけを購入しました
もちろん住宅ローンに組み込んでもらっています
ダイニングセットはセラミック調にこだわっていたので、いくつか店舗を回りつつネットでも検索してニトリのセラトーンにたどり着きました
ラグマットは実家近くの店舗で一目惚れして決めました
ソファーは予算の都合上インテリアフェアでは購入できず、いろいろ探し求めましたが、最終的にarmoniaのに行きつき、神戸の実店舗に見に行って決めました
いろいろな方法で集めたものの、一つのコンセプトをもって厳選したものを集めたので、予算内で部屋のトータルコーディネートができました!
これはインテリアフェアの方がおすすめ!というものは?
これは完全な主観ですが、ベットのマットレスはインテリアフェアで購入するのがいいのではないかと思っています
その理由としては
①睡眠は生活の質を決める大きな要素なので、妥協せずにいいものを選んだ方がいい
②メーカーのプロに相談しながら、硬さや商品を体に合わせて選べる
③特注のシーツなどのおまけがついてくる
などが当てはなるかと思います
我が家の場合はセミダブルとシングルのマットレスを購入しました
僕とかみさんとそれぞれに合わせて硬さが異なりますが、くっつけて大きなマットレスとして使っています
そうなると、1枚物の大きなシーツはふつう売っていませんが、インテリアフェアで買ったおかげで特注の巨大シーツが2枚付いてきました!
硬さも、実際に体に合わせて選んだので、眠りの質が良くなった気がします!
それ以外の家具に関しては、運命を感じるほどの一目惚れをしたものはその場で買った方が後悔しないかと思います
まとめ
いろいろと書いてきましたが、新居に合わせて家具をそろえるのはとても大変です
インテリアフェアやネットなどもうまく活用しながら、後悔の無い買い物をしてください!
おすすめは、マットレスはインテリアフェアで!
それ以外は、運命を感じるほどの一目惚れをしたものはその場で!
少しでも悩む要素があるなら、じっくり時間を置いた方がいいかと思います!
入居後には補助金が戻ってきますので、それを元手に家具をそろえることもできます!
焦らず、納得のいくものをそろえていきましょう