昨年エルグランドのマイナーチェンジを機にE52型のエルグラドを購入しました
車内の広さなどについては以前にレビューした通りです
エルグランドはT社のミニバンと比較されることが多いのですが、一番の違いはエンジンがピュアなガソリンエンジンなので、燃費面でかなり弱いといわれることが多いです
車は燃費だけがすべてではないのですが、どうしても最近のトレンドとしては燃費と安全機能が注目されがちです
そこでエルグランドの燃費についてレビューしてみたいと思います
今回は高速500kmを含む長距離の往復運転をしました
これまでの燃費の経過と共に見てみるとこのようになります
さて、我が家のエルグランドの燃費です
普段の通勤に使っているのですが、下道だけでおおよそ9~10km/lです
そして今回高速メインで移動してみると15km/lという驚きのポテンシャルを発揮してくれました
カタログ燃費が8km/l程度なので、約2倍の燃費を達成することができました
エルグランドの燃費を少しでも向上させるためにいろいろなDIYを行ってきました
この効果がどこまであったかは不明ですが、満足の走りです
せっかくなので、エルグランドの燃費を向上させる運転のコツも書いてみたいと思います
まず、2500ccのエルグランドのエンジン設定では1200-2000rpmの回転数で燃費が出るように設定されているようです
そして、積極的にそのレンジを使うようなCVTの設定です
その結果、トルクを使い切ることができずに加速や坂道ので登りではかなり力不足感を感じます
加速をもたもたするとなかなか変速せずに回転数ばかり上がってしまい、燃費が悪くなってしまいます
そこで、下道運転でのコツとしてはさっさと加速して狙った車速にあげてから後はアクセルを閉じて流す感じで走るとかなり燃費を稼げます
当たり前のようですが、これをしっかりと実践しようと思うと車間とアクセルワークをしっかりと意識しないといけません
また、今回の長距離運転ではクルーズコントロールは一切使いませんでした
クルコンはとても便利なのですが、燃費を出すという点で考えるとアクセルの開閉が
とても大きく車の挙動もあまりきれいなものにはなりません
長距離運転の際には楽ではありますが、燃費運転やスムースな走りを考えるとしっかりと自分の足で運転する方がいいと思います
高速で80-100km/hくらいの車速で流す際にはおおよそ2000rpmくらいで安定していました
インフォメーションディスプレーの瞬間燃費計をみながら走っていると、上り坂では7kmくらいの数値になってしまいますが、それ以外では安定して12kmを越えてくれました
エアコンを付けていてもこの数値だったので、運転の仕方次第ではかなりのポテンシャルを持っているともいます
7人乗りで走りもそれなりに楽しめて燃費もそれなりに出せるエルグランドはかなりおススメです
全体の使用がやや古いので、クルコンの設定などはまだ頭だよくはないですが、自分で燃費を伸ばしていく楽しみは十分に感じられると思います
ちなみに、これだけ燃費を意識して走ってもタラタラ走ってストレスを感じたりすることはなかったので、そういった意味でも走りに振っているエルグランドの良さが出ているのではないかと思います